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キュービクルか現場に設置するか、それぞれの根拠を教えて下さい。

A 回答 (7件)

>バカな考えかも知れないがB種接地線(ZCT)より漏電警報器を動作させ、その接点でリモコンブレーカ等の配線用遮断器をトリップさせても良いと言う事にもなりますね。




高圧の場合を考えれば、地絡電流をZCTで検出しGRを使ってCBをトリップさせるわけですから、低圧でこの方式を採用しても問題は無いだろうと私は考えています。例えば、可搬型発電機ではスター巻線の中性点から引き出した線にコンデンサを接続し、ZCTを貫通して接地しています。ZCTから漏電リレーでトリップコイル付きのMCBを動作させるようになっています。(コンデンサ接地方式)

送り出しに漏電遮断器を設けるよりは、巻線の地絡まで検出できると言う点で優れていると思います。特に発電機の場合には、主遮断器より電源側での重地絡は火災等の大事故に繋がります。(主遮断器のトリップではダメで、原動機の停止か無励磁にしなければなりません。)

ただし、この方式を採用する場合には「操作電源(制御、トリップ)」について、十分な検討が必要です。
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技術基準では「地絡遮断装置等」を求めていて、必ずしも漏電遮断器を要求している訳ではないですし、感度や動作時間についても言及されていません。



細部については内線規程1375-2に規定されています。

ここからは私の個人的な意見です。

低圧電路の地絡保護は、感電保護を目的とする場合には各負荷に高速高感度の漏電遮断器を設置するべきなのですが、QP送り出しに高速高感度を設置してしまうと動作頻度が高くなり実用上の問題が生ずるので、時延低感度にするべきと思います。

また、変圧器低圧巻線までを含む地絡保護のために、B種接地線にZCTを設けて漏電検出を行い、重地絡が起きた場合には高圧側の開閉器をトリップさせるように設計するべきです。(混触防止板方式の場合には接地コンデンサにZCTを設けることになります。)

ご承知のように、B種接地線の太さを決める根拠は「地絡過電流方式」で、地絡が過電流に発展した時点で過電流遮断器をトリップさせようと言うものです。この考え方では、過電流遮断器より電源側での地絡には無力で、特に400Vなどバックパワーが大きくてアークが切りにくいケースでは火災等の重大事故に結び付くことになりますから、上記のような設備にするべきと考えています。

この回答への補足

色々有り難う御座います。過日、県設備、小水力発電機6.6kV連絡盤の耐圧試験をやってきました。ここに乾式変圧器のスター二次側B種接地線より1極DS→CT100/5AとTBを経由して接地線に接続なっておりました。通常の零相変流器では無かったので何故?と思っておりましたが、この回答を読ませていただき、もしかしてこの接地電流で高圧VCBを遮断しているかとも思いました。地絡遮断装置等=漏電遮断器では無いと言うのは、バカな考えかも知れないがB種接地線(ZCT)より漏電警報器を動作させ、その接点でリモコンブレーカ等の配線用遮断器をトリップさせても良いと言う事にもなりますね。

補足日時:2006/12/09 19:43
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過電流遮断器と地絡遮断装置とは考え方が異なるものです。

地絡遮断装置については「必要な箇所に施設」と言う規定は無く、設置すべき箇所が具体的に規定されています。

ご承知のように技術基準は「必要最低限の基準」ですので、これを下回る設備を作ることは出来ません。納得できないとお考えなら、当局に問い合わせるべきです。

http://www2.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?yt …

参考URL:http://www2.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?yt …

この回答への補足

有り難う御座います。400V系の(除外規定以外)電路で後日、瑕疵責任等を問われない最善の設備はQB主幹に漏電ブレーカ(例100~500mA切換付)→分電盤、制御盤にも主幹(30mA固定)にあれば問題なしと考えれば電技云々持ち出されても特に問題なしと言う事ですね。言葉じりの各個人解釈によっては、色々な見解がでるので一応、局に原則論を聞いてみますが、全回路にコスト、操業度など度外視して漏電ブレーカの設置義務と言えば簡単でしょうが。

補足日時:2006/12/09 14:36
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電気設備技術基準の解釈第40条2項に、


【特別高圧又は高圧の電路に変圧器によって結合される300Vを超える低圧電路(発電所並びに変電所及びこれに準ずる場所にある部分の電路を除く。以下この項において同じ)には、電路に地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置を設けること。】
と明記されています。

ちなみに電路とは、【通常の使用状態で電気が通じているところをいう。】とされていますから、キュービクルから出て行く配線も当然電路になり、この部分は「変電所に準ずる場所にある」とは言えないので、キュービクルに設置しなければなりません。

なお、この項には第1項の例外規定は適用されないと考えられます。(内線規程1375-1では、その点を明確にしています。)

この回答への補足

早速の回答有り難う御座います。
多分電路に必要な箇所に施設する事と言う意味だと理解しておりますが、ここで必要な箇所とは(解釈170.171.211)引込口.幹線の電源側.分岐点など保護上又は保安上必要とする箇所を言うとなっております。
(但し配線用遮断器の場合ですが)つまり電路の始まりか電路途中かはコスト、操業上を考えると、その400Vのライン(QB内でも現場でも可)に最低1ヶ所ついていれば良いと思われるが。コスト無視して全ラインにつける事も正論で最良と思うが民間ではそんな事はしない。電技も最低限度やるべき事柄の法律だと考えるとどうでしょうか。

補足日時:2006/12/07 17:31
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電気設備基準第40号においては地絡遮断器の設置を義務付けられています。


但し、例外もありますので電技をお読み下さい。

従って一般的にはSWG(スイッチギア)にも現場にも設置しています。
ELCBの動作時間として末端は高速型、上位は遅延型などを設けています。
場合によっては定格感度電流を上位に行くほど大きくしています。

以上で地絡遮断による停電影響範囲を最小にします。
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300V以上の電路すべてに必要です。


緩和規定としてキュービクル内(電気室等)の電路はつけなくても良いとの規定があります。よって現場のみELBを設置は不可となります。(キュービクル~現場の電路が”NG”)

この回答への補足

早速の回答有り難う御座います。思うに
除外規定は別として電路のどの箇所(始点のQB~末端の制御、分電盤等)に設置とは電技では、何も問うてないのでは。極論..電路についていれば良い程度のスタンスでダメですか。

補足日時:2006/12/07 10:25
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私ならCubにスペースがあるならCubに付けたいですが


あなたの考えはどうですか?
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