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starting at about thirty, most muscles begin to shrink.「三十頃からほとんどの筋肉が小さくなり始める」という意味ですが、分詞構文なら主節のS(muscles)が意味上のSになるはずなのに、「筋肉が三十頃で始まる」となり意味不明です。「主節の内容全体(=ほとんどの筋肉が小さくなり始める事)が三十頃で始まる」のであれば確かに問題ありませんが、分詞構文の意味上のSが文全体に波及することってあるのでしょうか。後半に入れば関係詞の非制限用法が作れそうですが・・・。またこの分詞構文でstartedが入らない理由を教えてください。意味で考えたら能動態でも受動態でもいけるはずですが・・・お願いします。

A 回答 (3件)

分詞構文の原則として、文の主語と分詞の意味上の主語が一致しないときは、分詞の前に主語を補います(独立分詞構文)。



ただ、これは原則であって、分詞の意味上の主語と文の主語とが一致しないことは、ときどきあります。このような分詞構文の分詞を、懸垂分詞と呼びます。
Looking out of the window, the mountains were beautiful.

たいてい文法的でないと考えられていますが、文意がわかりさえすれば必ずしも誤用ではないと考える文法学者もいます。出版マニュアル(投稿規程など)では、ほとんど禁止されているようです。フォーマルな文で懸垂が許される分詞は、consideringなど、一部の動詞だけのようです。

ご質問の例文は、これに相当するのかもしれません。

後半の質問については、ちょっと質問の意図がわからないので……すみません。
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 分詞構文において,分詞の意味上の主語が主節(分詞は節を構成しませんので,厳密には,主節とは言いませんが)の主語と一致しないパターンは2つあります(#1の方の言う懸垂分詞を除いて)。



 1つは,慣用的に用いられる generally speaking などで,意味上の主語として,一般の人々を補うことが可能です。

 もう1つは,~ing が接続詞や前置詞として扱われるようになっている場合です。代表的なのは,concerning, including, considering などでしょうか。

 He did well considering his age.「彼の年齢を考慮すれば,よくやった」
 この場合,considering の意味上の主語は I や we と考えられます。

 starting についても,starting ~で「~以降」という前置詞的に用いられることが辞書にも書かれています。ただし,~の部分には,in 2006 のように時を表す副詞句がきます。

 start は「~が始まる」「~を始める」と,自動詞・他動詞いずれも用いられます。
 しかし,今回の表現の場合,「筋肉が小さくなる」という現象が始まる,と考えるべきで,started はならないでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど!!英語はホントに奥が深いですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2006/10/08 01:39

回答#2の方がご指摘のとおり、startingの「~以降」という前置詞的用法の例と考えていいのではないでしょうか。



たまたま今朝見かけた表現をご参考までに紹介します。
Mexico’s Teotihuacan, once the center of a sprawling pre-Hispanic empire, is set to become the launch pad for an attempt to communicate with extraterrestrial life.
Starting Tuesday, enthusiasts from around the world have a chance to submit text, images, video and sounds that reflect human nature to be included in the message.
(今日付けのThe Japan Times の第1面最下段の記事、第1~2段落)

もちろん新聞英語ですので ”starting Tuesday” の部分は ”starting on Tuesday” のonの省略です。
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