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お医者さんは大変!ってよくいわれますが、大企業であっても大変なのには変わりはありません。そこで医療関係の方にお聞きしたいのですが、


1、勤務医として、給料は妥当でしょうか?医者はお金を考えてはいけないというのではなく、人間としてそれ相応の給料をもらう権利があるとおもいます。なにかとお金持ちと思われがちな医者ですが、実際妥当でしょうか

2、労働環境はどうでしょうか?

3、その労働環境はもし悪ければ改善される見込みはあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

何度かお名前をお見かけしました。


いまから医師を目指していらっしゃるのだと思いますがいかがでしょうか?
さて、今後の進路と関係あると思いますので、私のぶっちゃけた意見を述べさせていただきますね。ちなみに私は医師になって14年目の消化器外科医です。

1.食べていくこと、ちょっと遊ぶのにはこまらない程度の給料はどこでも得られます。ただ、研修医はあまり期待できません。開業で儲ける、僻地でも行かない限り贅沢は無理と思ってください。また、ある程度のキャリアがあっても、学会費などは自腹のことも多く、出張費なども勤務場所によっては自腹のことがあります。(私の場合は年間30万円程度自腹で払っています)。緊急で夜間で呼ばれてもタクシー代が出ない病院も多いです。病院の職員のなかで医師だけが年棒制のところもあり、ボーナスや残業代がつかないところもあります。2.3年での転勤(違う病院)が多く、退職金は期待できず引越し代も出ないことがあります。だから、収入の面で同じ年、おなじ学歴のサラリーマンに比べて恵まれていないと思います。

2.病院によってまちまちです。科によってもまちまちです。救急病院に就職したら過労死するくらいの働きをしなくてはならないかもしれませんし、田舎のクリニックであれば、暇をもてあますと思います。ただ、どちらでもたぶん給料(手取り)にほとんど差が無いのが不思議なところです。。勉強できるところ、やりがいがあるところほど、給料が安くなる傾向にあります。

3.私はまったく良くなることは期待していません。マンパワーが無いと労働条件はよくなりませんが、日本は医療費を減らす方向にきています。新しい人を雇う余裕は医療機関にはありません。
ただ、‘もうだめだ‘と思ったときには、いつでも給料が安くて暇な病院に移動できる、という強みが医者にはあります。その思いをもってがんばっています。

と、愚痴になりましたが、医師の仕事でいいところ、それは人の命を直接救うことができるところです。また自分の良心に沿った仕事良いと思います。

ただ、ある程度のボランティア精神がないと医師の仕事は成り立たないとおもっています。













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この回答へのお礼

そうですね~。やっぱりどの仕事でもボランティア精神が必要ですよね。ですが、いのちを扱う職業において、「過労死するような」でいいんでしょうかね・・・。なんか躍起になってしまって、医療ミスが頻発するのがここにあるような気がします・・。

お礼日時:2005/08/25 21:37

15年の現役外科医として答えます。

人間の「認められたい」という欲求を、何をもって満たすかという問題かもしれませんね。お金という対価を望むヒトもいれば、○○大学病院教授だったり○○医療センター長といった名誉欲が優先されるヒトもいることでしょう。駆け出しの頃は、患者さんの「有難う」の一言に労働意欲をかき立てられたものです。

他の回答にもあるように、医師の労働に対する報酬はこの問題の受け取り方にもよると思いますが、私個人は業務の危険度から考えると少なくとも現状の2倍は欲しいと思いますね(笑)。

労働環境は、日本の医療制度全体が抜本的に変わらない限りはおそらく大きな変化は望めません。医療に関しては、安価で質の高いものを求めてはなりません。立ち食いのフランス料理(フランス料理って高級?)の比喩はなかなか面白いかも。高度でしかも安全なものには、それ相応の対価が支払われるべきです。

当直(夜間救急の当番)が終わってからも、翌日は通常の業務があり連続30時間以上の勤務は珍しいことではありません。
数年前に関西方面の大学病院研修医が過労死しましたが、いまでもそんな状況が日本中の病院に存在していることを国民には理解してもらいたいものです。

いろいろ書きましたが、要するに日本の勤務医の待遇は決して良くないもので、「お医者さん」は、その報酬という側面からみると、それほど魅力的ではないかもしれません。ということです。
こんな回答を嘲笑し、使命感に漲って日々働くことの出来る次世代の若き医師たちに期待します(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。使命感保ち続ける期満々なんですが・・・・・・・・。

お礼日時:2005/09/03 13:57

akira909さんの質問の真意は分かりませんが…一般的な興味としてなのか、何か具体的な目的があってなのかによってもお答えする内容が微妙に変わってきますね。

とりあえず一般論…。
1.給料。「なにかとお金持ちと思われがちな医者ですが」→勤務医と開業医、診療科、勤務先の病院の種類・規模などでピンきりです。いくら以上もらえると金持ち、と判断されるかによりますが、あまりに格差がありすぎて、一言では答えにくいですね。ただし、生活できない、というレベルの医師は少ないとは思います。
2.労働環境。これもピンきりです。内科系or外科系、メジャー科orマイナー科、救急を扱っている病院か否か、などで全く変わってきます。これもある程度ターゲットを絞らないと何ともいえません。
3.労働環境の改善の見込み。どうでしょうね。実際の医師はたとえ不満があったとしても、それを改善するための行動をとる時間的余裕があまり無いのではないでしょうか。逆に、そういう時間を作れる医師はすなわち多少なりとも時間的余裕があるわけで、あまり不満も出ないのかも知れません。医師にとっての労働条件とは、自分の思った診療行為が可能な設備が整っているか、時間的条件、給与、といった所が重要かと思いますが、そうそう容易に変更できることではありません。多くの場合、赴任先の病院が決まった時点で、その病院の労働条件を受け入れる覚悟を決めるものです。医師のストライキってほとんど聞いたことありませんよね?そもそもそんな人は医師としての任務を全うすべきではないのかも知れませんが。

一般論として、医師と大企業、どちらも大変なんでしょうが、医師の特殊性として、急患という点があります。新患もそうですし、入院患者でも急変があります。その対応を100%の状態で対応しようと思えば、医師のプライベートはかなり障害を受けます。外科なら術後患者は急変して当たり前ですし(手術という大きな侵襲を受けた後は刻一刻と体内の状況が変化する、という意味です。悪化して当たり前、という意味ではありません。)、ちょっと大きな手術の日は病院に泊り込む医師も少なくありません。それを大変と取るかどうかです。医師はそういう生活をスタートからずっと続けていることが多いですから、その事自体が大変だと認識していない人も多いです。周りの医師もみんな同様の生活を送っているからです。相対評価をして初めて、あぁ、自分の生活は大変なんだなぁって気づきます。恋人や結婚相手から指摘されるまであまり認識しない人もいます。何しろ外の世界を経験してない人が多いので…。そもそも大変って感じるのは個人差が大きいですよね。同じ事してても大変と感じるかどうかは人それぞれ。充実感や達成感、使命感が加わると、あまり大変と思いにくくなるのも事実です。
と、ちょっと控えめにお答えしておきますが、No.2さんのお答え、おそらく多くの頑張っている医師は賛同することでしょう。やればやるほど、責任感を持てば持つほど、労働条件は悪化します。メディアに出て華やかさをアピールしている医師なんてほんのごく一部です。ドラマで見るような素敵な世界なんて現実にはほとんどありません。でも、患者さんのありがとう、の一言で我々の心の中は現実の苦しさから一瞬解放されるのです。

この回答への補足

なんかまじめな医師ほど損をするってつらいですね。

意図ですが、実際医学部をめざしていて、命を助けるにおいて、どういう環境が整っているかっていうのを知りたかったのがあります。しんどいけれど、がんばればそれなりのお金がもらえる(お金儲けとかではなく、人間の成果を認められたいという欲求で)、感謝されることで、いのちの重みに耐えられるものと思っていました。実際、研究しようとおもえば、いい設備が整っている、命を助けるにはいい環境が整っているべきなのですが・・・。

補足日時:2005/08/24 20:58
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アメリカ在住医師です。

偏った回答になりがちですので他の方の回答もご参考にしてください。

1.勤務医の場合は、#1の方のように医療法人によってばらばらです。10年以上外科系の医師をしておりました、大学病院では年1000万行きませんでした。

2.劣悪です。
生死をあずかる責任、医療の進歩による高度技術、いつでも患者を診なくてはいけない(応酬義務)、24時間365日コールで呼び出される待機状態。それに加え、日々の仕事は医療裁判と隣り合わせです。

再診料は(月2回以上、200床以上)で350円です。3割負担なら窓口では100円前後です。医師に診察を受ける自体はほとんど価値が無いのでしょうね。

企業の方でも、仕事が終わるとおうちに帰れますよね。でも医師は家にいるときや寝ているときにも、いつも病院から呼ばれるのです。しかもすべてに命がかかっているのです。髪の毛を切っている途中や、家族でレストランで注文したとたんに呼ばれたことも1度や2度ではありません。当直7-8回とは、週2回以上職場に泊り込んで寝ないで仕事する、という事です。

3.人間はいつか死にます。高齢者が多いと病院にかかります。しかし、日本は医療費を抑制する方針になっております。これはどういうことでしょうか?

ひとつは、患者一人当たりの医療費を抑えるということ
二つ目は、医療現場の人件費を抑えるということ
三番目は、国民がそれを希望していること

ということです。新技術や新薬による医療費の上昇(未来の良い機械、良い薬、だけど高い)が全然考慮されてないうえに、抑えるというのですから、医師の労働条件は悪くなるより他に道は無いと思います。

●よりよい労働条件を求め、現在医師の大移動が起こっています。
大学病院→開業
勤務医→開業
小児科、産婦人科、麻酔科→眼科、精神科
日本→アメリカ

どんなに頑張っても、たとえ自殺するほど、体を壊すほど頑張っても、医療ミスや賃金で患者やマスコミから叩かれるのなら、手術をあきらめて開業して、楽な科に行って、能力があれば日本を離れる、といった感じです。

●労働基準法の適応
たった一ついい事があるとしたら、大学の独立法人化によって、大学病院の医師が公務員では無くなったことです。以前は公務員でしたから「合法的に」長時間労働させられておりました。でも時間外労働賃金や労働基準法が、どの程度ほんとうに(理念としてではなく)適応されているかは疑問です。
http://blog.livedoor.jp/medcheck/archives/127998 …

●国も国民も「お金を出さずに良い医療を!」といっているのですが、それは無理な注文です。立ち食いでフランス料理を要求するようなものです。効率化とは異なるものです。再診350円なら350円、安いなら安いなりのものしか出せません、と言っているだけです。

●ちなみに医療費とは「医療材料費や検査費」のことで、医師の給料はまったく上がっておりません。医師の待遇は二の次になっています。
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この回答へのお礼

立ち食いで仏料理。確かに。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/03 13:52

1.医療法人によってバラバラ。


給料が安すぎる(厚生部門(飲屋)が不備で飲み屋までの交通費が確保できない等)
(年収が300万とかなりの高収入と自負していた)医療法人に婿養子にきた人間は年収が低すぎると離婚を決意
年収が1億くらいで適切

2.医療機関によってバラバラ。
長野の医療法人では雇用された医師が過労で1-2年で離職。
私の通っている先では1日2時間くらいしか病院にはいないで自宅に篭って趣味の世界に没頭している医師もいます。また.患者が残っているがいまいがかかわりなしに時間で診療を打ち切る医師もいます。

3.わからない。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ばらばらですよね・・・

お礼日時:2005/09/03 13:48

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