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最近、就職活動に関する掲示板で、
「消費者金融と銀行はそんなに変わらない。銀行の方がタチが悪い。」
という記述を見かけました。
私は、消費者金融の方が暴力まがいの不祥事も多く、圧倒的に悪いイメージを持っていたので、非常に驚きました。そしてその理由を探したのですが、結局よく分かりませんでした。
(過去の質問→http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=447868に違いが書いてあるのですが、よく分かりませんでした。)
また、タチが悪いというのは、どういうことなのかも気になりました。

そこで質問です。
(1)銀行と消費者金融では、どちらがタチが悪いのでしょうか?タチが悪いというのはどういうことなのでしょうか?
(2)仮に、銀行の方がタチが悪かったとして。世間的に、消費者金融よりも銀行の方が明るいイメージがあると思います。なぜ銀行はクリーンなイメージのままでいられるのでしょうか?

今は学生なのですが、来年から社会人になるので、お金を借りる機会というのが、いつか必ず発生すると思います。
知識がないままに借りるのは非常に怖いと思い、質問しました。
お暇なときでもよいですので、ご回答ください。
よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

銀行と消費者金融とで、どちらがタチが悪いかは、言うまでも無く消費者金融です。


無担保・保証人無しで気軽にお金を借りられる(そのかわり高金利)という仕組みは、ごく一部の人にとっては便利なものかもしれませんが、それ以外の人にとっては危険なものです。

一方、銀行というのは、担保や連帯保証人で「泣こうがわめこうが」、裁判を通じてでも返済させるところです。(預金者の貴重な預金が元手ですから回収ができないような貸付はできないのですね)

銀行のタチが悪いと言われる所以は、「借り手が困っているときには貸さない」、「借りたくなくても、相続税対策やキャンペーンとか言って貸しに来る」という営業姿勢のことですね。(相続税対策といって、年金生活者に変額保険を借金で契約させ、バブルの崩壊で数千万も損をさせた実績があります)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>「借り手が困っているときには貸さない」
これか!と思いました。ここにつけこんで(手を差し伸べて?)消費者金融がお金を貸すんですね。

私の感覚では、自分の必要なものを必要なくらい買っていれば、今すぐお金がないとどうしようもないことなんて、そんなにないと思っているのですが、社会に出たらそうもいかなくなるのでしょうか?
ある日突然起こる事故にも備えられるように、貯金することはやはり必要だと感じています。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 21:48

多くの消費者金融の共通の問題点は、「違法行為」の上に成り立っているというダーティな事実です。


一般に「グレーゾーン」というあいまいな言葉でごまかしていますが、
利息制限法はれっきとした強制法であって、履行が任意の法律ではありません。
これはあくまでもブラックなのです。
守らなくても罰則が無いというだけのことで「法律違反」であることは紛れもない事実なのです。

問題は、違法行為の上に経営が成立しているという企業をどう評価するかということでしょう。

もう少し突っ込んで説明しますと、
貸金業規制法はその第43条において、貸金業者に対し、いくつかの要件を充たすことを条件に「利息制限法違反の利息であっても有効な利息支払いとみなす」という規定を置いています。
業者はひとしくそれを建前に営業しているのですが、事実上はほとんどの場合、法的に必要な要件を充たしていないという実態なのです。
経営上、充たしたくても充たすことが出来ない状況になっているといってよいでしょう。

それがために、調停や訴訟等の裁判所案件なり弁護士の介入事件となった場合、業者は法定要件を完全に主張できないため利息制限法の利率に従わざるを得ないことになります。
これは、一般消費者が単独で主張した場合であっても本来は同様であるべきですが、消費者の立場が弱いだけに業者が取り合わないのが実情です。

このような形の企業をあなたがどのように判断するかということでしょう。

なお、最近、大手の銀行がそのような貸金業者の実態を知ってか知らないふりをしてか、連携強化の行動をしていますが、コンプライアンスの観点から如何なものでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

回答を読んで私がわかったことをまとめると、つまりAイフルやAコムは、あんなに大々的にCMをしているけれど、みんな法律違反をしていて、にも関わらず、罰せられないということなのでしょうか?赤信号もみんなで渡れば・・・と一緒?と思いました。
ここまでの回答を読んで、消費者金融に借りるのは絶対にやめようと心に誓いましたが、この回答を読んで、それ以上に怒りをかんじました。
借りる人がいるから、貸す人がいるんだろうけど、納得いかないことがおおいんですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 21:43

おそらく、皆さんのイメージでは「消費者金融=高利貸し、サラ金」「銀行=お堅い、敷居が高い」が多数を占めていると思います。

一方で、動物キャラでおなじみの○イフルやレンタル業界にも進出しているア○ムのように、わざわざクリーンイメージを前面に出した宣伝にやっきになっているかと思えば、銀行も銀行で○ビットや○ャッシュワンのように独自の消費者ローン(厳密に言うと違うのですが、銀行が前面に出ているので)の売り込みに懸命です。

では、今までの両者の差は何だったのでしょうか?

答えは「金利」と「審査基準」と「取立て」です。

消費者金融系は、法律上グレーゾーンの金利(下記URL参照)を取る代わりに審査基準は甘く、返済の滞った時の取立てはハンパではありません。これが一部上場企業のすることかと思うくらい、えげつないことをしてきます。

一方銀行系は、金利はそこまでは高くありませんが、審査基準はそれなりに厳しく、手続きも面倒。取り立てもまあ常識の範囲内でしょう。

つまり、消費者金融系は門戸を広げ金利でそのリスクをカバーし、銀行系は入り口を狭くしてリスクを減らすことで、両者間で住み分けが出来ていたのです。

ところが最近、消費者金融系の躍進に目をつけた銀行が続々と提携を申し入れ、両者の垣根が段々曖昧になってきています。これは端的に言えば「銀行のサラ金化」に他ならないと思います。

過去の不良債権のつけで各銀行とも公的資金を受け入れており、その返済が大きな経営課題となっています。かといって景気が停滞している中、今までのような金利で主として中小企業への融資でサヤを稼ぐという経営方針にも限界が見えつつあります。そこでオイシイ思いをしているサラ金業界に乗り出すことで、手っ取り早く収益を生み出す方向に方針転換したのです。

「銀行の方がタチが悪い」という根拠は今ひとつわからないところもありますが、銀行のこういった「宗旨替え」に私のようにヘドが出る思いの人の言葉なのではないでしょうか?

参考URL:http://www5f.biglobe.ne.jp/~saigyou/risyu.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>これが一部上場企業のすることかと思うくらい、えげつないことをしてきます。
私が質問するに至った「銀行の方がタチが悪い」という表現は、元はといえば、某大手消費者金融が起こした、身体障害者から過剰に取立てをしていた、という事件を発端に起こった議論の中での発言でした。
その中では、やっぱり消費者金融はダメだ、という人と、やたらに消費者金融をかばう人がおり、私は前者の立場で読んでいたので、後者の主張の根拠がよく分かりませんでした。
しかし、papaXさんの回答を読んで、銀行は私の持つイメージから、もっと黒い部分にも乗り込んでいることが分かりました。
銀行だから、って安心したらあぶないことになりそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 21:32

以前、クレジットカード会社の審査部門に勤めていた者です。


「銀行のほうがタチが悪い」の意味は正直わかりませんが、はっきりと言えることは、審査過程において、「消費者金融」はイメージが悪いということです。
クレジットカード会社など、融資会社は、契約している信用情報機関に申込者の借り入れ状況や、消費者金融との契約状況を照会することができます。
大手の消費者金融の中には、審査上あまり問題にされないところもありますが、テレビコマーシャルをしている消費者金融の中にも、契約していると審査上不利になるところもあります。
消費者金融は、それこそピンからキリまであり、安心な大手から、あやしい闇金業者までいます。それに引き換え、銀行は、格付けの差はあるものの、「あやしい」ところは、まずありません。
こういうところが、銀行の方がクリーンなイメージを保てる理由ではないでしょうか?
あと、余計なお世話かもしれませんが、お金を借りることほどアホらしいことはありません。
お金に困って借りているのに、毎月数千円の利子を払う羽目になるんですよ。
私は恥ずかしながら消費者金融(大手ですが)に30万円借りたことがあるんですが、気軽に借りてみてびっくり・・・。なんと、返済金額9000円中、元金1000円台、利子が7000円台でした。
金に困ってるのに毎月7000円消費者金融会社に差し上げて、借入残高が減っていくのは、月に千ン百円ずつなんですよ。
「お金を借りる機会というのが、いつか必ず発生する」なんて、決して思わないで下さい。「借金は絶対にしない」と心に誓ってください。

この回答への補足

回答、ありがとうございます。

経験者の方の意見とあり、イメージが悪い理由が分かったように思います。

私はもともと、お金が余って貯金に回すタイプなので、大金を借りるとしたら、家を買うとか本当に大きなイベントの時だけだと思っていたのですが、
借金をすることって怖いんですね。
借金をしないように、持っているお金で身の丈にあった買い物をすることが大事なのかな、と思いました。

ありがとうございました。

補足日時:2005/05/01 21:19
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この回答へのお礼

補足ではなく、お礼でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 22:21

(1)やってることがそんなに変わらないのに、銀行のほうがクリーンな印象があり、消費者金融には悪いイメージがある。

とすれば、銀行はタチ(性質)が悪いと言えるでしょう。だってやってることが似てるんですから。答えになってないかな?
(2)日本経済において立場が強いので、やりたくないことはやらないからじゃないでしょうか。

銀行はバブルがはじけて莫大な不良債権を抱えて、税金を投入して破産せずにすみました。それまでは金を借りろ借りろと言っていた銀行が一変、貸し渋りを始めて、それによって多くの中小零細企業が倒産しました。
にもかかわらず、銀行から消費者金融への融資額は大幅に増加しました。
これはどういうことかというと、民間の人が銀行の代わりに消費者金融から借りてくれれば、強引な取り立てもしてくれるし、取りはぐれもなくなり、銀行はソンをせず、且つクリーンなままでいられます。
銀行で百万円預けて利息が300円。電車で取りに行ったら費用はマイナスです。ATMで時間外に引き出すと手数料が100~300円。あなたが生まれたころとどう違うのか、ご家族に聞いてみるとよいでしょう。
こういうことをタチ(性質)が悪いというのです。
性質とは、見た目ではわからない、目に見えない内面・内側のことです。
といっても、倒産しそうになると国が保護してくれるので、就職するには悪い企業?じゃないのでは?
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この回答へのお礼

さっそくのお返事、ありがとうございます。

>だってやってることが似てるんですから。
確かに、おっしゃるとおりかも!私とは違う視点で、これもかなり納得。

バブルを境に、銀行のあり方が変わったということでしょうか?

>性質とは、見た目ではわからない、目に見えない内面・内側のことです。

私が持っているイメージは、あくまで見た目から得たものなので「銀行はよくて、消費者金融は悪い」、とかんじているのかな、と思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 21:18

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