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日本では、臓器移植に必要な死体からの臓器の提供が少ないが、今後その傾向は変わりますか??
どうせ焼いて骨になってしまうのだから一人でも命が救えるのなら提供した方がいいと思うのですが、私自身も臓器カードは持ってません・・・ なぜなのかな? やはり気持ちにブレーキがかかるのかな? 日本人の体質?

A 回答 (3件)

最近、医療というのは、人の幸せを保証しているかどうか自信がありません。


まー、自分をふくめて、身の回りのものに、移植を必要とするような人がいないからの傲慢さだとはおもうのですが。

移植されるに適切な「臓器」というのは、廃物ではないのです。
「死んでから取り出す」のでは手遅れなのです。
普通の人の感性では、「もう、普通には生きられない、もどらない、返らない」状態で
「まだ生きているとき」に「シタイ」として摘出する、納得がいかない感性があります。
これが、難しい。

さらに、生きるために他人の死を願う(確かに、確率的には交通事故死などで、年間の数をカンウト出来ます。
だから、新たに、だれか死んでくれということではないとは思いますが・・・)
一種、道徳、哲学的な問題。

次に、お金。
法律で広範囲に認めるなら、それにともなう、医療費の負担をどうするかです。
保険で対応しないのであれば、金の切れ目が命の切れ目。
保険で対応するなら、もちろん高額医療になりますので、
この分を「誰が負担」するか。
保険料を上げる、あるいは、その他の保健医療費負担を下げる・・・高血圧の治療は自己負担とか、風邪は全額自己負担とかいろいろ、従来は保険とされたいたものをやめるという方向性です。
さらに、この移植医療というのは、「手術」だけの問題ではなく
移植した人は、一生・・・患者です。
つまりは免疫抑制剤を飲み続けなくては成らない。
この薬剤負担もあります。
もちろん、「免疫抑制」をしますので、その他の健康人とは異なり、
様々な感染症にもかかるでしょうから、「手術」+「免疫抑制剤」+病気のかかりやすさ=医療負担として
がワンパッケージ。

少なくとも、このお金の問題は、クリアするのが難しいと思われます。
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本人より家族の問題だと思いますよ。


なんせ本人が臓器移植Okと言っていてもそれを実行するのは家族ですからね。

と言っている質問者がなぜ臓器移植カードを持っていないのかはどうでしょう。

世間的には総論賛成各論反対だと思うんですけどね。

世論の動きでは拡大の可能性があります。でも世論次第では縮小も無いとは言えないのが日本って国ですね
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ご質問を拝察して、心停止後の移植と脳死下の移植について、ひょっとしたら混同されているのかなと思う点も若干あり、あれこれ文面を考えましたが、私が説明するより、やはり以下の参照URLを熟読いただいたほうが宜しいかなと思いました。


日本の諸事情や制度、統計などかなり詳しく載っています。

ひとつだけ回答しますと、臓器移植というのは、ドナー登録と万一、脳死状態になった際の家族の承諾が必要です。
前者の登録に関しては、啓蒙活動もあり、認知度もそれなりに高まってきています。あとは勇気を奮って登録する方が増えるのを祈るのみです。
後者に関しては、遺体を傷つけるということに対しての親族の心情に抵抗があるのは事実です。医学的に理想の状態であっても、配偶者、親兄弟、子供、祖父母と幅広い親族の同意が必要で、反対者が一人でもおられた場合、断念することになります。

本人の意思を尊重するという考え方がある一方で、遺体を傷つけることへの抵抗との狭間に今の移植の実態があると言えるかもしれません。承諾をとる親族の範囲を絞ればという意見もありますが、移植の結果、親族の仲が悪くなったら困りますよね。

移植がもっと多く行われる時代になると、意識に変化が起こり、このギャップも埋まっていくのかなと思います。

参考URL:http://www.jotnw.or.jp/studying/index.html
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