気体の色

塩素が黄色っぽくて、臭素が茶色っぽい色をしているのはなぜでしょうか？酸素や窒素は透明だというのに。

No.2 回答者： Ichitsubo 回答日時： 2006/07/22 11:34

塩素も臭素も色はありますが「透明」です。

色がないことは「無色」と言います。

色が見えるのは、たいていのものは可視光を吸収しているからです。補色を吸収し、残った色が目に飛び込んでくるため色づいて見えます。(すべての色がバランスよく目に飛び込めば白や灰に見えます。)
塩素分子、臭素分子のCl-Cl結合やBr-Br結合はこの可視光を吸収しやすいという性質を持つため、色づいて見えるのです。ハロゲン原子間の結合にはこの性質があり、周期表で下へ行くほど可視光の吸収が強くなります。なのでヨウ素蒸気はかなり濃い紫色をしています。

No.1 回答者： leo-ultra 回答日時： 2006/07/21 20:29

酸素分子も窒素分子も紫外光域に吸収があります。

塩素や臭素はたまたまその吸収が可視光域までシフトしたためでしょう。