所得税率10%と20%の差

今年の年収が335万円程になりそうです。

年収330万円から所得税率が10%から20%に上がります。
年収335万円でしたら年収330万円未満、
例えば229万9千円で働いた方が手取りが増えますよね？

No.3 ベストアンサー 回答者： Moryouyou 回答日時： 2025/03/12 13:49

誤解です。

給与収入334万でも229万でも
所得税率は5%です。

給与収入334万で、独身なら
所得税は約6.5万
229万で約3.6万
です。

これは各種控除があるからです。

給与収入　　　 334万だったら、
給与所得控除　-108万
基礎控除　　　 -48万
社会保険料控除 -49万
となり課税所得129万に
所得税率が課税されます。

所得税の累進課税は、
課税所得　税率　　控除額
～195万　 5%　●
～330万　10%　　 97,500
～695万　20%　　427,500
～900万　23%　　636,000
～1800万 33%　1,536,000　
～4000万 40%　2,796,000
4000万超 45%　4,796,000

課税所得129万なら、
129万×5%≒約6.5万
となるわけです。

また累進課税というのは、上述の
課税所得の境目を超えた『差分』に
だけ、高い税率が課税される制度です。

ご質問の334万が課税所得なら
境目330万まで10%の税率がかかり
超えた差分の4万に20%の税率が
かかるのです。
上記一覧の控除額というのは、
それまでの税率との差分を引く計算
になっているということです。

ですから、境目で手取りが逆ザヤに
なることはありません。
ご理解いただけたでしょうか？

この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時：2025/03/12 20:21

No.2 回答者： ohkinu2001 回答日時： 2025/03/10 22:58

いいえ。

まず、そもそもですが所得税率が１０％から２０％に変わるのは年収３３０万円ではなく課税所得３３０万円で、年収では６５０～７５０万円ほどになります。個人事業主でも経費の他、基礎控除など各種控除が差し引けます。
また、所得税については超過累進税率方式となっていますので、３３５万円なら、３３０万円を超えた５万円にだけ２０％の税金が掛かります。それ以下は１９５万円から３３０万円までが１０％、１９５万円以下が５％です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

No.1 回答者： denden_kei 回答日時： 2025/03/10 20:45

＞例えば229万9千円で働いた方が手取りが増えますよね？

なりません。
実際の所得税額には控除額があり、境界点を挟んで連続になるようにしています。
(水道料金や電気料金と同じです)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

330万円を税率10%と20%の式に代入すると、
税率10%: 3300k\*0.10-97.5k\=232.5k\
税率20%: 3300k\*0.20-427.5k\=232.5k\
どちらも同じになります。

さらにいうと上記は課税所得額であり、いわゆる給料から社会保険料や諸控除を除いたものになるので、大雑把に言って給料の半分くらいの金額です。
源泉徴収票を見ると分かりやすいです。