プロが教えるわが家の防犯対策術!

 昔アルバイトしていたファミレスタイプの焼肉チェーン店では、店長や他の社員らは6ヶ月ごとに入れ替わっていましたが、そこの在日コリアンと思しきオーナー社長の考え方や経営理念、従業員としての心構え、その他接客・調理マニュアルなどが書かれた冊子が店内に置いてあり、パラパラ読んだ際の記憶では、店舗間の勤務移動の理由として「人は一ヶ所に留まれば腐る!」というようなことが書かれていたのを強烈に覚えています。これが韓国人らしい発想というものなのか?と当時は思っていましたが、現在チェーン展開しているあらゆる飲食業やその他の業種においてもかなりの比率でこのような一定期間ごとの人事異動が行われているようです。
こうした経営方針の「根幹にある理念」とは一体なんなのだろうかと考えております。
表面的には、様々な複数店舗の現状を幅広く知ってもらい、現場で養われた柔軟な力をいずれ本部で発揮してもらいたい、または会社内での生き残りをかけたサバイバルという一面もあるかもしれませんが、経営者や本部の経営スタッフらの本音の深淵にあるものは実際のところどうなのだろうかと考えています。
“鵜飼い経営”の鵜に一店舗に関してなんでもかんでも覚えられてしまったら、かえってマズイことになる!本部の目の届かない所で何か代金や商材をちょろまかしたり、そうしたことは後を絶たない!放っておけば必ずそんなことになる!だから“巣食う”前に移動だ!どうせ誰に店を任せたって手綱を引いているのはこっちだから社員はどんどん入れ替えるべし!ということなのだろうか。であれば「人間不信」こそがこうした店舗展開している会社における人事異動の本当の理由と言えないでしょうか?あるいは、そうではなくこれこそが人事異動を行う根幹の理念なのだ、というものが何かあるのでしょうか。直感的なご回答でも、独自の推論でも構いませんのでよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは、



 「6ヶ月ごとに」とあるのは、各店の半年毎の成績の集計が出るからでしょう。もちろん数値的な成績の報告以外に、各店長はその詳細をオーナーににレポートすることが義務付けられていることと推測します。

 例えば、

 「メニューの改善は効果を得たが、店員が低質だったのが成績不振の原因」と報告した店長は、
 店員は高質だが何故か儲からない店に移動となります。

 その結果、不振な店が回復すれば問題ないし、回復しなければ、「店員の質ではない、お前の能力が原因だ」と指摘し店長を降格なり減給なりすること出来ます。

 どちらに転んでも、オーナーは損はしないのです。
でも、こんな事をオーナーが店員に対して公言すると、人格が疑われるので、それらしい本を書いて誤魔化す、というのが真実かと思います。

 御参考になれば幸いです。




  
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この回答へのお礼

 具体的な分かりやすい回答をありがとうございます。疑問点のかなりの部分が理解、解消できました。

お礼日時:2005/08/12 12:33

「人は一ヶ所に留まれば腐る!」かどうかはわかりませんが、ファミレス業界以外でも、普通に人事異動は行っているところは多いですよ。



チェーン店系なら特にそうですが、店舗ごとイロイロと差異が出ると思います。それを埋めたり伸ばしたりするために、人の異動を行っていることはよくあります。
また同じ場所に配置していれば、NO1さんおっしゃるように弊害も増える可能性があります。
ですので定期的に適材適所を考え、人の配置を変更するのは良いことだと思いますよ。
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この回答へのお礼

 とても素直な見解の回答をありがとうございました。
外食産業の人事移動は基本的に適材適所に配置換えということではなく、適材もへったくれもなく同じ仕事、同じ作業内容を別店舗でもヤル、という具体的理由に乏しい人の移動のことです。
極限まで洗練され、高度に特化した“個の能力”を必要としない世界においては、こうした人を移動させることは組織全体として必要なのだろうと思いました。
以前TVで「岡野工業」という世界的な町工場に、どこかの会社の営業マンが「社長のところの技術をフランチャイズする・・・」とかなんとか妙な話を持ちかけた際に、社長が「牛丼屋じゃあるまいし、フランチャイズなんかできるわけねえだろー 精密部品ていうのは機械がつくるんじゃないんだぜ、オレがここで仕上げをやんなきゃダメなんだよ!」とか言ってました。

お礼日時:2005/08/11 07:32

長く同じ職場で、同じような事しかしていないと


そこからさらに新しいことを発見して仕事をするのは難しいでしょう。

それに長く居過ぎると内部での派閥のようなものも出来やすいですので
色々と弊害のほうが多いのかもしれません。

ある程度キャリアを積んだ人間を
複数の店舗に回していくことで
接客レベルを一定に保てるというメリットもあるでしょう。
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この回答へのお礼

 こうした人事移動を肯定的に捉えた場合の見方としての回答をいただき、ありがとうございます。外食産業を例にすると、一ケ所の店舗で固定した範囲の仕事を長期に渡って継続している「アルバイト」の方が「社員」に比べて圧倒的に実務能力が高いというケースなどは、おそらくこの手の業界でごく普通に見られる現象でもあり、やはり会社側が再考すべき逆の弊害ではないかと思います。それでも、偏りのない一定レベルのサービスを継続していくには、人を移動させた方がいいのかもしれませんね。

お礼日時:2005/08/09 06:59

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