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ガスクロについて基本的なことなんですが、液クロには極性によってカラムの種類(順相、逆相)があるかと思いますがガスクロのカラムにも種類ってあるのでしょうか?
試料を気化させるので溶媒が水でも有機溶媒でも問題ないかと思ってたんですが。

通常は水に溶けている試料(水道水など)などが中心なのでパージ&トラップで直接測定していますが、こんかい有機溶媒に転溶させる必要性のある検体について検討してまして。

有機溶媒に転溶させる理由として糖分を多く含む試料について測定するとカラムが汚れる場合があるとのことでそれで有機溶媒(酢酸エチル)に転溶させようかと思っています。
いい条件が無い場合は試料をそのまま直打ちしようかと思っています。
それによってカラムが汚れてしまった場合はカラムを焼けばいいらしいのですが焼くとは具体的にどのような操作をすればいいのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

ガスクロのカラムに関しては、順相・逆層のようなドラスティックな分離モードの違いはありません。


固定相が液相、移動層が気相というのが基本でそれは変わりません。

で、カラムの違いはこの固定相の極性の違いです。
DB1, DB5, DB-WAXなど、極性の違いで保持される分析対象にあわせています。

分析に際して、極性物質による汚れが気になるようであればまず非極性溶媒(ヘキサンなど)で抽出して分析してみてはいかがでしょうか?
酢エチ抽出よりも極性物質の溶解が少ないですから汚れも少なくて済みます。

で、ヘキサン等では結果が思わしくない場合、酢酸エチル抽出でよろしいかと思います。

ともに無水芒硝での脱水を行ったほうが汚れは少なくなります。

汚れてしまった場合は
・カラムの空焼き
・インサートの交換(洗浄)
・インジェクタ側のカラムを一部(10-20cmくらい)切断する
などを試してみてください。
3番目をやりますと保持時間が多少短くなりますのでお気をつけを。

参考URL:https://solutions.shimadzu.co.jp/glc/catalog/pdf …
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