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アメリカを中心として活躍するいわゆる「軍産複合体」って、ズバリどのぐらい強いんでしょうか?
アイゼンハワーが演説でしゃべった時代から今まで…アイゼンハワーの時代は強かったけど今はそれほどではない、という人もいるだろうし、影響力の大きさは今はアイゼンハワーの時代以上だ、という見方もあり得ると思います。

多くの常識人みたいな人たちは、軍産複合体はあくまでも国際情勢プレイヤーのほんの一部に過ぎない、と考えてると思いますが、果たしてそうなのか…?

そして何と言っても、軍産複合体は「陰謀論」の格好の主役級です。

陰謀論に言わせれば、冷戦が長引いたのも軍産複合体の影響(そもそも冷戦の構図ができたのも軍産複合体のおかげ?)、湾岸戦争もイラク戦争もアフガニスタン戦争も軍産複合体が作り出したこと、
さらには冷戦終了時にロシアを滅ぼさずに生かして残し続けたのも軍産複合体が儲け続けるため、中国がここまでブクブクと大国に成長させてもらえたのも軍産複合体が儲けるため、と言うこともできます。
(もちろん陰謀論者にまとめさせると、軍産複合体を操っているのはディープステート、ということになるかもしれません)

何でもかんでも陰謀論にするとさすがに漫画チックになりますが、果たしてこれらの陰謀論的ストーリーのどこまでが荒唐無稽で、どこからが現実味があると言えるのか?

判断できるものなんでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • そんなんでアメリカは中国に勝てる気があるんでしょうか!?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/07/12 10:08

A 回答 (1件)

今はあんまり軍産複合体って言葉は使わないなあ。


 この言葉は主にアメリカのそれに対して使われてきたのだけれど、例えば現代のアメリカの主要軍需メーカートップ10の売上高を全部足してもテキサコとかモービルとかの石油メジャー1社のそれに及ばない。こんな経済規模で国を動かすのはどだい無理です。アメリカも動かせないのに世界に影響力は推して知るべしです。
 そもそも軍需企業というのはいざ戦争が始まってしまうと発注は基本的に弾薬生産に集中してしまい、一番儲かる新規開発の予算が削られてしまいます。実際にアメリカは過去30年くらい戦争ばっかりしてるもんだから開発予算や新規調達は削られっぱなしで、空軍はF‐22を200機で打ち止めにしちゃったし、陸軍はいまだにM-1戦車を更新できていません。海軍は攻撃機計画がキャンセル、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦を30隻建造するはずが3隻になっちゃった。こんな感じで多くの老舗兵器メーカーは経営に行き詰まって合併とか集合離散を繰り返すことでなんとか存続できている状態。グラマンとかロッキードとか、もうないでしょ。繰り返すけど、こんな状態で国を動かすのはどだい無理です。いわんや世界なんて。
 ということで、いまだに軍産複合体がって言ってる人はうまく情報更新ができていないんじゃないか、もしくはそれこそエリア88の世界を現実と混同してるんじゃないかと思います。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、ありがとうございました!

お礼日時:2022/07/15 10:17

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