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我会説一点儿漢語 の一点儿は名詞<漢語>を修飾する形容詞? 中国語=外国語=英語に似てる(I can speak Chinese a little)、の発想から昔「我会説漢語一点儿」と散々間違えました(今でもとっさには間違うかも)。 皆さんどうやって間違わないようにしてるのでしょう、ただただ慣れるだけでしょうか?、お聞かせ願いたく。(PS 我会説hen流利的漢語 で文法的に合ってますか? それとも普通には 我会説漢語説得hen流利(or 好)とか言った方が中国語らしいでしょうか?)

A 回答 (7件)

こんにちわ(/は)。


能書きが長いので飽きたら途中で放棄してください。
以下、ご存知のことばっかりだと思いますが中文語法のおさらいの意味で質問者さんと復習してみます。

>一点儿の品詞は?
原型のときの品詞は何なのか と、構文になったときにどんな詞性に変転するのか を区別すると判りやすくなります。構文理解に重要なのは「原型」です、無論。
変転するといっても「変転」と言うくらいだから品詞が変わるのではなくて”どんな性質を帯びるか”です。品詞が変わるわけでは無いところに注目。

”一点儿”の品詞は、「数量詞」に分類します。
・一:「数詞」。
・点:「量詞」。
・一点:「数量詞」。正確を期すると「不定数量詞」。故に不定量を表し、且つ少ない量を表す。「不定数量詞」の仲間に”些”が有り。
・一点儿:『「数量詞」+「辞小詞」』。特に口語で多用。”儿”は無くても意味は同じ。且つ北京を中心とした北方の方言でよく使用される「儿化辞小詞」のこと。書面語では書かなくても良いし、南方の人は書かない場合が多い。
一点、点、点点、点儿 とも言ったり書いたりすることも有り。
・例文;
1:快一点ba。
2:吃点a。
3:説点点ne。
4:等点儿a。
以上、すべて「祈使句」の範疇(後述)。
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>我会説一点儿漢語 の一点儿は名詞<漢語>を修飾する形容詞?
質問者さんが混乱しておられる元凶がここだと勝手に解釈しました。
「形容詞」ではありません。「副詞」でもありません。「数量詞」です。そして後ろに来る名詞の”漢語”に対する補充説明をする「補語」の役目を司っています。詳しく書くと「程度補語」を司る「数量詞」に分類。

1:病已好了一点儿。(単純な数量詞用法、主語省略形)。
2:他tuo1着受傷的左腿,一点儿一点儿地向前pa2着。(後方に被修飾語句が有り、数量詞の程度補語用法)。tuo1:ずるずる引く or ひきずる の意。pa2:這う の意。
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>皆さんどうやって間違わないようにしてるのでしょう、ただただ慣れるだけ?、
原型の品詞を出来るだけ正確に捉えるようにします。品詞が判れば、文法的に有り得る事、有り得ない事が大体見えてきます。習慣語といわれる口語句や一文も大体は品詞の規則どおりになっていると思います(除く特殊な習慣語や成句)。日本語のようにかなり流動的な言語と違うので原型の品詞の特定は、正しい構文を考えるうえで重要な着眼点になります。
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以上の説明内容の根拠を以下に(”一点儿”に限定);
a:「数量詞」は「(程度)補語」にもなることが可能で、往々にして「補賓結構」を成す。
・例文;
1:我会説一点儿漢語。(目的語”漢語”の補語であり、どのくらい話せるのか程度を表す)。
2:他走得慢一点儿。(形容詞”慢”の程度補語)。
3:我覚得一点儿陌生。(目的語の形容詞”陌生”の補語であり、どれほど不案内なのか程度を表す)(後述の副詞になったときの完全否定文とは異なる)。

b:「一点儿」の品詞分類は中国でも古くから、概ね「数量詞」と「副詞」で落ち着いています。≪漢語語法修辞詞典≫/IBSN7-5336-0336-2/Z・13 安徽教育出版社の品詞分類表にも副詞の項目には載っていません。本題の例文では「副詞」扱いに該当しません。
理由は、”一点儿”の副詞扱いは「完全否定文」のときにほぼ限定使用されるからです(後述の副詞の分類参照)。且つ必ず「状語」に成る。 (その場合は、”的確”、”確実”の語に相当)。

・「状語」構文の例文(後述の完全否定文の状語構文とは異なる);
我会説一点儿漢語。(名詞”漢語”という被修飾語があるので状語構文)。

・”一点儿”が「副詞」扱いされて「状語」になる「完全否定文」の特殊例文;
1:ni説得一点儿不錯。(副詞用法の完全否定文)。
2:很好,東西一点儿没壊。(同上)。
3:我一点儿不知道。(同上)。
5:我一点儿都不要。(同上)。
6:一点儿不能馬虎。(同上)。
7:我一点儿不会説漢語。(同上)(双賓語構文です。第一賓語は動詞の”説”で、第二賓語は名詞の”漢語”)。

c:「量詞」or「数量詞」は「名詞」の直前か前方に置く。
・例文;
1:我会説一点儿漢語。(名詞”漢語”の直前に有り、完成文)。
2:他賈了一点儿外来的水菓。(名詞”水菓”の前方、完成文)。
3:我会説一点儿漢語。(名詞”漢語”の直前に”一点儿”、完成文)。

d:「形容詞」または「動態助詞」や「動態句」の後方に来るときは「賓語」が無くても可。
・例文;
1:ni妹妹好像比ni高一点儿。(形容詞”高”の直後に置いた場合は賓語が無くて可)。
2:穿黒衣服会顕得人痩一点儿。(形容詞”痩”の直後に置いた場合は賓語が無くても可)。
3:ta們姐妹倆,我更喜歓妹妹一点儿。(動態句”更喜歓”の後方に置いた場合は賓語が無くて可)。
4:我吃了一点儿碗飯。or 我会説一点儿漢語。(動詞”吃”or”説”の後方に置いた場合は賓語が付加されていて状語に成り可)。”碗”は無くても可。
5: 我会説一点儿。(動詞”説”の直後なのに後方に”漢語”などの賓語が無いので不完全文、口語では言う場合も有り、略形)。

e:「副詞」とは;
主に、「動詞」や「形容詞」を修飾し「状語」を造る。「名詞」を修飾することはまず殆ど無いです。一応、1:から6:の分類法が有り。(本題の”漢語”は名詞です、且つ動詞でもないし形容詞にも該当せず)。
1:程度副詞。
十分、非常、太、最、稍微、一点儿・・・。副詞用法の”一点(儿)”は否定句の場合に限定使用。
2:情態副詞。
親自、一起、互相、悄悄、慢慢・・・。
3:時間副詞。
立刻、馬上、已経、才、剛剛、正在、忽然、一直・・・。
4:範囲副詞。
都、総、僅僅、也、只、一共、全部、・・・。
5:否定副詞。
不、没、未、別・・・。
6:語気副詞。
却、倒、偏、難道、也許、大概、究竟・・・。

御覧のように”一点儿”はいずれにも該当しそうもありません。「数量詞」が妥当なことがお解りになると思います。そして当座の間、上記の「副詞」が”漢語”などの名詞を修飾する例文が思い当たりません。太漢語、一起漢語、馬上漢語、一共漢語、不漢語、大概漢語・・・と言われても少々ピンと来ませんよね。
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>「我会説漢語一点儿」
中文語法からみても間違い構文です。仮に”一点儿”を「副詞」扱いにしたらこの例文からも判明するように何も修飾していないので誤りです。
以下の用法は”一点儿”が句末に置かれていて「補賓結構」ではないが「数量詞」だから可。

「祈使句」になると特殊構文(例外構文)が多くなるので上述のすべての能書きは忘れてください。
・『走慢一点儿』は『走,慢一点儿』の口語短縮形と考えられる。”一点儿”は典型的な「数量詞」で「程度補語」。命令文。「動詞」+(停頓)+「形容詞」+「数量詞」。
・『慢一点儿走』は『慢一点儿,走』の略形と考えられ命令文で習慣語。「形容詞」+「数量詞」+(停頓)+「動詞」。
・『小心一点儿』は「動詞」+「数量詞」。命令文なので中文語法に沿っていて可、「祈使句」。
・「説一点儿」は「説一点儿・・・」の略形。命令文なので賓語を省略した形でも可。
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以上から判ったことは;
・我会説一点儿:習慣語なので、賓語無しの略形で可。
・我一点儿会説:”一点儿”の前に動詞など何も無いので不可。
・我会一点儿説:動詞の位置を誤り不可。
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日常会話のうえで語法が間違っている言い回しに遭遇したら、長い言葉の変遷で習慣用法になったと考えた方が気が楽になります(ズルイ言い方ですね、中国の国文学者の口癖)。極少ですがたまに有りますよね。「成句」「祈使句」などが好例。

・『ni走先』。これは、南方の方言で妙竹林な中国語ですね。福建省一帯とか東南アジアで流布している習慣用法語。このように方言が北方にも入り込んでいくうちに北方人も一部で已む無く言うことも有るという例。学校で使用したら即刻ペケですが・・・。
・『走慢点儿』or『走慢一点儿』。これは、口語での『走得慢一点儿』『走,慢点儿!』と解釈した方が早いです。逗号の”,”が会話では見えないので皆で使用しているうちに『走慢点儿』があたかも正当言語のように勘違いされた好例。
不思議なことに語法が間違っていても全国的に習慣になると、いつの間にか習慣語も正しい言語として扱われることが良く有りますよね。日本語でも有るんではないでしょうか。口語で『行こうよゆっくりと』は『行こうよ、ゆっくりと』だと考えられます。口語で習慣的に使われているから文章でも書く人が現れたってところでしょうか。文法的に正しくは『ゆっくりと行こうよ』です。
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使用した中文語法の漢日対訳説明;
賓語=目的語。
結構=構文。
状語=状況語、連用修飾語、副詞性修飾語などと日本語では言うようです。後方には被修飾語が必ず置かれます。
補賓結構=補語+目的語構文。
双賓語構文=二重目的語構文。
動態助詞 or 時態助詞=状態助詞。
口語:会話。
祈使句=命令文または要求文。命令や勧告をする働きの句。

目と耳を駆使して慣れていくしかないのが語学学習の辛いところ。
以上、不足な点も御座いますが漢語語法(中国語文法)を自分の向学のためにおさらいしてみました(^^♪。
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この回答へのお礼

返事遅れて大変すみません。実は飽きるどころか何回も繰り返し読ませて貰ってますがまだ解ったような解らないような。もう少し理解深まってから御礼しようと思っていました。それにしても文字入力だけでも大変なのにそのための下準備、物凄い時間と労力かかったと思います。決してあなた様のご親切を無駄にしないようにいたします。大変有難う御座いました。

お礼日時:2006/09/14 10:32

中国語は語順によって品詞が変わるから理解しにくいですね。

雅虎中国で検索してたら幾つかおもしろいサイトがあったので一つだけ紹介します。この中にも書いてありますが中国語の副詞はとても複雑だとあります。一度読んでみて下さい。
また、最初の質問《一点儿の品詞は?》ですが、やはり場所によって変わってくるものだと思います。《我会説一点儿漢語》の場合は目的語がありますから、その《漢語》という名詞を修飾する形容詞であり、《我会説一点儿》の場合は動詞を修飾している副詞になりますね。また、《慢点儿走》も《点儿》は《慢》という副詞を修飾し+動詞で、《走慢点儿》は《走》という動詞+程度補語=動詞+副詞と言えるとおもいますが、間違ってるかな?

参考URL:http://www.fync.edu.cn:8080/jingpinkecheng2004/z …
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この回答へのお礼

いつもmany tks。紹介されたサイトちらっとだけ見ましたが私の実力(中検3級、しかも12年前)では理解するのに一月以上かかりそうです。我会説一点儿の場合、一点儿が副詞と言われるとならば動詞・形容詞の前、とつい思ってしまいます。副詞句で最後に来る、が目的語がある場合はその前とでも理解? 最初の例の<慢>は形容詞のはずです(と教科書にあり)。語順が大事な事よく承知、ならばどうやってその順番を決めるのか?文法を習う事なり、で色々質問してるのですが慣れるしかないみたいですね。 

お礼日時:2006/09/12 11:23

まず、僕は中国人だから、文法のルールについて、大体はわかりませんで、間違った指導もでられるかもしれませんだけど、考えに考えた結果、

それは、そっちのいったとおり、多くの場合は、確かに、副詞を動詞や形容詞の前におくいわゆる大原則で、成文のようなもんですけど、でも、少数の例としては、やはり、反則できて、ぼくのいったように、副詞を動詞の直後におくものもあるんです、たとえば、挙げられた例の1走慢点儿と2慢点儿走このふたつのものですけど、2は文法にあわせるから、もちろん、無難のない表現ですけど、一方、1となると、文法に、なんらかの食い違いがあるんじゃないかなという気がするかもしれませんが、口からすると、もっと、中国語らしい中国語じゃないかなとおもいましてね、確かに、語順ってものは、すごく、複雑なものだから、自分の語感の育成を目指すということは、中国語勉強での道のなかの短近ともいえるものじゃないかなとおもいますね
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この回答へのお礼

再度のコメント有難う御座います。参考になります。あなたは中国人、ならば英語を話す時 I can speak <a little または well> English と言い間違えませんか? これが私の今回の質問の原点です。 結論は「習うより慣れろ!」が正解みたいですね。

お礼日時:2006/09/12 10:44

一点儿は、後ろから修飾する英語で言えば副詞の類と考えるのが妥当ではないでしょうか。


ですから漢語の後ろには付かない。(漢語は名詞であるから)
説のような動詞や、慢のようなこれは副詞ですかね?、の後ろに付く。
走慢点儿は、日本人がやりそうな間違いですね。
慢や早は動詞の前におくのが基本なので、慢走でないとおかしいことになります。
その上で、「慢」にニュアンスを加える「(一)点儿」は「慢」の後ろに置くということでしょう。
快走とか早来とかは、変に文法こねてしまうと思いつかなくなる簡単な表現ですね。^^;)
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この回答へのお礼

回答有難うございます。参考になりました。

お礼日時:2006/09/12 11:29

こんにちはhalcioneeです。


前回は変な回答をしてしまいご免なさい。最初の質問文の中に《漢語》という賓語が付いていた為あの様な回答になってしまいました。
確かに《我会説一点儿》が正しく《我一点儿会説》や《我会一点儿説》もおかしいですね。《我会説一点儿漢語》で考えた場合、《漢語》という目的語ありますから《一点儿》は目的語である名詞を修飾する形容詞だと私は考えます。また、先生によっては《副詞》や《状語》という人もいるようです。
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この回答へのお礼

再度の返答有難うございます。

お礼日時:2006/09/12 11:32

回答させていただきます、我会説一点儿漢語は上のお方のいったように、をひとつの長い単語として、捉えようっていう見方は、めんどくさいじゃないかなとおもいまして、一点儿 って程度を示す副詞で、ちょっと、の意味にとっていいです、また、中国語には、副詞は、語順上には、必ず、前部のほうにおく(大体は動詞の直後につく)のが、特徴なんです、我出去玩一下とか、我会説一点漢語とか。

我会説漢語一点儿 というふうになったら、どうもおかしい文章じゃないかなという気がしてくるんです、なぜかというと、今言ったように、副詞の前置の必要があるなんだから。この場合では、最後に置かれて、反則になります。また我会説hen流利的漢語 となると、、単に文法上からみると、間違いがあるとはいえませんが、どうでも、おかしい感じがしますね、中国人にしてみれば、絶対、使わない表現ですから、普通は僕ら中国人に言わせたら、我漢語説的很流利か我説漢語説得很好っていう風になるんでしょう、最後の我会説漢語説得hen流利 は、不通におもわれて、使わないのが普通ですけど、強気で言うことがあります、もし、強気の気持ちでないと、”会”だけをぬきにしてよい、つまり我説漢語説得hen流利というふうになります。中国語という言語は日本語とちがって、格助詞なんかのものは、ないから、上のお方のいったように、語順要重視!
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この回答へのお礼

太謝謝nin了。ただ副詞なら(助)動詞・形容詞の前に置くのが大原則ですが(動詞の直後ではない)。中国語は語順が大事だからこそ順番で悩んでいるのです。慢点儿走! という超簡単文でも「点儿」の品詞、今でも私には??です。形容詞+点儿(品詞はさておき)+動詞 の成句の様なもの、と勝手に理解してます。しかしこの文 走慢点儿!で間違い?全く同じ? この文の最重要語は「走」、ならばこれを文頭に持ってくるのが一番合理的ではない? 「早く助けて!」 よりも「助けて、早く」だと思うんですが。  

お礼日時:2006/09/10 12:25

こんばんは。


《我会説一点儿漢語》は《カタコトの中国語》という感じで《一点儿漢語》を一つの長い単語として取らえてはどうでしょうか?ちなみに《我会説漢語一点儿》はちょっと。。。
前にも解説したように中国語には日本語の格助詞がある言語とは違い語順が重要になって来ます。から、《我会説漢語一点儿》はとてもおかしい。《我会説漢語・・・》と言った時点で話せる事を相手に伝えてしまっていますから、その後に《一点儿》を付け加えられても・・・と中国人は困惑するというか《どっちなんだろう?》と思うはず。
《我会説hen流利的漢語 で文法的に合ってますか?》は文法的には合っています。でも流暢に話せる人は、こんな事言わないし、まず冗談以外では使はないでしょう。我ではなくNiに変えれば褒め言葉ですから問題ないと思います。《我会説漢語説得hen流利》にしても、もし言ったら『・・・自慢かよ・・・』と想われるかも。でも通じないと思われて強気で言う場合は使っても問題ないと思います。
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この回答へのお礼

いつもいつも感謝nin了です。回答が楽しみです。ただ「話せる事を相手に伝えてしまってからの《一点儿》の後付はおかしい」との事ですが 我会説一点儿 でしょう? それとも我一点儿会説 または我会一点儿説? 一点儿が副詞であればまだこの方が文法的には納得できます。 また後段の件、文法上の質問ですから他の点は無視して下さい。貴重な時間を取らせてすみません。 

お礼日時:2006/09/10 13:03

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