「お昼の放送」の思い出

こんにちは、高校三年の女子です。高校卒業後の進路についての相談です。
私は将来、高校の英語教師か外国人に日本語を教える日本語教員になることを希望しています。現在考えてる進路は、地元国立教育大学の英語学科に入学し在学中に短期留学することです。そこは、少人数教育でネイティブの先生に習い、英語教員と日本語教員両方の資格がとれます。国立大、地元という好条件で親は大賛成です。しかし、やはり日本人ばかりの環境で本当に英語が話せるようになるか不安です。もう一つの進路としては、高校卒業後、外国語専門学校(卒業後に向こうの大学)を考えています。

現在の英語レベルは、読み書きはそれなりにできて大学受験だと偏差値62くらいです。でも、話すことと聞くことは少し苦手です。教員になるならやはり文法や読み書きしかできない先生にはなりたくないです。発音がしっかりしているようになりたいし、語学だけでなく、文化ごと学びたいです。日本の大学に進学した場合、費用なども考えると、留学は短期になると思います。日本で教育者になるための英語をならうことで、海外でも通用するような語学力(特にヒアリングと話す力)は身に付くのでしょうか?海外の大学に行き、自分を厳しい環境におくことで現地の英語を学んでいくほうがいいのでしょうか?経験談など些細なことでも結構ですので、回答お願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


確かに、スピーキングやヒアリングは、現地にいる方が伸びます。
しかし、海外の大学はシステムが違うので、日本の教職課程を履修できず、日本の教員免許は取れないのではありませんか(専門が違うので不確かですが)?
もし、そうなら、せっかく海外で勉強しても、PITUJIさんの夢をかなえることはできなくなってしまいます。
教員以外で、英語や日本語の先生というのは、民間塾の講師しか職はなく非常に不安定な職業形態ですから、お勧めできないです。

それから、卒業後に外語専門学校進学は絶対にお勧めしません。
外語専門学校で教えるのは高校レベルの英語なので、国立大学を受験できるレベルのPITUJIさんだと授業がつまらないでしょう。
外語専門学校というのは、偏差値50以下の生徒に短期間で英語を特訓し、海外の無名大学へ押し込むというシステムです。内容の割には授業料がバカ高なので、もったいないです。
偏差値62あれば、自分でTOEFLを勉強できますし、自力で海外の大学へ応募できますよ。

私には、少人数で教えて貰える志望校のシステムは、素晴らしい内容だと思われます。
まず、この大学に入学し、大学1年生の夏休みに短期で語学学校へ行ってみませんか。
数ヶ月の語学留学をしてみて、実際に大学を見てみて、それでも留学したいと思ったら、自分でTOEFLの勉強をして、大学を1年間休学して、海外の大学へ直接に編入しましょう。
海外の大学はトランスファー制度が充実しているので、留学はいつでもできます。
もし、勉強しているうちに海外の大学を卒業したいと思ったら、日本の大学を中退すればいいのです。
また、ひょっとしたら、志望校に交換留学制度があるかもしれません。これなら、中退せずに元の大学へ復帰できますよ。

海外に1年くらいいて、一生懸命勉強すれば、海外旅行に困らない程度の英語力はつきます。日本にいる人が聞けば「英語がペラペラ」と思うんですが、20歳を過ぎて留学してもネイティブ並みになれる人は殆どおらず、実情は四苦八苦の世界です。
私は留学後に就職して20年も住んでいますが、自分で「英語ができる」と思えたことは1度もありません。

私見ですが、英語の先生は、英語で仕事をするわけではないのですから、海外で通用する英語力(読み書き話す)よりも、生徒が理解できるように、きちんと説明できる日本語力と教える情熱の方が大事だと思います。もちろん発音はきれいな方が好ましいですけどね。

私は、いろいろな先生に習いましたが、最も評価できる英語の先生は、日本で受験用英語塾をやっていた方でした。発音はボロボロなんですが、教える情熱がすごく、苦労して自分なりの英語教授法を確立し、生徒の質問を分かるまで調べて教えるという姿勢が素晴らしかったです。
アメリカ人の先生でも、TESL(外国人に英語を教える教職コース)を出た方なら、どんな質問もきちんと答えてくださったのですが、アルバイト程度の英会話スクールの先生の文法なんて、こっちが教えなければならないようなレベルでしたから(笑)。

高校3年生は進路に悩む時期ですね。
でも、留学には、いろいろな方法があるんです。

たとえば、日本の大学卒業後に大学院でTESLを学ぶという選択があります。これなら教授の手伝いをすれば、授業料は免除されますし、日本とアメリカの両方の教員免許が取得できます。
また、スピーキングやヒヤリングを伸ばしたい、文化を学びたいのであれば、大学時代または卒業後に、ワーキングホリデーで1年間過ごしてみることもできます(30歳以下の若者に、アルバイトをしながら1年間滞在してくださいというプログラムです。英語圏なら、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスがあります。また、オーストラリアでは、ワーホリを使って日本語の先生のアシスタントをするプログラムがあります)。

まだ若いのですから、時間はたっぷりあります。
自分に最も適した道を模索してみてください。
がんばってくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
親とも相談し、国立大学に決めました。交換留学制度があったので、それを利用して向こうへいってみたいと思います。また、milky2222さんのおっしゃっているワーキングホリデーに大変興味を持ちました。大学生になったら詳しく調べてみます。
今は受験に向けて頑張ります!!

お礼日時:2006/10/22 16:54

実際に英語のヒアリングと会話を勉強している者です。


大学受験時は英語の偏差値が65くらいだったので、大体同じレベルかと思います。

私も本格的に勉強を始めるまでは、努力次第で何とか(読解や作文と同じように)ヒアリングと会話の能力は身に付くと楽観的に思っていたのですが、やり始めてみてとんだ勘違いだということがわかりました。

プロ野球選手で大リーグに行った人たちでも、なかなかネイティブ並みに英語が話せるようにならないように、留学して英語に囲まれた環境にいさえすれば英語が出来るようになるかというと、どうやらそれだけでは会話能力はアップしないようです。日本人の留学生でありがちなパターンの一つは、「じっくり教えてくれる人がいないから、まず周囲が何を言っているのか解からない→意思疎通が出来ないのでついつい日本人同士で集まってしまう→余計英語に接する機会が減ってしまう→一向に英会話が上達しない・・・」という悪循環に陥ってしまうことだそうです。

あなたはかなり英語に関する向上心がおありのようなので、上記のようなことにはならないかと思いますが、それでもただ英語の環境に囲まれるだけでも上達しないとなると、国内でネイティブ並みの会話力や英語圏の文化まで身につけるのは至難のわざだと思います。

それに日本の英語教育者で、ネイティブ並みの会話能力を持っている人は少ないことも併せて考えると、かなりの覚悟を持って数年海外留学をするのが望ましいのではないか、と考えます。

あなたはまだお若いですし、本格的な英語の学習と教育に人生を賭けるんだ!というくらいの夢を持って大学生活と前途洋洋な人生を送ってほしいと思います。頑張ってください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
今できることを精一杯やっていきます!!

お礼日時:2006/10/22 16:44

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