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米航空宇宙局(NASA)が、小惑星「ベンヌ」の表面からすくい上げた250gの砂やほこりを回収したそうです。
その25%はすぐ世界に配布され分析されます。残りの75%は、<未来の世代のために保管しておくことだ。まだ生まれてもいない人々が、今はまだ存在しない研究施設で、私たちが考えたこともないような装置を使って研究できるように」>とのことです。

質問は、科学は未来の進歩を明確に確信しておりますが、哲学はどういう面で未来の進歩を抱いているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • No.11 Mokuzo100nen様のご回答に対するお礼が誤っておりましたので、謝罪するとともに再度書きます。

    早速のご回答ありがとうございました。
    <科学や技術の様に一度達成したモノが次世代の礎になることがなく、各世代がその人生の時間のなかで獲得しないといけない哲学に、科学と同じような「進歩」は無いのだ>ですね。
    哲学は、ある人の説が哲学の体系に組み込まれ、人類の共有知識になることはないのですね。その人がいなくなれば、元も黙阿弥ですね。積み重ねて進歩してゆく、ということは考えられないのですね。

      補足日時:2023/09/27 07:44

A 回答 (19件中1~10件)

哲学は歴史的な蓄積という側面は少なく


個人の人生の中で進歩して死とともに消える側面が多い。

たとえば土木であれば、ある人が頑張ってトンネルを掘ったら、次の世代はそのトンネルを前提として次なるものを作れるでしょ。

でも、哲学は、ワシがある高み達したとしても、ワシの子供はそこから先に進めるわけではなく、ワシと同じような(多少は少ないかもしれないが)時間をかけてワシの哲学のレベルに到達したり、場合によっては前世代のレベルに達することなくゲームオーバーするわけだ。

したがって、科学や技術の様に一度達成したモノが次世代の礎になることがなく、各世代がその人生の時間のなかで獲得しないといけない哲学に、科学と同じような「進歩」は無いのだよ。

たとえば、キリスト以前のヘラクレイトスは万物は流転していると考え、自然界は絶えず変化していると考えた。同時に、その背後に変化しないもの、「ロゴス」(λόγος, logos)を見た。

いまの人類の何パーセントがヘラクレイトスより進歩していると言えるだろうか、、、。
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この回答へのお礼

質問は、哲学が進歩しているのかどうか、を問うているのであります。

お礼日時:2023/09/27 07:23

具体的な未来への展望という要素を加味するのは


必ずしも普遍的であるとは言えない
現時点の枠組みによる判断という制約を
加えるということになり、
自由に転がして掘り下げることで
意図や思惑のようなものから解き放たれた
既存の枠を超える何かへのきっかけをつかむ
という哲学の真価を損なう
ということになるのではないか
と思います。
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この回答へのお礼

そうですか

お礼日時:2023/10/04 17:34

科学で説明しきれるラインは


科学の進歩に伴って下がっていく。
そしてその先に新たな空の部分が広がっていく。
ということが繰り返される中で
空の部分について掘り下げようとする
哲学はどこまでも大事な分野であり続ける
のではないかと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<哲学はどこまでも大事な分野であり続けル>のは承知していますが、
哲学はどういう面で未来の進歩を抱いているのでしょうか?

お礼日時:2023/09/29 15:14

オマケ


根源が異なる見方捉え方考え方を身につける事が進化につながる事は質問文にある下記のコメント

「まだ生まれてもいない人々が、今はまだ存在しない研究施設で、私たちが考えたこともないような装置を使って研究できるように」

からも言えます

それはそれとして
根源が異なる見方捉え方考え方が誰でも容易に身につけるられるようになるかもしれません
それがイーロン・マスク氏がCEOを務めているNeuralink社が人の脳とコンピューターとをブレイン・マシン・インターフェースと呼ばれるインターフェースで直結させ脳を人工的に拡張させる研究開発が行われています。チンパンジーを使った実験を終え次は人を使って実験を行う予定です。治験者を募集しています
人の脳とコンピューターどの直結実験が成功しそれによって脳を拡張できるようになったら根源が異なる見方捉え方考え方が出来る新たな人間が誕生するかもしれませんね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/09/27 15:00

>質問は、科学は未来の進歩を明確に確信しておりますが、哲学はどういう面で未来の進歩を抱いているのでしょうか?



というのが質問の内容で、それに対しての回答をしたのですが、付け加えれば、自然科学では何らかの発見がなされ、それが社会の中で何らかの利益をもたらすと認められれば、害悪があるにもかかわらず人々に信頼されているというのが現状です。
一方、哲学などの人文科学では、仮にその成果が社会にいい影響を与えていたとしても、それがその哲学の理論でそうなったとは検証することは困難です。本質的にそういう違いがあると考えるので、「進歩」云々と言うのは皮相的評判である場合が多いであろうということがまずあります。

物理学を学んだイーロン・マスクは、人類は火星に移住しなければ存続できない、ということで行動をしています。これも一つの判断であり、科学文明が人間に与えたものの、近い将来の総決算と言えるでしょう。

そういう考察から、「進歩しているかしていないか?」というようなマークシート問題的な問いに素直に答えるケースは私には少ないです。

哲学は進歩しているとは言えないと思います。

近頃では、哲学本が売れていてそのすそ野が開けているのかなとは思いますが、自然科学のような明確さがないということと、不可知論などの影響で若い人たちが興味を失って、長いこと低迷していたのだろうと思います。

しかし、近年に至り時代の超閉塞感に居たたまれない人々が、哲学に希望を持ち勉強をしていることは間違いないでしょう。私もその一人ですから、「哲学は進歩していない」で話を終わらすことはできないわけです。

追伸:哲学はサイエンスですから理論化して残すことはできます。精神的な資産は引き継げないけれども。
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この回答へのお礼

再度の御回答ありがとうございます。
哲学が進歩しているといっても、<それがその哲学の理論でそうなったとは検証することは困難です。>ですね。<精神的な資産は引き継げないけれども。>ですね。

お礼日時:2023/09/27 15:05

再考です。



哲学には進歩はないのかも知れない、と思い始めました。
対象が変化してきているだけなのかも知れないと。

人間による地球の自然破壊は、産業革命の頃からじわじわと進んできたのだと思うのです。

その頃だとシェリングあたりになるのでしょうか。
彼は自然を人間と一体化させたような思考をしていたようですが、自然破壊なんてことは微塵も思わなかったことでしょう。

その破壊が見て取れるようになってやっと人間は、自然に対する姿勢とかを“哲学”するようになったわけで、これは哲学の対象(見方?)が変わっただけですよね。

そう思うと、哲学は科学と共に進歩してきたのではなく、ただ対象が変わっただけなのだと、云いたくなります。

でも全く、木造さんが云うように進歩なんてないんだ、とも思えません。

なぜならば、同時代の哲学者たちはお互いに刺激しあって、新たな哲学的問題を提出し合っているからです。
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この回答へのお礼

再度の御回答ありがとうございます。
自然(の破壊)など、昔の哲学が思いもよらなかった対象が出現してきたのですね。

お礼日時:2023/09/27 14:56

「哲学」という学問に 意志 なんてありませんので、どんな未来の進歩も 描いていないですね。

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この回答へのお礼

そうですか

お礼日時:2023/09/27 07:45

主題による区分(分野)



科学哲学 - 科学について検討するもの。
物理学の哲学 - 空間、時間、物質など物理学で用いる基本概念など、物理学について検討するもの。
数学の哲学 - 数学について検討するもの。
論理学の哲学 - 論理学について検討するもの。
言語哲学 - 言語とは何か、言語の意味や形式や言語と真理の関係、などを検討するもの。
分析哲学 - 論理的言語分析の方法に基づいて、哲学の諸問題を検討するもの 。
倫理学 - 倫理・道徳について検討するもの。
生命倫理学 - 医療行為、環境破壊、死刑など生命にまつわる物事について、その善悪をめぐる判断やその根拠について検討するもの。
美学 - 美、芸術、趣味について検討するもの。
心身問題の哲学 - 人間の意識や心と身体の関係、自由意志の有無などについて検討するもの。
法哲学 - 法について哲学的に検討するもの。
政治哲学 - 政治、様々な統治の様態にはじまり、政治的正義、政治的自由、自然法一般などについて検討するもの。
戦争哲学 - 戦争について考察するもの。
歴史哲学 - 歴史の定義、客観性についての考察、記述方法などを行う。
宗教哲学 - 神の存在等、宗教的概念について検討するもの。
教育哲学 - 教育の目的、教育や学習の方法について検討するもの。
環境哲学 -
哲学史 - 哲学の歴史的な変遷を研究するもの。
それぞれの哲学をまたいで存立するような分野として、方法論、認識論・知識論、意味論、経験論、行為論などがある。

以上、wikiの一部

かつては一つであった学問が、各分野と哲学的部分とに分化したのは、本質の部分はサイエンスしにくいということが理由であったのだろうと思っています。

哲学は、存在論や認識論という大枠について真っ向から研究することは少なく、各分野の本質について研究するというのが多分現代的なのでしょう。
資本主義の「資本」について哲学する日本人がいます。彼は「情緒」まで資本であるとします。非常に面白いと思います。

そのように、神とか宇宙の本質とかを研究することはひとまず、おいておいて、現実の社会とか実生活の諸概念の本質を研究しつつ、様々な考え方をしながら、より良き社会、より良き生活を求め、宇宙の本質へとアプローチしてゆく流れがこれからの哲学の流れであると思います。

バリバリの自然科学人間と思えるイーロンマスク氏でさえ、「宇宙の本質」ということに言及しています。
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この回答へのお礼

質問は、哲学が進歩しているのかどうか、を問うているのであります。

お礼日時:2023/09/27 07:45

私は絶対善をもう十年前に発見したがいまだ世間には認知されない。

これが世間で認知できれば科学の成果をしのぐものとなるだろう。哲学の偉大な進歩はもうなされている、後は世間が覚醒するのを待つだけだ。
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この回答へのお礼

質問は、哲学が進歩しているのかどうか、を問うているのであります。

お礼日時:2023/09/27 07:23

私を除いて根源が異なる見方捉え方考え方を構築している人・しようと人を今まで一度も見たことはありません


それはそれとして例えばクオリア
クオリアを身に付くた其の理由を長年研究されてきたにも係わらず未だに解明されていないばかりかその糸口さえも見つけられていません
その理由が既存の見方捉え方考え方であるからであるならば既存と根源が異なる新たな見方捉え方考え方を用いればそれが解明される可能性があるとなるので既存とは根源が異なる見方捉え方考え方を構築する事が望ましいとなります
ですから其れを哲学者が行えば哲学が進化しうるとなります
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/09/27 14:56

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