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はじめまして、社会保険制度の改定について、皆様のお知恵をお借りできたらと思います。
日経Biz Financial Career Strategyというサイト(http://bizcareer.nikkei.co.jp/contents/sppage/fc …)のインタビューで、CFOの方が「昨年は、社会保険制度の改定に素早く対応して、賞与支給月を4月から3月に変更しました。それで手取り額が、約1割もアップしました。」という発言をされていましたが、実際どのような改訂があったのでしょうか?参照したいのでもしよろしければ、ソース元の情報を教えていただけますでしょうか?何卒宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


この記事がいつの日なのか分かりませんが、去年の記事だと仮定して、
平成15年4月から、社会保険料の計算方法が大幅に変わりました(総報酬制の導入)。
それまでの保険料は、主に毎月の給料のみだったのですが、これ以後賞与にも保険料が掛かることになりました。
つまり賞与を3月にしてしまえば、その賞与については、保険料が掛からないというわけです。
※具体的な計算方法は割愛させて頂きますが、毎月の給与と同じ料率で保険料が掛かることになります。
その前までは、賞与の保険料はわずかな額でした。

>「昨年は、社会保険制度の改定に素早く対応して、賞与支給月を4月から3月に変更しました。それで手取り額が、約1割もアップしました。」
この効果の継続性については分かりかねますが、おそらくはその1回のみの効果ではなかったかと思います。
それに1割アップというのは、4月に支給した場合と比較してですので、支給される側からすれば去年と同じなのでわからない人が多いと思いますよ。
ただ、この方の意見ですと、健康保険については保険料がかからないということで得したといえるのですが、
年金については、異論はありますが将来の年金の受給増にもつながりますので、あながち手取り額が増えたと喜ぶのはどうかと思います。
また健康保険料についても、健康保険組合側等から見ると、財政の悪化につながりますので、
それによって健康保険料のアップつながるとなれば、もともこうもありませんね。

今年の記事でしたら見当もつきません。
また、現在でも賞与から保険料を取られなくする方法はあります。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an320401.htm

この回答への補足

yoshizovvv様

貴重なご意見、御回答をいただきありがとうございました。ちなみに、最後に書かれていた「賞与から保険料を取られなくする方法」とは参考URLに記載されていた上限額まで設定すること、もしくはボーナスを12分割し、給与に組み込み、料率を下げることをさしておられるのでしょうか?非常に興味がありますので、大変お手数ではございますが、お教えいただけましたら幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

補足日時:2005/04/11 17:41
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おはようございます。


あまり期待されるとこちらも恐縮してしまうのですが、
基本的に
>ボーナスを12分割し、給与に組み込み、料率を下げることをさしておられるのでしょうか?
を利用します。賞与の扱いなのですが、年間4回以上の賞与の支払いは報酬に含めるとなっています。
さらに関係通達等の中に、
「賞与の支給が、給与規定、賃金協約等の諸規定によって年間を通じ4回以上の支給につき客観的に定められているとき」
は、報酬に該当すると。
ここで、賞与とはどんなものかと考えますと、
支払いの確定したものではないので、結果的に今まで通り2回となった場合でも、
客観的に就業規則等で4回と謳ってあれば該当するのではと考えた次第です。
もちろん、4回払えればベストですが・・・
ただ、この効果を考えますと、給与水準の高い会社や、給料の高い取締役や管理職に限定されてしまうことです。
ですが、大きな企業にもなればかなりの効果が出るのではと考えられます。
確認はしていませんが、こういったことに対する通達が出ていないといいのですが・・・

ただ、就業規則を変更するにあたって、
会社の負担が減るということは、将来の年金が確実に減る不利益が発生しますので、
合理的な理由がなければ簡単には変えられません。
※組合や社員の過半数の同意があればこの限りではありません。
こういったことも、考えなければいけませんね。
また、こういったやり方は賛否両論あるかと思いますが、
違法とまではいかないという考えで回答させていただきました。
ただ、確信的なところがありますので多少グレーとは思っていますが・・・

また、効果は小さいですが、賞与を1回にしたり、どちらかの賞与の配分比率を大幅に大きくするという手もあります。
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この回答へのお礼

yoshizovvv様、
お忙しいところ、お知恵をお貸しいただきありがとうございました。弊社(従業員300名)でどれくらい効果があるかを試算し、マネジメントに提案してみたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/04/12 13:33

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