【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

妄想型統合失調症なのですが、発症当初、神や他人の形をした霊に操られている感覚がありました。今では、霊を救ってくださる教祖の顔を思い浮かべて、人などの霊を救っています。

こんなことをしていると、もう一人の自分がエネルギーを吸い取り、気力が足りなくなるのでしょうか?

霊を信じること自体は問題じゃないと思うし、救うこと自体は問題じゃないと思うのですが、僕の考え方や行動のどこかに問題があるのだと思います。

僕の気力のない真の原因はなんなのでしょうか?

A 回答 (3件)

あなたの発症当初の感覚やあなたの文章の書き方から受ける印象としては、あなたは統合失調症ではなくて、解離性障害を発症している方ではないだろうか、と私は強く感じました。



あなたの書いている内容は確かに少し、風変わりなところもあるといえばありますが、理性的で、文法も言葉遣いも破綻しておらず、正常です。

そのように、理性や知性が一定以上に維持できており、言語機能は全く破壊されていないという場合、統合失調症ではない可能性があります。統合失調症である場合も、軽度であり、適切なケアを続けることで緩やかに症状を緩和し、コントロールできるタイプの方だと思います。

しかし、解離性障害を発症している可能性は大いにあります。解離性障害も適切なケアを行うことで段階的に緩和されてゆくので、その点は悲観しなくていいですが、おそらく、統合失調症と解離性障害では、精神科医による治療のアプローチは結構変わってきます。

もしあなたが本当は解離性障害なのに、今まちがった診断に基づいて間違った投薬や治療アプローチを受けている場合、病状はなかなか改善しないし、場合によっては深刻に悪化してしまう恐れもあるので、その点を特に気にしてください。

統合失調症と解離性障害は、全く違う病気ですが、精神科医でもすぐには見分けがつかないことや、誤診をすることが、実際にはしばしばあります。

特に患者が「神」「霊」など、目に見えないスピリチュアルな世界観について熱心に訴えたりすると、大抵の精神科医や心理士は身構えてしまいます。そして、大半の精神科医や心理士は、解離性障害の詳細な知見を持っていないので、この人は統合失調症や妄想型の病気だな、という思い込みを持ってしまうことが多いみたいです。

しかし実際には、解離性障害の患者にも「霊的解離」や「憑依型の解離」と呼ばれる特異な感覚や症状があることが昔から知られています。

私は医師ではありませんが、解離性障害の当事者で、過去には統合失調症と誤診断を受けた時期もあるので、そのあたりについて、個人的にかなり勉強もしています。

私の知る限り、統合失調症の場合は、患者の知性や理性は損なわれてゆく方向で悪化することが多いようです。

つまり現実と非現実の見境がつかなくなってゆき、感情的に物を言ったり衝動的に行動することが頻発しはじめ、言語崩壊や、社会生活を送る上での著しい問題行動、様々な困難が目立ってくるケースが多いようです。

そうすると家族や身近な友人知人、主治医とのまともな会話もできなくなってしまうので、統合失調症の患者に対しては、強い薬の服薬や、長期入院をさせて社会といったん切り離すような治療になってしまうことが多いみたいです。個人差があったり、治療の方法も今は多様になっているので、そうではないケースも勿論ありますが、傾向としてはおおよそ、そんな感じです。

いっぽう解離性障害の患者の場合、患者の知性や理性は一定以上には保たれることが多く、通院や入退院を繰り返しながらも、医師や身近な人との会話や交流は普通に行える、勉強や仕事や趣味の活動はある程度普通にこなせる、自分の身のまわりの最低限の世話は一応できる、というケースが多いようです。私も割と、そういうタイプです。

つまり傍目には、多少の問題を抱えている人だが、本格的に話が通じない相手ではない、という風に評価されやすいのが、解離性障害の特徴の一つだと思います。

私のケースでは、解離の病状が酷かった時期は、自分の身のまわりのことも満足にできませんでしたし、一時期は入退院を繰り返し、仕事もできませんでした。

ただし、その時期は、実際に家庭の事情が劣悪であったり、精神科通院をしていても誤診が延々と続いており、そもそも必要のない薬を沢山飲まされたりもしていました。

そのように、実際の対人環境が最悪で、病院の治療方針も根本的に間違っていたので、単純に、そのせいで症状が無駄に悪化していただけだった、という風に思っています。

自分にとって有害な対人関係をしっかり整理し、正しい知識と正しい医療的ケアを受けながら解離性障害をコントロールするようになってからは、少しずつですが症状は改善されてゆき、今では健常者と同じ条件で仕事をしながら暮らせています。

それでも私の心の中には、ある種の特別な神様や教祖のような存在がふわっと内在しており、それによって自分の心の深い部分のバランスを取っているところはあります。不思議な感覚に陥ったり、不思議な夢やお告げみたいなものを感じ取って、そのことについて、熱心に考えるような日もいまだに時々あります。

しかし、それによって自分の暮らしが振り回されて深刻に困ることは、全くなくなりました。

以前は、不思議な存在や霊のお告げみたいなものにとらわれ過ぎてしまい、今そうするべきではないのに急に遠方に旅行に出て、謎に散財してしまったり、自分でもよく分からない存在が気になりすぎて、余計な不安や混乱が増えて心身状態を自分で悪くするようなことがよくあり、普通の人付き合いを極端に避けたりもしやすかったのですが、今はなくなりました。

心の世界について、或いは自分の感じる霊的な感覚については、普段は誰にも話しませんが、信頼できる友人や、長年付き合いをしている臨床心理士には、率直に話すこともあります。

心の世界を全て人に話し、全てを理解してもらう必要はないですが、やはり、霊的な存在などについては、他人に見える聞こえるものでもないですから、傍目には、ただの妄想だと言われたら実際そのとおりかもしれませんね。

その妄想があまりにも極端な感じになったら、自分でも悪気無く、気づかないまま、周りの人たちに強い違和感や不快感を与えてしまったり、心配や迷惑をかけてしまうこともあると思います。

それに、ここが一番問題になるのですが、そもそも自分の身のまわりの世話や将来の計画、自分がしなければいけないことが山積みなのに、それをほったらかしにして、誰かの霊を救ったり、神や霊の世界についての考え事にふけったりするのは、ただの現実逃避、逃げでもありますね。

自分の世話が満足に出来ないような人が、どうして他人の霊を本当に救えるでしょうか。

だから、霊のことが気になりすぎるときは、自分のするべきことが何か、おろそかになっているサイン、自分が取り組むべき現実の課題から逃げているサインでもあります。

そこを直視し、自分自身の現状抱えている問題や悩みごとについて、きちんと介入し、少しずつでも確実に自分自身の健康状態や暮らし全体を底上げし、改善してゆく意欲と根気を持つことが実際は、最も大事です。

あなたがおっしゃる通り、霊を信じることや、神様を信じることは悪いことではありません。その気持ちを正しく持ち続ければ、自分にも良い効果が沢山あるし、周りの人にとっても、何も迷惑にはなりません。だから、その気持ち自体を悪いと思ったり、おかしいと思う必要はないと思います。

しかし、不適切な治療を受けているのであればその点は早急に改善しなければいけません。自分の目先の問題や、過去のトラウマなどをほったらかしにしていたら、霊的な解離の悪い面だけが助長されてしまい、けっきょく自分の悩みを増やしますし、周りにも良い影響は与えないと思います。

まず最初にした方がいいのは、あなたが本当に統合失調症なのか、それとも解離性障害なのかを的確な検査や問診で判断できる医師を探すことです。

今通っている病院の主治医が、今までに解離性障害の可能性を一度もあなたに伝えていないなら、その人はおそらく解離性障害の知識に乏しい医師なので、解離性障害の専門家が常駐している病院を探して、いったんそちらに問い合わせて、よく相談した方がいいんではないかと思います。
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この回答へのお礼

親身にありがとうございました。

お礼日時:2024/07/31 00:51

陰性症状が出てるのではないかと。


治ってきたかなというあたりでものすごくだるいしんどい、うつ病のような症状が出ます。
長引くと思いますが陰性症状に効く新薬が出てるのでそういうのを使うと少しはましになりますよ。
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そうかもしれないですね。


youtubeなどで
ゼロ磁場とかにいってとか、自然のなかでグラウディングするとかいいかもしれないですが、

とりあえず食生活の改善、無農薬野菜などバランスよく食べる
ファストフードやアルコール添加物加工食品など食べないようにするとかしてみてはいかがでしょうか

ストレッチなどで、筋肉つけるなど。
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