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憲法やその他法令に関する質問。

人権は、“公共の福祉“によって決せられるのですよね?

では、もし、国家が、社会が、公共の福祉上私を消さなければいけなかったら、法令を改正してでも私を消す(殺す)のでしょうか?

この世界は、何が起きるか分かりません。

例えば、何も悪くない(何の罪も犯していない)私を殺さなければ、国家や世界が滅亡するなら、公共の福祉上国家は、法令を改正してでも私を殺すのですよね?(そうなる事もあるのですよね?)

だから、いつ自分が殺されるか分からない。

この世界に完全な自由なんてないですよね?
人権というのも、究極的に言えば、無いですよね?

A 回答 (3件)

人権は、“公共の福祉“によって決せられるのですよね?


 ↑
違います。
人権と言えども、無制限ではない。
公共の福祉によって、制限を受ける。
そういう意味です。



では、もし、国家が、社会が、公共の福祉上私を消さなければいけなかったら、法令を改正してでも私を消す(殺す)のでしょうか?
  ↑
できません。
私さん一人を消せば、全人類が助かる。
消さなければ、全人類が全滅する。
そんな場合でも、正当な理由が無ければ
私さんを消すことはできない、というのが
人権です。



この世界は、何が起きるか分かりません。
 ↑
その通りです。
天災、人災、何が起るか判りません。



例えば、何も悪くない(何の罪も犯していない)私を殺さなければ、国家や世界が滅亡するなら、公共の福祉上国家は、法令を改正してでも私を殺すのですよね?(そうなる事もあるのですよね?)
 ↑
人権上、法的にはできませんが
実際はやるでしょうね。



だから、いつ自分が殺されるか分からない。
 ↑
ここは日本ですからね。
国家に殺されるよりも、事故や
犯罪で殺される可能性の方がはるかに
高いでしょう。



この世界に完全な自由なんてないですよね?
  ↑
社会というモノがある以上、
人権も他者の人権との調整で制限を受けます。
これが、公共の福祉です。



人権というのも、究極的に言えば、無いですよね?
 ↑
そうですね。
人権も概念です。
所詮は、人間が勝手に創作したものに過ぎません。
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この回答へのお礼

「死刑制度は憲法で保障されている人権を侵害する制度だ、死刑制度は違憲だ、と言われていますが、死刑制度は、公共の福祉的に考えて、必要不可欠だから、存続させている」のですよね?

公共の福祉によって、人権は制限を受けるのだから、死刑囚の生きる事に関する人権は、制限されてもおかしくないという事ですね?

だから、“死刑制度は、至って合憲である“という事でいいですね?(拙文で申し訳ありません)

お礼日時:2024/04/02 08:29

措置入院はそれに近い制度ですね。

殺しはしませんが、公共の、または本人自身の害が発生すると思われる場合は社会から隔離されることがあります。ただし国じゃなくて都道府県知事の権限で行われますけれどね。
 だからこの世界に完全な自由なんてないとうのは正しいです。ただし人権が究極的に無いというわけではないでしょう。公共の福祉のためには制限さされるケースもある、それだけのことです。
 強制入院させられそうなんですか?
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●【人権は、“公共の福祉“によって決せられるのですよね?】



⇒そのとおりです。
憲法上、個人の人権といえども、社会全体の利益、いわゆる「公共の福祉」によって制約を受ける場合があります。


●【では、もし、国家が、社会が、公共の福祉上私を消さなければいけなかったら、法令を改正してでも私を消す(殺す)のでしょうか?】

⇒当然にありえます。
例えば、あなたが凶悪な犯罪行為を行い、逮捕・起訴され、刑事裁判によって死刑判決が確定した場合には、そのような事態になる可能性はゼロではありませんので。


●【例えば、何も悪くない(何の罪も犯していない)私を殺さなければ、国家や世界が滅亡するなら、公共の福祉上国家は、法令を改正してでも私を殺すのですよね?(そうなる事もあるのですよね?) 】

⇒まあ、ふつうはありえませんね。
細かなことになりますが、刑罰法規に関しては、事後的に改正して過去の行為に適用するようなことは禁じられておりますので。
なので、万が一、そのような事態が発生したとすれば、それはまさしく「冤罪事件」ということになるでしょうね。


●【人権というのも、究極的に言えば、無いですよね?】
⇒それは、あまりに極論ですね。
基本的には、憲法上、そして現実にも人権は保障されておりますので。


●【だから、“死刑制度は、至って合憲である“という事でいいですね?】
⇒死刑制度が合憲であることは、過去の最高裁判決で示されており、既に長年にわたり判例として確立しております。


【死刑に関する主な最高裁裁判例】 ※法務省公表資料
https://www.moj.go.jp/content/000053166.pdf
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