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「姿(すがた)」という字を分解してみると、「次」と「女」という2字になります。これら2つの字と姿ってどういうつながりがあるのでしょうか。語源というか、由来をご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。いくら考えても、腑に落ちる解釈ができず、落ちつきません。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

白川静の字通によると「次」は会意文字ではなく象形文字です。

人が嘆く姿を表します。なんで「第二」の意味になったのかは不明のようです。
「姿」は「次」と「女」の形声文字です。「次」は「人のたちなげく」の意味ですが、「女」が憂い嘆くさまがもっとも姿態あるものとされた、とあります。したがって、形声文字というより亦声文字というべきでしょう。
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No. 2 のものですが補足します。


会意文字とは、漢字の二つの要素の意味を合わせて新しい文字を作ります。その漢字の音は各要素とは関係ありません。「信」などが例です。
形声文字は、二つの要素の一方が音、一方が意味を表します。「棒」では「奉」が音、「木」が意味ですね。
「姿」の場合、「次」が音、「女」が意味の筈ですが、これではうまく説明できません。つまり、音として選んだ要素が意味の一部も担っているので、会意文字の性格もあります。白川静はこのような文字を亦声文字と読んでいます。
なお、個人的な意見ですが、漢字の起源の考察では白川静が世界第一だと思います。
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漢字源に載っています。

それによると、次は二(そろえる)と欠(かがんださま)の会意文字で、それに女が加わると、女がそそくさと身繕いして顔や身なりを整える意味になる、とあります。
辞書、購入した方がいいですよ。
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