賃上げが重要というとは、貿易黒字を目指すことで、其れには円安のほうが望ましいと言ってるのでしょうか?

賃上げが重要というとは、貿易黒字を目指すことで、其れには円安のほうが望ましいと言ってるのでしょうか?

No.3 ベストアンサー 回答者： 春閑 回答日時： 2023/12/27 11:30

賃上げすれば内需が拡大されて、お金は天下の回り物ですから、好景気になります。

GDPも拡大するでしょう。

円安は貿易黒字になりやすいので、日本の有力な輸出産業にとっては円安が望ましい。観光産業も円安は海外からの観光客を呼び込みやすい。
輸出産業が大儲けして、社員に給料を大盤振る舞いし、その社員たちが一杯買い物をすれば、その分だけ内需が拡大することになります。

円安であろうが円高であろうが、要するに日本国内の人々の所得が向上するのが一番という話です。

最終的には円高でも、高付加価値で労働生産性が仕事が多くなれば、所得が向上するので何の問題もない。

しかし、今の日本の産業構造は、高付加価値で労働生産性の高い仕事が他の有力国よりも多いとは言えない状況です。

であれば、手っ取り早く賃上げを実現するには、「貿易黒字を目指すことで、其れには円安のほうが望ましい」という理屈が有力だという話です。

今の日本はエネルギー輸入国ですから、過度な円安は経済に悪影響が出ますので、その辺の適正水準はもちろんあるでしょう。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
出来ることを゙、まずしようと思えば、輸出拡大になり円安のほうが動きやすいと思います、内需はあとから、ついてくるというか。新年早々、大きな地震や航空機の炎上事故ありました。羽田空港は日本の玄関なのに、有名人が、羽田空港に降り立ち、飛び立ち、フアンタジム的にショックでした。

お礼日時：2024/01/03 12:35

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2023/12/27 05:14

一般論でいえば、円安はGDP増加

要因ですので
円安は望ましいことです。

どの程度、GDPが増えるか、については
諸説ありますが
10円、円安になれば、GDPは1％ぐらい
増える、とされています。

この回答へのお礼

どうもありがとうございます。GDPが増えるのには、やはり若い人材が働くことでしょうが。少子高齢化では無理な気がします。やはり、円安になり輸出量増加ですね。内需をなんとかしたいけれど働く人がいないし、無理ぽいです、昔のように繊維業とかもしたらいいのに。

お礼日時：2023/12/27 20:59

No.1 回答者： Glory_777 回答日時： 2023/12/26 22:30

確かにそう言った解釈をする人もいます。

しかし昨今の支持率低下など異常な部分の説明がつかないんです。誰もが専門家じゃありませんよね。

以下は長いので興味があればお読みください。

なので一般の人が感じる「体感での何か？」があり、これについて解明しないとダメだってことです。その原因は間違いなく「日本の平均所得が欧米と比較して3分の1程度である」という衝撃的な数字（事実）で現れています。

どうしてこの数字に衝撃を受けたかと言うと、似たような数字を知っていたからです。

「米国の下位50％の世帯は国全体の富の2％しか持たなず、
　上位1%が3分の1を保有している」

これを見てどう思いますか？

ここで仮に私の友人が米国の富裕層だったとします。私はその人の人柄に感心し他の人に宣伝したとします。果たして本当に伝わると思いますか？　物語に出て来るガメツイ人物としてレッテルをはられ「個人がどう努力しようとも悪人」扱いされてしまうと思うんですよ。

またこの数字を嘘だと言っても誰でも手に入れられてしまう簡易なモノなので否定できません（反日教育で取り上げられる事件などと比較してもこれ以上に疑いようがないものはない）。この十字架はアメリカ全体の印象を固定化してしまい、その国民がどんなに善性をアピールしても剥がれないのです。「米国は世界の経済を牛耳る悪の権化だ」と（反勢力の国が）イチャモンを付けた場合、気持ちよく反論する前に（世界中の誰もが）この数字を思い出すでしょう。数字と言うのは誤魔化せません。どういい張ってもやるだけ無駄です。逆に心証を悪くします。そのため是正するしかないわけです。

日本ではそういう数字が目立ってなかったので「暮らしに困ってないし豊かだと感じる」と言う印象でありました。なので「日本をどうこう言う」人達には「甘え過ぎである」と説教を垂れる事が出来たわけです。

しかしこの数字（平均所得が3分の１）が出た後、

「君たちは努力が足りないから貧しいのだ。個人の能力
　に比してかなり優遇されているよ。貰いすぎだ」

と私が説教したらどうなるでしょう？

実際は同等の技術力を持つ技術者の年収が欧米の3分の1なのです。これを両国の人同士で直接情報交換する時代になった分けです。どう考えても「君の能力として安すぎるよ」と同じ業種の友人達から同情されるでしょう。更に「甘えすぎ」と私が評しても海外の人から見ると「モラルがしっかりしてて優しい人たち」と思われているわけですから。もう私がファシズムの権化であるか「頭の可笑しい老人」みたいにみられますよ。

そしてロシアのウクライナ侵攻についてロシア国内でインタビューしている配信を見たときです。その中では誰もが本音で話せず人目を気にしているんです。しかし年老いた人は激しい口調でインタビューアーに向かって「お前たちが国を守る義務を忘れて世論を煽っている」と責め立てるんです。これを見て「やばい。年寄りやばい」と思いました。その時は他人事であり「自分らはマシ」みたいに思っていたんです。

しかしその後で「日本が欧米諸国の所得の3分の1である」と言う話を日本へ来る旅行者達が知っているのが分かりました。「日本の人の名誉を守るため」話題にしない様にしていたのです（そういう本音をうっかり言っちゃった外国人旅行者の動画配信があった）。

「なんだよ。それ。日本が好きとか同情含む話か」

飛んだ間抜けでしょう？　海外の人は日本の労働時間ばかりを話題にしてくれていたんです。実際は平均所得の方もヤバいと思われていたわけですが、そこに関しては世界中が気を使ってくれていたという訳です。そうであるのに私たち日本人は「労働時間」の方さえ何とかすればいいのだと思い込んでいたんです。

あるときＡＩ翻訳が優秀なのでこれを利用して、ネイティブのサイトで「日本の過酷な労働環境」について「そうでもないよ？」みたいなコメントをしたんです。しかしその後大変でした。何人もの海外の人が私に真剣にコメントします。話しあおう。じっくり考えないと行けない。このままでは日本の企業は滅亡する。云々。私に同情して語り掛ける。

これって何かに似ている？と思いました。そこでロシアの時の話を思い出したんです。もしロシアの人が、

「うちの国は良い国だ。それほど悪くない」

と言ったら？

恐らく日本人の殆どが「君は外の世界を知らないからだ。可哀そうに。こんな風に洗脳するとか国家ぐるみの犯罪だ」と思うでしょうし「しっかりしてね。大丈夫だからね！」と励ましますよね。まさにそういう状態でした。その時の私の扱いはカルト教団の洗脳を受けている無垢な信者みたいな感じでした。いやはやキツイ。

つまり「その国の事情があって意外と楽しくやれている」と言う部分がグローバル社会では消えてしまうのです。そこで何を言っても無駄であり、動かしがたい数字によって全てが決められてしまう怖さがあるんです。

「もしもロシア人の平均所得が日本の3倍であったらそこまで
　同情しないよなあ。国に感謝すべきと我々は思うはず」

つまりここでの善悪は数字ありきなんです。

「海外からどう見える？」を真剣に考えませんと「世界全体での流動」の中で「どう頑張っても流されてしまう」と思います。

この数字は是正しませんと日本全体の復興ムードに水を差すでしょう。容易に過疎化が起きるでしょう。少子化は単に過疎化の別の見え方だと解釈できます。世界全体の日本に対する印象を変えませんと「流れ」が流出（過疎）となるという事なんです。

また日本企業や政治家などのトップは「日本は先進国だから」というプライドを抑え込んで「どう見られているか」用心しないと恥をかくと思います。

例えばロシアはウクライナの占領地域を何とか維持しています。このために万歳突撃をし続け大量の死者を出していますよね。しかしこれロシアにとって当たり前であり「大昔に比べると大分甘くなった」と（老人たちが）憂いているわけです。それでも自分達のやり方に回帰して戦果を挙げたと思っているんです。この作成を指揮した司令官が「私の軍事的な手腕を見てください」と海外の軍人たちに自慢をしたらどうなるでしょう？

「うちの国では人命優先で同じことが出来るけどね。
　それが出来ないのに自分の手腕を自慢しに来るかね？」

と思われるはずです。これと同じです。日本がどんなに企業の利益や日本の発展を自慢しても「万歳突撃」で実現したと思われているわけですよ。ここで経営手腕や政治手腕を自慢しに行くのはリスキーでしょう。

「結局のところ、ＭＬＢの英雄とかその他の個人スキルを
　武器にしている日本人だけ称賛され、組織のトップは正
　しく評価されずに色眼鏡を通して見られる（米国の富裕
　層の場合と同じ）」

こうなりますよ。こういう風に考えて外国人のコメントや意見を捉えなおすと正に適合するんです。まあロシア軍の軍事顧問の優秀さは疑いようが無いんですけど今それを言うと「頭がおかしい」と思われますよね。そういうムードが世界中に出来ているからです。

「このままでは日本で努力し続けている人の誠実さや能力
　がまともに評価されない」

これが本当の問題であり若い人が「海外に行きたい」「会社で出世したくない」という理由だったんです。

何故賃上げしないと行けないのか？

これに関しては日本全体の名誉の為です。私たちの先輩や指導的立場にいる方々は優秀でホントに優しいんですよ。しかし先ほどの数字が世界中で蔓延している中ではそうみられないんです。そしてこれが解消されるまでずっと続くわけです。

「本当に30年間なにをしていたの？
　少しづつでも解消しようとしていれば、今こんなに辛い
　賃上げをしないでも済んだのに」

今更言っても仕方ないですが。だから今まで通りでは不味いでしょう。直ぐに出来るかどうかは置いておいて「賃上げマンセ」と唱えて置かないと（私の様に）「頭の可笑しい老人」とみられるという事です。そしてもう一つ。この状態で秩序の維持とか訴えるのも良くないですよね。

「君たちはなっていない。少し引き締めないと。
　賃上げよりそちらを私は話題にしたい」

北朝鮮や中国の上層部と性質が変わらないと思われますよ。そういう体裁を整える意味でも「日本でも凄い問題に成っていて私も出来る限りの措置をしているんですよ」と言うスタンスを見せないといけないという事です。

恐らくロシア人のインタビューに応えていた老人も「え？そんななの？」と実態を知れば、自分の見え方に気が付いて「誤解だから。違うから」と言い訳をしたと思うんです。

日本や日本人全てに必要なのは（仕方なく）そういう見え方をするという諦めであり、その印象に真向反対意見を言うのを抑えるという賢さです。

という事で「甘えは良くない」「自分で努力しなさい」「相応の成果を出しなさい」に加えて「賃上げは必要だ。そうしないと日本が誤解される」を付け加えて置くというのが肝要だという事です。

「洗脳された可哀そうな信者」扱いされます（実体験）と落ち込みますよ。自分に知性があるという事を認めて貰えないんですよ。私がどんなに論戦をはっても同情されるだけなんです。

高齢化だとか少子化がだとか日本は貧しいとかそういう各論はもうどうでもいいわと怒っています。「賃上げマンセ」と日本中で唱える以上にやれる事は無いです。議論なんてどうでもいい。そう言わないと「正気」を疑れたり「都合が悪いと思っている確信犯」と疑われるんです。これが分かって居ない状況が一番間抜けだということです。

以上、ご参考になれば。

この回答へのお礼

どうもありがとうございます。本当に詳しく知識がおありなのですね。とても勉強になります。今の日本の位置がつかみどころがないような不安定さを感じてしまいます。デフレの時は、100円でなんでも買えたり、野菜も規格から外れると安売りしていたり、コンビニなどの賞味期限切れの廃棄が多いとか。生活水準があがり、みんなが大学進学、たらずに理系の場合大学院があたりまえとか、でも就職しても、すぐ辞めるそうです。介護保険もいきづまり、病院崩壊とか、それで値打ちのある国なのか？格差社会で、教育レベルは下がっていると思います。景気が良くなるとは思えないのでGDPが下がったのは顕著な現れであり、将来的には円安、円の価値下がると思います。

お礼日時：2023/12/27 20:52