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車のバッテリーはフロート充電、つまりは負荷(電装品)と並列接続になっていますが(これは配線図を見ても、オルタネーターのB端子からの配線分岐を辿っても明らか)、それなのに昔流行ったアーシングでは、バッテリーのマイナス端子とボディアース、あるいはバッテリーのマイナス端子と電装品(の筐体=マイナス)を繋いでいたんですか?
どうせやるんなら、電源であるオルタネーター(の筐体)とボディアース、あるいはオルタネーターと電装品を繋げばいいと思うんですが・・・
無駄なバイパスを作る意味が解りません(どこに繋ごうが、どのみち効果はないから一緒かもしれませんが)

ちなみに、車に興味のない方に説明しますと、アーシングというのは、各所にアースを追加することで(各電装品への)電気の流れをよくして、(スパークを改善して)パワーアップしたり、ライトを明るくしたり、オーディオの音をよくしたりする効果があるという疑似科学的なチューニングの一種です。

A 回答 (4件)

自身で書かれているように、マイナス経路の抵抗を低いものにしたら電気の流れが良くなるよねっていう疑似科学のものです。


質問の疑問に回答するなら、バッテリーとオルタネーター(発電機)は結構太い線で繋げてあるはずなので、どちらにつなげても大差はないということになると思います。
電気抵抗は、素材によるものより、接触抵抗と呼ばれる接点の抵抗のほうがはるかに大きいことが知られており、これを知らないひとはプラグの抜き差しだけで大きな変化があることに驚きます。
古いクルマにおいては、どこかの劣化した接点をバイパスすることで性能が上がる可能性は考えることができると思います。
電気は目に見えないために、多くのオカルトじみた話が沢山あります。例えば電気は媒体の中を流れていないと考えられるのですが、電気=電子の流れ=媒体中を流れる、などと思い込んでいると、まったく意味不明なことが山ほど出てきます。例えば交流の表皮交換などはこれを知っていれば直感的に理解できることです。でもおそらく、あなたは電気が媒体中を流れるというオカルトを信じていたことでしょうから、これはアーシングというオカルトを信じているのと同じようなものでもあります。
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この回答へのお礼

>バッテリーとオルタネーター(発電機)は結構太い線で繋げてあるはずなので、どちらにつなげても大差はないということになると思います。

なるほど納得です。
バッテリーのマイナスなら誰でも簡単に施工できますし、見た目のチューニング効果も高いですからね。

>でもおそらく、あなたは電気が媒体中を流れるというオカルトを信じていたことでしょうから、これはアーシングというオカルトを信じているのと同じようなものでもあります。

ありがとうございました。
もっと勉強します。

お礼日時:2024/04/30 10:43

原則として、アースは基準電位をはっきりさせるだけのものであり、電流を流す経路ではない。

逆に言えば、故障でもないのにアースに電流(漏れ電流)が流れるような回路は落第、三流の設計です。そして、電流が流れなければ、車体の素材は導体でありさえすれば抵抗率がいくらだろうと関係ない。
 さて現実には、アースに多少の電流が発生しちゃうという三流パーツもあるかもしれず、その場合には車体にアースをとる代わりに、適切な相手のアース線に太いケーブルでつないでやるしかない。
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バッテリーは配線の中で電圧を安定化させる機能があります。

オルタネーターはエンジンの回転数等で電圧が変動します。最近ではアイドリングストップの機能などで停止する事さえあります。
バッテリーのおかげで電圧が安定していると言えます。

そのため、メインの配線はバッテリーから供給されています。したがって、アース側もバッテリーへ戻るという配線がされています。実際には電線が繋がっているので同じなんですが、より安定した電源に負荷を繋いでいるということです。

>疑似科学的なチューニング
疑似科学では無いと思います。車の配線はプラス側は銅線を利用していて接続点も電気抵抗を増やさないような配線で行われていますが、マイナス側(アース側)は車体の鉄板を経由しています。鉄の抵抗率は銅の10倍以上あります。また鉄板同士の接触はスポット溶接やリベット締めなどで、電気的には十分な考慮がなされてるわけじゃありませんし、錆などの腐食で接触抵抗は大きくなります。
これをきちんと銅線で結んでやろうというのがアーシングです。
接触抵抗が減れば、使用機器側での電圧低下が減少しますし、電源ラインに乗ったノイズが低減されることは理論的に明らかです。特に車の場合はエンジンの点火のために瞬時に大容量の電力を使用しますので、瞬時の電圧低下やノイズ源になりますから効果は大きいと思います。
実際に電圧波形を測定すると大きく違う場合があります。
当然、車両ごとに効果は変わりますし、感覚的に知覚できないということもあると思います。
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自動車電装品のマイナス電源は車体を通じて流れるはずだからマイナス側の配線は必要ないのではないか、という疑問ですね。


必要なことがあります。
自動車の車体は鉄ですね。電気の通りはあまり良くありません。電気抵抗がかなりあります。ここに大電流が流れると車体の"あっち"と"こっち"の間に電圧が発生して別の電装品を破壊する事があります。
たとえばカーラジオや無線機のアンテナ線。同軸ケーブルという二重構造の電線で外側の導体は接地して使います。ラジオ側はラジオ電源のマイナス線につながっています。アンテナ側はその根元で車体に接地してあります(この接地がないとアンテナとして正しく働きません)。
もしラジオのマイナス線がセルモーターの近くにあり、アンテナがバッテリーに近かったならばセルを回した時の電流の一部が同軸ケーブルを通るでしょう。この電流が流れても同軸ケーブルは大丈夫でしょうがラジオのプリント基板が焼けるかもしれません。
そんなわけで大電流が流れる部分には車体とは別のアース配線をしておくとか車体には流れないようにするとか。あるいはアースは2か所で接続しないといった配慮をします。
アーシングでパワーアップというのは知りませんが、アーシングが必要なことがあることは知っておいてください。
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