仕事の経験について

私は現在広告代理店でアルバイトとして働く29歳男です。（その代理店はパチンコの広告しかやりません）
入社する際、求人に載っていた条件とは違ったのですが、
経験のためにと思い我慢することに決めました。
（求人より-100円）
しかしそれだけではなく仕事内容もデザインではなく
オペレーションメインの部署に強制的に配属されていたのです。（部署ごとに勤務地が割れている）
以前から言っていることが二転三転する会社でしたが、
入社から10ヶ月経った今、ようやく求人時給になりました。
しかし周りを見ると一年以上いてもなかなか正社員になれない
バイトがごろごろいるのです。
（ほかの部署はほぼ正社員）
仕事内容も以前からデザイン業務が増えるといっていたのですが、
あまり変わりそうも無く、10月から人が減り、負担が増えるというのです。
（人は入れていくとはいうのですが…）
はたしていくら経験のためだとはいっても
この会社にいつづけたほうがいいのでしょうか？
良きアドバイスをお願いします。

No.5 回答者： director 回答日時： 2006/09/20 04:23

私はデザイナーではありませんが、個人で広告制作事務所をやっているものです。

tyuunichi77さんの会社がそのような状態なら、単純に早く辞めた方がいいと思います。ご本人も、本当は辞めたいのだけれど、果たしてデザイナーとして雇ってもらえるかどうかが、最も気になるところなのでしょうね。その不安な気持ちは、よくわかるなぁ…。
私の意見は、あまり自信ないけど、まぁ参考までにね。
例えば、仮に私がデザイナーを募集する場合、デザイナーの経験はほとんど重視しません。もちろん確かに、面接の方にまず最初に聞くことは、その人の過去の作品を見て今までどのようなデザインをやってきたか、どれくらいスキルがあるか、ということです。でも重要視は、しないなぁ。その人の過去の作品がどんなに優れていても、100％その人の実力ということは、まず無いからね。
10年、20年も経験があるのに、イマイチなデザイナーはくさるほどみてきたし。
重要視したいのは、その人がこの先、どんなデザインを目指していくかということ。だから、「最近の広告で、あなたが気に入ったのは、どんなのですか？」ってききます。それで、そのデザイナーの可能性や方向性が大体わかります。
そのあと、見込みありそうな人だと思えば課題を出します。
課題を出すときも、本番の仕事と同じような感じで打ち合わせをします。その打ち合わせの段階で、作品を見なくても、その人の力量がわかります。こちらの説明にフムフム頷いているだけの方は見込みないです。こちらとしては、説明に対して「どんな質問をするか」を見ているのです。そのときに、コミュニケーション力もわかるしね。
で、もってきた課題の作品を見てその人の本当の力量ってのが、わかります。
経験は確かに重要ではあります。でもそれだけじゃないね。
もし私がtyuunichi77さんと同じ立場で、経験も過去の作品も無かったら…。そーだなぁ、新聞や雑誌にすでに載っている広告から、できるだけダサイのを探して、で、自分でカッコよく作りかえてみるかな。
面接の時、「過去の作品とかあんまりないんで、作っちゃいました」とかいって、「この広告は○○に載ってたんだけど、どうもインパクトないと思ったので、自分だったらこんな風に作ります」などと言いながらプレゼンしてしまう。っていうのは、どうかな？　ダメかな？　ウチだったら有りなんだけど（笑）。
長くなって失礼しました。がんばってください。

No.4 回答者： kalimantan 回答日時： 2006/09/18 23:16

広告で10年近くご飯を食べているデザイナーです。

もう少し続けて様子を見て、年明け過ぎても状況が変わらないようなら、転職を検討してもいいのではないでしょうか。
ただ、パチンコの仕事は、デザイン全般のスキルとして認められにくいような気がしますが…
私が過去に面接した子にも、ずっとパチンコと風俗しかやってなかったというのがいましたが、そういう子に何か作らせたらどういうものに仕上がるか、どういう仕事が向いているのか…等、採用後のビジョンが全く描けず、結局不採用にしてしまったことがあります(やる気はめちゃくちゃあったのですが)。

ただし、バチンコが絶対不利、というわけではありません。
例えばパチンコ雑誌の編集等でしたら現状のスキルを活かすことができるでしょう。また、同じような仕事をしている他のプロダクションでもいいかもしれません。
ただ、この先、パチンコだけではなく、他の仕事も経験したいというご希望がおありでしたら、今の会社には長居する必要はないと思います。
どういう会社でもいいので、パチンコとか風俗関連以外の、まともな得意先をやっているプロダクションに鞍替えし、単純オペレーションの仕事でも構わないので実績を作ってしまうという方法はあるかと思います。
今の会社での仕事をスキルと判断する会社は少ないでしょうから、そういう形ですすめていくのが、ご質問者様の状況では一番適しているのではと思われます。

また、正社員採用ですが、実のところ、景気回復以前とほとんど状況は変わっていません。相変わらず、短期間で切れる派遣やバイトでの雇用がメインです。
ですので、正社員を目指されるのでしたら、早いうちに動くことをおすすめします。

No.3 回答者： yuri_s 回答日時： 2006/09/18 18:33

　＃１です。

本職は新聞記者ですが、Macでデザインもします。　
　結論から言うと「経験者」での採用は多分無理です。経験者は最低２年以上が目安ですが、それでも技術レベルがあまりにも低ければ問題外です。実際に手掛けた作品が多数あるのでしたら、それを見せていただくことで判断します。つまり単純な勤務年数よりも、技量・知識量が採用時の判断材料となるのです。逆に言えば、勤務年数が長くても技術が伴わなければ意味が無い、ということです。

　以上のことから、客観的に見てtyuunichi77さんが『この会社にいれば経験になる』と思えばある程度我慢しても続ければ良いし、勤務期間が短くても技量に自身があるのなら転職した方が良いのでは。また技量に自信がなくても転職するのなら、経験者のみの求人募集よりも『経験が浅いので本格的に学びながら経験を積みたい＝未経験者可』の方が採用確率は高いでしょう。（※余談ですが、当社でもデザイナー採用のに際は、かなりのスキルとクオリティを要求するので、ちょっとかじった程度では即不採用です）
　このあたりの見極めは、御本人にしかできないので、ぜひ慎重に考えられてください。ただ、あくまでも個人的な意見ですが…将来、広告デザイナーとしてやっていきたいのであれば、未経験＆浅経験としてはギリギリの年齢なので、今が決断の時。転職・スクール・継続勤務の何を選択するにしても、勉強しなおすくらいの覚悟が必要だと思います。
　それと、勤務時間や賃金などの待遇条件は、よほど大手でない限り、満足できる会社は少ないと思う。特に入社後間もない未経験＆浅経験者の場合は顕著です。このあたりも将来設計の際には加味されてください。
　

No.2 回答者： sign_00 回答日時： 2006/09/18 17:54

フリーデザイナーです。

建築関係・グラフィックデザインから出発してますが、現在はWebデザインもこなしてます。

フリーになる前にいた会社、待遇があなたの会社に似ています。女性デザイナーは正社員待遇で入っても、絶対に社員になれない社風でした。色々プロジェクトを持たされ、それでもバイト待遇だったため、会社と交渉して社員にしてもらえましたが、その会社のOB・OGに聞くと「奇跡に近い」できごとだったそうで・・。
デザイン関係は同じ会社に居続けることがほぼないと言ってもいいので、アルバイトとしてることも考えられるし、会社の体質が非常に古く「仕事を持ってくる営業はお金を生むが、デザイン制作はお金を生まない。だから金を食ってるだけ」と思っていて、保険などに入れなければならない正社員にはあえてさせない経営者もいます。

デザイン制作をしたい・・というのであれば、会社と部署替えを交渉をしたあと、それが無理であくまでもオペレーターの仕事しかできないのであれば、すぐにでも転職をおすすめします。年齢を考えるとのんびり構えている状況ではありません。

NO.1の方の回答とほぼ同意見で、なにを優先するかで回答はかわってくるかと思いますが、スクールへ行くという選択は絶対におすすめしません。

あなたが20代前半などであったなら「人脈を作るため」と「金銭的余裕がある」なら行ってもいいかな、くらいな感じに思いますが、30歳を目前にしている今、スクールに行くことは逆にデザイン職の道を遠ざける可能性が高いです。
また、業界的には30歳くらいになってくると、ディレクション能力を求められる事が多いので、そのことも頭に入れておかなくてはなりません。

待遇や仕事内容等を総合して考えるのは大変難しいですが、自分の年齢も考えた上で、選択を決めた方がいいと思います。
脅してるような感じもありますが、デザイナーも使い捨ての部分があり、会社によっては馬車馬のように働かせ、新人デザイナーを育成させて、ぽい、というところも無きにもあらずなので・・。平気で使い捨てにできるほど、デザイナー志望というのは有り余っていると言うことです。

あと余談ですが、1年くらいでは経験を積んだとは言えません。最低2年、経験者の意見としては、最低3年くらい経験がないと、「経験者」とは言えない場合が多いです。

厳しいことをさんざん書きましたが、やはりあなたの年齢から考えると、こういう書き方しかできないのが残念ですが、道は閉ざされているわけではなく、単に狭まっているだけと考えてください。
今なら、なんとか道を通り抜けることが出来ると思いますので。

No.1 回答者： yuri_s 回答日時： 2006/09/18 13:24

　マスコミ人です。

役付きのため採用も担当します。
　あなたはその会社に何を求めているのですか？　
　優先順位をつけるとしたら賃金？　広告制作技術の習得？　就職先としての安定感？
　まずはそれらを自己整理した方が良いと思います。純粋に質問内容だけで判断すると「辞めた方がいいのでは」と思わなくもないですが、あなたが広告制作技術の習得を目的としていて、近々それをさせてもらえそうなのであれば、もうしばらく我慢するのも一考。ただし、今現在の仕事内容を推測すると、このままでは「広告制作の経験」としてカウントされないかと思います。本格的に「広告制作の経験」を積みたいのなら、年齢からみて、転職するかスクールに行くことをおすすめします。

この回答への補足

そうですね。
たしかに今の仕事内容のままでは経験としてカウントされないと思います。
技術習得の面としてはやるやるといっていながら、チラシ、ポスターなどをやらないというのが現状で、はたしていつまで待てばいいのかというところです。

よく経験として一年以上というのがありますが、
そのまえに待つか動くかの瀬戸際で大変悩んでいます。
この状態の経験でも雇ってもらえるのでしょうか？

補足日時：2006/09/18 14:59