10代と話して驚いたこと

エタンの生成熱を求める反応式なんですが、 次のような反応式がとある本に書いてありました。 2C+3H2=C2H6+Q…① C+O2=CO2+394KJ…② H2+1/2O2=H2O+286KJ…③ これより、 ②×2+③×3-① で 2C+3H2=C2H6+86kJ と求まります。 しかし、ネットを検索すると、次のような反応式になってました。 ●C2H6+7/2O2=2CO2+3H2O+1560KJ…① C+O2=CO2+394KJ…② H2+1/2O2=H2O+286KJ…③ これより、 ②×2+③×3-① で 2C+3H2=C2H6+86kJ より86kJ/mol 。 どちらが正しいのでしょうか?

A 回答 (2件)

ちゃんと行替えして書いてください。


読みづらくてしょうがない。

自分でやってみた上での質問ですか?
どうも、丸投げくさいな。
上半分のやり方で「86 kJ」をどうやって求めたのかな?

式を書き直せば

2C+3H2=C2H6+Q…①
C+O2=CO2+394KJ…②
H2+ (1/2)O2=H2O+286KJ…③

C2H6+7/2O2=2CO2+3H2O+1560KJ…①'
C+O2=CO2+394KJ…②
H2+ (1/2)O2=H2O+286KJ…③


上半分で「②×2 + ③×3 - ①」を求めたら

 左辺 = 2C + 2O2 + 3H2 + (3/2)O2 - 2C - 3H2
   = (7/2)O2
 右辺 = 2CO2 + 788[kJ] + 3H2O + 858[kJ] - C2H6 - Q

なので
 (7/2)O2 = 2CO2 + 788[kJ] + 3H2O + 858[kJ] - C2H6 - Q
→ C2H6 + (7/2)O2 = 2CO2 + 3H2O + 1646[kJ] - Q

これでは Q は求まりません。
これが、下の ①' に相当することが分かれば
 Q = 1646 - 1560 = 86 [kJ]

下半分の3つの式であれば「②×2 + ③×3 - ①」で

 左辺 = 2C + 2O2 + 3H2 + (3/2)O2 - C2H6 - (7/2)O2
   = 2C + 3H2 - C2H6
 右辺 = 2CO2 + 788[kJ] + 3H2O + 858[kJ] - 2CO2 - 3H2O - 1560[kJ]
   = -86 [kJ]

これより
 2C + 3H2 - C2H6 = -86 [kJ]
→  C2H6 = 2C + 3H2 + 86 [kJ]

上の3つの式だけでは、Q の値は定まりませんよ。
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この回答へのお礼

それは失礼しました^^ そうなんですか。上では、求められないのですね。なるほど。大変、参考になりました。もう一度、チェックしてみます。ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2024/10/15 16:47

一般的には、ネット検索されて出てきた反応式が正しいです。


普通は、生成熱と言えば、メタン(CH4)などの炭化水素といった燃料の燃焼により得られる(失う)熱のこと言います。
燃焼、つまり酸化反応に伴う発熱ということです。
なので、エタン(C2H6)の燃焼反応式として適切なのは、
2C+3H2=C2H6+Q ではなく、
C2H6+7/2O2=2CO2+3H2O+1560KJ であるので、
ネット記事の方が適切と言えるでしょう。

ただ「一般的には、」と申しましたのは、
当方も別に化学のプロというわけではありませんので、
あまり聞いたことはないですが、炭素の水素化反応(2C+3H2=C2H6+Q)も、研究者の中では常識的な反応なのかな?という可能性も捨てきれないため、「一般的には、」という言い方とさせていただきました。


少なくとも高校範囲の学業や何らかの資格試験の勉強程度の話であれば、
ネット記事、つまりはエタンの燃焼反応式の例で理解された方が適切だと思いますよ。
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この回答へのお礼

やはり、そうなんですか。やはり、ネット検索で出てきた方が無難な方法なんでしょうね。なるほど。勉強になりました。ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2024/10/15 16:48

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