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素人の私の感覚だと、自動車やパソコンは複雑に作り込まれているから設計するのは大変だと思うんですが、トンネルや橋などの土木に関してはどうしても単純な作りにしか見えず、簡単に設計できるのではと思ってしまいます。トンネルや橋も自動車やパソコンと同じくらい設計するのは難しいんですか?

A 回答 (7件)

例えば、50cmという狭い幅の溝を渡る橋なんて、ド素人でも、なんとか作れます。

強度についても、「まあ、こんなもんだろう」って判断もできるでしょう。
ちょい厚めの板、あるいは鉄板を用意できたら完成です。

でも、川幅100mの川を渡る橋を作るのは、そんなに簡単なもんじゃあないです。
川の水流は、普段は少なくとも、大雨があれば水量が増えますし、流木などが橋脚にぶつかるかもしれません。
川を渡る橋なら、沢山の橋脚を用意すれば、まだなんとかなるけど、深い谷をまたぐ橋となれば、橋を支えるのは、端の両端しかないですよね。
だから、No.2さんが書かれているような、さまざまなことを考慮しないといけないのですね。

たとえば、ビルやマンションの強度を計算するとき「構造設計」で複雑な計算を行います。今は違うでしょうけど、数十年前であれば、計算センターのコンピュータに処理依頼して、1~2日間くらい計算処理をずっとやらせていたものです。
計算時間や印刷した紙代は高額になります。

でも、計算した結果、強度が足りないと判定されたら、柱の太さを太くするとか、鉄筋の本数を増やすなどして、再度、計算処理を依頼することになります。
そういうのが嫌で、「強度不足」という出力結果を編集して、「強度OK」という結果に改ざんした有名な事件も発生しました。

まあ、パソコンが壊れても、その結果、人が死ぬなんてあまりないけど、トンネルや橋が壊れたら、多くの人が死ぬこともあります。
だから、設計は大変だと思いますね。

川を渡る鉄橋が壊れていて、そこに夜間走る列車が突っ込んだなんて事故も海外ではありましたからね。
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自然相手の建築物は考慮しなければならない変数がたくさんあるので難しいんですよ。


単純な作り(に見える)のもので長い年月、使用に耐えないといけないんですから、そりゃあもう大変ですよ。
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自動車やパソコンより難しい、自動車やパソコンは使う材質の強度が解っているから、原理が解っているから良い。



トンネルや橋は自然が相手だから、環境の強度が解らないから、設計は難しい。
私は建設の基礎の現場に行きます、まず基礎のコンクリートパイル(コンクリートの電柱のようなもの)と打ちますが、パイルの太さとか長さとかを決めるのは、試験パイルを打ったり掘削試験をしたりしてもすべて解かるわけではないです。

自然の土地は1m四方・左右・上下で変わります、岩盤に当たったり砂だったり、土の材質で強度が変わります、土は掘り返せば強度が変わります。
それと水で強度が変わります、地下水路とか湧き水とかの対策や強度変更とか、それらをすべて考えなければなりません。
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トンネルは普通両側から掘り始めます。


しっかり設計しないと真ん中で合わず、出来上がったら2本?
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トンネル掘ってみれば分かりますが、あっという間に崩れて生き埋めになりますよ。

設計というか地質調査が大事です。
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ゼネコンと自動車とPCでは土俵ちがいます。


設計見積はどれも大変さは変わらないかと。
レインボーブリッジ設計大変でしょうね、
強度、風、塩害、工法、納期、材質、対応年数、デザイン、
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自動車はパーツごとに設計するチームが違います 基盤の開発チームも違います


レゴのブロックを組み合わせて完成しているだけです。
橋は大学でコンクリートの強度や耐久性 素材の組み合わせによる劣化度
など研究されていますからその知識をデザインに取り込んで単価を出すだけです。
簡単と言えば簡単でしょう
トンネルもシールド工法が確立しましたし
現地に機械をもっていけば穴が掘れるのです
橋もブロックごとに作ったものをクレーンでつないでいくだけになりましたから
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