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イタリアンとフレンチの違いについて知人に聞かれたのですが
上手く答えることができませんでした。

国が違うのはもちろんですが
決定的にはどういった点が違うのでしょう。
イタリアンはオリーブオイル、フレンチはバタ―ベース
イタリアンは素材重視で、フレンチはソース重視などかな・・・と自分で勝手に思っていますが
詳しい方、違いの説明お願いします。

A 回答 (3件)

イタリアの食事は植物系が多いですね。

穀物・豆・野菜・果物 オリーヴオイル...
肉類はフランスに比べて少なめです。
フランスは地中海からと大西洋からの海の幸がありますので魚介類の種類が多いです。
そしてやはり「ソース」ですね。動物性脂肪をふんだんに使います。

両方の国の地方には、それぞれ地方料理があります。
例えば、「ラグー」とひとことで言ってしまっても、ボローニャ風ラグーとナポリ風は中の具が違います。

私はイタリアに住んでいますが、イタリア料理というのは聞いた事がありません。
郷土料理(ローマ風、ミラノ風など)と呼びます。
フランスのことはそこまで詳しくありませんが、聞いた範囲では同じように「フランス風」とは言いません。
ブルゴーニュ風、プロヴァンス風と呼んでいます。

>フランス料理に地方色が見えにくい
と下の方も書かれていますが、
確かに旅行した時には「内陸部の料理に、たいした変化はない」が感想でした。
国土がイタリアに比べて広く平坦というのも理由だと思います。

最初に書いた4行はイタリアサイトからの引用です。
各郷土料理は違う。それを踏まえて、フランスとイタリアを比べるとすると上記4行のようになるのでしょう。

この回答への補足

***回答者の方々へ***

とても参考になるレスありがとうございました。
優劣つけがたいのでどれを良回答かと定めるのは今回やめておきます。
ポイントつけなくて申し訳ないですが、ありがとうございました。

補足日時:2005/07/28 01:27
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

イタリアンは地方色豊かな料理なのですね。
私も一度本場のイタリアンを食べてみたいなと思います。

お礼日時:2005/07/28 01:26

>国が違うのはもちろんですが


>決定的にはどういった点が違うのでしょう。

一般的に,
イタリア料理には地方色豊かな料理が多く,
フランス料理に地方色が見えにくいと思います.

これは国家形成の違いだと思います.
フランスはフランス革命により早くから中央集権国家になり
パリに貴族や宮廷が集まりました.
当時はお抱え料理人と給仕人が主流,そして宮廷料理全盛です.
地方から出稼ぎにパリにくるものも居り
あまり日の目を浴びませんが色々な地方の料理を供する店舗もふえました.

1900年代の初頭,ある料理人が宮廷料理や地方料理を
体系化した本を出版します.
これが現在のフランス料理の原点と言われており
所謂通称「クラシック」と呼ばれグランメゾンと呼ばれる
老舗の店では現代風にアレンジされ今でも供されます.
当時の料理は大皿で供され給仕が各々に取り分けます.
蛇足ですが日本では料理長が主役になりますが,
フランスでクラシックを供する店の給仕長は
料理長と同等かそれ以上の場合もあります.

イタリアはと言えば,ギリシア時代から都市国家が形成.
その後に統一,イタリア王国となりますが各所で王政に反発
共和国になるまで都市国家が基盤となっていました.
そして料理や文化も当然ながらこれに追従しており
イタリア料理店でメニューを見るとミラノ風の~,フィレンツェ風の~
などと地方名が多いのはこのため.
フランスの地方都市はなかなか思い出せませんが
イタリアのブランド物に地方名が書いてあり思い出しやすいのこの為かと思います.
これを象徴しているようにイタリア料理には前記した「クラシック」と呼べるような
書物が無いわけではないですが,フランスの「あれ」ほど影響力がある書物は見当たりません.

脱線しますがイタリアでは地方に行くと奥さんが調理,旦那が番頭をしている店が数多あります.
フランスはこの逆,旦那さんが料理をして奥様が出迎えてくれます.

>イタリアンは素材重視で、フレンチはソース重視などかな
料理法の違いは現在ではさほど大きな違いは見られません.
火の通し過ぎや肉の過剰熟成,異常に使っていた動物性脂肪は影を潜めたフランス料理.
地方色が濃く田舎臭かったイタリア料理は現代的なフランス料理に影響を受け
洗練されてきており,現在では違いが分かりにくくなってきています.

東京にも数少なくなった燕尾服で給仕するレストランに行かれると
古き良きフランス料理を堪能することができます.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

歴史的にそういった背景があるのですね。
とても勉強になりました。
「クラシック」にのっとった昔ながらのフランス料理を堪能してみたいものです。

お礼日時:2005/07/28 01:24

こんにちは。


フレンチの場合、
注文を受けてから下ごしらえやソース作りをする。
だから、手間もかかるし、必然的に食事のペースもゆったりした者にならざるを得ない。

また、素材は必ずフランス国内から調達。だから必然的に高価になる。

このように作らないフレンチはフレンチとは言わないのだそうです。今風に言えばなんちゃってフレンチ。
あと、イタリアンは麺を使いますがフレンチでは無い。

某有名ホテルのフレンチをやっていた人の話なので信用してよいと思います。

イタリアンはこのようなこだわりはありませんよね。ゆえに、安く提供できるし、米や麺を使う感覚が日本人には合うのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

フレンチはイタリアンに比べて手間がかかっているのですね。
フレンチがフォーマル風、イタリアンはカジュアル風といったところでしょうか。

お礼日時:2005/07/28 01:19

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