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 世界中の人間はホモサピエンス。つまり十数万年前に出現し、5万年前にアフリカを旅立った同じ仲間。
  なのにこの格差は?経済、文化、スポーツなど目に見えることだけでもすごい差がある。環境の差といえばそれまでだが、だったら今からでも環境さえイコール条件に持っていけば世界中の人間は同じになるのか? 逆にいえば5万年も経ってもこれほどの差しかないと思ったほうがいいのか? どなたか人種とか、人間の能力とか、知っている人、意見のある人、教えてください。

A 回答 (14件中1~10件)

ホモサピエンスはその種内の差異にやや幅のある種だと思います。



種内で大きな格差のある生物だと、すぐに思いつくもので犬が挙げられます。体格や性質特徴でいうとホモサピエンスの比ではない大きな差があります。

その意味で、ホモサピエンス内の差異は小さいといえると思います。


質問の経済・文化・スポーツなどの差異は獲得形質にあたり、いわゆる後天的な性質になります。すなわち生物学上の進化とは無関係です。


>環境の差といえばそれまでだが、だったら今からでも環境さえイコール条件に持っていけば世界中の人間は同じになるのか?

そのとおりです。厳密にはセミイコールというべきでしょうが。とにかく、ホモサピエンス内では、遺伝的格差よりも、獲得形質の差異による格差のほうがはるかに大きいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。  人間て自分の周りの状態が普通だと思っちゃうんですね。黒人が一般的に言って身体能力がすぐれているのはやっぱりアフリカに残っていたおかげでしょうか?後天的な発展である先進諸国の優位性は逆にいえばおとろえた身体的能力をカバーするためのやむおえない工夫の結果なのかもしれません。たとえば今現在のアフリカ人一億ニ千万人と日本人一億ニ千万人でまったく同条件で子供のころからトレーニングしてオリンピックを行ったら明らかにアフリカ勢が圧勝するような気がします。

お礼日時:2005/11/08 21:14

>ということは今から(ありえないですが)日本人とアフリカ人を住んでいる場所を総入れ替えして、一万年くらい経てば運動能力が逆転しているということですよね。



1万年の間に環境変化がおきないことが前提であれば、逆転は難しいと思います。なぜなら、現在の文明・技術力の下では「生存に不利」という要因が非常に少ないからです。言い換えれば、人類は不利な環境を埋められる技術力を持ったということです。

それより、私が約10年前に主張していたことなのですが、今後オゾンホールがさらに拡大を続ければ、極近くの白人がオゾンホールの拡大によって生存に不利になり、淘汰され人口が減り、有色人種が繁栄するという可能性があります…。といいたいところなのですが、フロンの世界的な規制によりオゾンホールの拡大も収束しているようです。

結果、現在は特定の人種・形質に不利になる環境というものはないか非常に少ないのではないかと思います。

この回答への補足

  運動能力の逆転は無理とは悲しいことを言いますね。
ということは日本人はどんなに科学的トレーニングを積んでも黒人に100M走では勝てないと言われるんですか?遺伝子が違うといいたいんですか? 皆さんどう思います?5万年の環境の差が能力の絶対的な差を作ってしまったということですか?????

補足日時:2005/11/13 11:15
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また同じ社会に生きていたからといって同じ人間にならないのも然りです。

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>後天的な発展である先進諸国の優位性は逆にいえばおとろえた身体的能力をカバーするためのやむおえない工夫の結果なのかもしれません。



後天的な発展?身体能力の差をカバー???
後天的な要素が大きいのは先進諸国に暮らす人間に限ったことではありません。
身体能力が衰えたから技術を開発したんじゃなくて、技術やインフラの発達や生活様式の変化でだんだん体を使わなくなったから身体能力が衰えてきたんでしょう。逆です。先進国に住んでる人でもちゃんと体を使ってる人は身体能力が高いです。
まぁ、黒人の身体能力がほかに比べて先天的に高そうなのとか、日本人が形質的に身体能力で不利な部分が多そうなのとか経済的に貧しい国は国威発揚にスポーツを使いがちなのとかは確かにそうでしょうが。

ってあなたはもしかして個人の性質の差じゃなくて国や地域など社会集団ごとの差を聞いていたんですか^^;
経済や文化の差というのは人間の営みの蓄積であって一人一代のの人間の性質や能力とはまた別の話です。

たとえ完全に同じ能力の人間がそれぞれの社会を構成したとしても、それまでの経緯が違えば現状も未来も違います。
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>黒人が一般的に言って身体能力がすぐれているのはやっぱりアフリカに残っていたおかげでしょうか?



大学のこの手の授業では、赤道付近の人種は長時間野外での労働に耐えられるものが生存に有利であり、そのような者が多く生き残った。極近い地域に住む人種は寒さに耐えられる体質が生存に有利であり、そのような者が多く生き残った。そんな風に習いました。

ちなみに、ミトコンドリアイブに近い者が優秀と考えているのであれば、そのような事実はないと考えたほうがいいと思います。


>でまったく同条件で子供のころからトレーニングしてオリンピックを行ったら明らかにアフリカ勢が圧勝するような気がします。

種目にもよると思いますが、おおむねそのような傾向になるでしょうね。

わたしは
「ホモサピエンス内の差異は小さい」
「獲得形質の差異による格差のほうがはるかに大きい」
と書きましたが、この後者を一切排除する環境を作ったらと言うことなのですよね。その場合には前者による違いが浮き彫りになるでしょう。
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この回答へのお礼

   ありがとうございます。かなりすっきりしました。なるほどミトコンドリアイブに近いから才能があるわけではなく、環境の差が現在の民族の能力の差をもたらしているといえるわけですね。ということは今から(ありえないですが)日本人とアフリカ人を住んでいる場所を総入れ替えして、一万年くらい経てば運動能力が逆転しているということですよね。

お礼日時:2005/11/09 21:41

それは進化論ですね、ダーウィンフィンチとか、そういう話です、つまり同じ種であっても、環境によっては別の種のように変化する、つまり人間は人類種と考えるのもいいです、例えばカエルといっても色々いますよね、それは環境に適応したからで、人間も同じように環境適応することによって、けっこう違ってしまっているということではないかと思います。

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一卵性双生児であってもまったく同じ個体に成長することはありえません。



ホモサピエンスなんて大風呂敷広げなくても簡単にわかることだと思いますが?
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政治のカテゴリーなので、それらしく回答すると、



人間は単体では弱いですけど、道具を使ったり、社会的に分業(ex. 会社で経理担当は社内の経理だけしている)することで、システマチックに能力を大幅に引き上げています。
その規模が大きくなると、国家レベルの政治体制の話しになってきます。

ほかには、人間でも差があるからここまで繁栄・生き残ってきたわけです。仮に同じ人間ばかりだとすると、自然災害・疫病・誰かの間違え等で、弱点を突いて来たら、その1回で人類は滅亡します。

他の生物のメスは、場合によっては直感的に優秀なオスを見分けると言うけど、我々はどうみてもどのオスが優秀か分かりません。昆虫や下等生物でも、人間並みに個性があるのかもしれません。粘菌とかもね。
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他の動物に比べれば、ほとんど差はないでしょう。


オリンピックでも、黒人だけがメダルを独占する訳でもありませんし。

人類はむしろ、人体の進化は止まっています。
出産するときに出てくる子宮口のサイズが決まっているので、今以上に胎児の頭が大きくなると出て来れないのです。
だから、人類は道具を進化させる事で、トータルの機能を向上させているのです。
人類の道具の進化は目覚ましいものがあります。
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現存人類ってホモ=サピエンス=サピエンスじゃなかったけ?


動物の世界でも個体差(≒個性)はありますよ。同じ種類だから同じ遺伝子をもっているのではありません。同種の動物でも同じ遺伝子もつ個体は完全なクローンや遺伝子共有率100%の一卵性双生児以外に世の中に一つとありません。
さらに後天的な要素・社会的な要素も加わるのでまったく同じ個体というのはあり得ません。
人間がほかの動物にも増して個性的な生き物に見えるのは社会的な要素が大きいからです。
クローンや一卵性双生児の場合は遺伝的にまったく同じ個体が誕生する可能性はなくはないでしょうが、後天的な要素を完全に同じにするという前提がこの世に生を受けたその瞬間から成り立たないので、完全に同じ個体にはなり得ません。

って、「生物」カテなどに質問しろよってツッコミたくなるんですが(笑)
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