ショボ短歌会

肥満体型と糖尿病持ちの肥満体型では何が違うのでしょうか?

肥満体型でも糖尿病にならない人がいて、不思議に思いました。

A 回答 (6件)

食事をすると小腸から吸収されてブドウ糖となり血液によって全身に送られ、脳や体を動かすエネルギーになるとともに、膵臓から出るインスリンの働きで中性脂肪に変えられ、脂肪としても蓄えられます。



このため食べ過ぎ・運動不足でブドウ糖が多くなり過ぎると(=血糖値が高くなると)結果として脂肪が増えて肥満に結びついて行くわけ。

こういう状態が長年続くと膵臓が疲弊してインスリンの出が悪くなり、糖尿病になっていきます。

膵臓の働きがいつまでも元気でインスリンがよく出ると、糖尿病にはなりません。それはその人の体質によります。欧米人は膵臓が丈夫なので、太っていても糖尿病にはなりにくいんです。

日本人のインスリンを分泌する膵臓の能力は欧米人に比べて低いので、それほど太っていなくても糖尿病になる人が多いわけ。
    • good
    • 0

糖尿病は一言で言うと「膵臓のランゲルハンス島β細胞」がダメになる病気。


肥満とは直接の因果関係はない。

β細胞からは血中糖濃度を下げるインスリンが分泌される。
このインスリンは体の他の部位からは分泌されない。
インスリンと同等の働きをするホルモンもない。
なのでこのβ細胞がダメになると体がインスリンを作れなくなり、血中糖濃度を下げられなくなる。
その結果体にいろいろな不具合が現れる。
これが糖尿病。

β細胞がダメになる理由はずばり「使いすぎ」。
つまりインスリンの過剰分泌。
β細胞が作れるインスリンの総量には限りがある。
早く使えば早くなくなる。

ここで肥満と関係が出てくる。

肥満の人はだいたい食べすぎる。
とくに炭水化物。
炭水化物は消化器で分解され糖として血管に入る。
つまり血中糖濃度を上げる。

健康な人ならほどほどに食べるから濃度が上がるといっても許容範囲内で、β細胞が早々にダメになることはない。
しかし食べ過ぎが重なると体はいつも血中糖濃度を下げなければならず、絶えずインスリンを必要とする。
こうして「使いすぎ」の状況に陥る。

糖は濃度が上がると毒になる。
砂糖水を指でつまむとべたつくが、血管でも同じことが起こる。
血液をベタベタにし毛細血管を通りにくくする。
また糖はアルドースまたはケトースに分けらるが、要するに水に溶けるとアルデヒド様またはケトン様になるということである。
どちらにも毒性がある。
このため、上がりすぎた糖濃度はなにをおいても下げなければならない。
「将来のために節約すべき」などとは言っていられない。
こうしてインスリンが際限なく分泌されることになる。

ただし、β細胞の強さには個体差がある。
たとえば女性は男性より押しなべて強い。
女性の「ふっくらまんまる」に長生きが多いのはそのためである。
また、食べ物や食べ方も関係している。
    • good
    • 0

最初に 「なぜ肥満になるのか」 についてですが、答えは簡単。

摂取エネルギーが消費エネルギーより高くなるからです。

例えば、100kcalのものを食べて100kcalの運動をした場合、エネルギーは消費されますので太ることはありません。

しかし問題は、食べ過ぎや運動不足が続き、摂取エネルギーが消費エネルギーを大幅に上回ってしまう場合です。余剰となったエネルギーで脂肪細胞が肥大し、内臓脂肪として体に蓄えられ、ひいては肥満へとつながります。

肥満で問題となるのは、体に蓄えられた内臓脂肪です。なぜなら、内臓脂肪が血糖値にマイナスの影響を及ぼし、血糖値を上昇させてしまうからです。

本来、私たちの体には、善玉の生理活性物質(体の組織や機能に有益な作用をもたらす物質)が分泌されています。

生理活性物質の中で血糖値と関わるのは、アディポネクチンと呼ばれるインスリンの効きをよくするホルモンです。

しかし内臓脂肪が蓄積すると、理由はまだ解明されていませんが、アディポネクチンが減少すると言われています。そのため血糖値を下げるインスリンの効きが悪くなり(インスリン抵抗性)、血糖値が上がりやすくなってしまうのです。

さらに良くないことに、アディポネクチンの減少と同時に悪玉の生理活性物質であるTNFαが分泌され始めます。インスリンの効きを低下させるTNFαの影響で、血糖値はよりいっそう上がりやすくなってしまいます。

肥満が糖尿病の原因になるのは 【肥満→内臓脂肪が増える→[アディポネクチンが減る+TNFαが増える]→インスリンの働きが低下→(状態が長引く)→血糖値が慢性的に高くなる】 という流れを作ってしまうからです。

糖尿病にならない人は運動をしていると思います。
    • good
    • 0

肥満も糖尿病もどちらも同じ生活習慣病の結果ではあるが、肥満=糖尿病といえるほど関係がある訳ではない。

つまり肥満にはなり得るが糖尿病にはならないという生活習慣もあるということ。肥満は摂取カロリー>消費カロリーだが、糖尿病は慢性的な高血糖なので必ずしも両者は等しくないのです。つまり脂質は過剰摂取だが、炭水化物はそうでないという生活習慣もありえるのです。
    • good
    • 0

外見ではわかりません。

食べ過ぎると糖尿病になりやすいといわれますが、同じ量を食べ続けて糖尿病になる人もいればならない人もいます。これは遺伝的な体質です。肥満体室でも糖尿にならないのはそういう体質ですね。でも油断して生活を改善しないと高齢になってから糖尿を発症することもあります。

糖尿病にも2種類あり、1型糖尿病は先天的にインスリンを分泌しない人で、ガリガリに痩せた人もいます。2型糖尿病が一般的に食べ過ぎ傾向の生活習慣で糖尿病になった人です。しかし2型でも痩せている人もいることはいます。また末期の糖尿病患者は痩せてきます。
    • good
    • 0

血糖値の違いですかね??

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!