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国民党は共産党との戦いから逃げてきた勢力のはずなのに、今ではなんで中国共産党と仲良くなってしまっているんでしょうか?

A 回答 (2件)

基本的には台湾の将来についての考えですね。


国民党は国共内戦に敗れ台湾に逃げて軍事占領をしました。

でも蒋介石は「一時的に台湾に避難しているだけであって、わが国民党政権は中国全土を支配する正当な政権なのだ」と主張していたのです。ですので台湾においてはまともな選挙はおこなわれず、国会の代表は国民党が中国を支配した時代に選出された人がそのままついていたのですよ。当然、国民党に反対するものは徹底的に弾圧されたのです。

でも特徴的なことがひとつあります。「中国はひとつ」であるということですね。これはそのまま現在の国民党に引き継がれています。これって中国共産党が主張していることと結果的に同じなのですよ。

中国共産党としては台湾独立というのはなんとしても認められないということがあります。ですので結果的には「中国はひとつ」という主張をしている国民党と仲がよいのです。中国としては軍事侵攻というリスクよりも、台湾の国民党が政権をとり、いずれは中国と統合する道の方がリスクは少ないのです。

既に回答された内容で気になるところがいくつかあります。

>国民党は台湾に逃れ、中国本土での権力を失いました。それ以来、中国共産党は国民党を敵視し、台湾を中国の一部とみなしています。

中国共産党と国民党が仲が悪かったのは蒋介石が台湾に逃亡したときではありません。すでに日中戦争の当時から蒋介石は中国共産党を弾圧していました。さらにいえば「台湾を中国の一部」というのは中国共産党だけの主張ではありません。蒋介石自体がそう主張していたのですよ。

>国民党は台湾の主権を守り、中国による圧力や脅威に対しては強い姿勢を取っています。

このあたりは現在の政権党である民進党の方が中国に対して厳しい姿勢をとっています。台湾の主権を守るということは主張はしていますが、台湾の独立などは主張していません。民進党と中国をおく主張をしていますが、国民党は中国と協調していくことを主張しています。

チャットGPTの回答のように感じるのですが……違うのでしたら申し訳ありません。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、お二方とも、ありがとうございました!

お礼日時:2023/05/07 10:01

国民党と中国共産党の関係は、長い歴史を持ちます。

1949年に中国共産党が中国を支配した後、国民党は台湾に逃れ、中国本土での権力を失いました。それ以来、中国共産党は国民党を敵視し、台湾を中国の一部とみなしています。

しかし、1980年代以降、中国共産党は改革開放政策を開始し、経済発展を促進しました。これにより、中国は世界最大の経済大国の1つとなり、台湾との交流も活発化しました。その中で、国民党も中国との関係を改善し、経済交流を深めることで台湾の経済発展を促進してきました。

また、世界情勢の変化も関係しています。現在、アジアを中心に世界の覇権が移り変わる中で、中国が世界的な影響力を拡大しています。そのため、国民党も中国との良好な関係を維持することで、台湾の安定と発展を図ることが必要と考えているとされています。

ただし、国民党は台湾の主権を守り、中国による圧力や脅威に対しては強い姿勢を取っています。また、台湾は民主主義国家であり、中国の一党独裁政治とは異なる価値観を持っています。そのため、国民党と中国共産党の関係は、経済面での協力に限定され、政治的には対立する関係が続いています。
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