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「この辞書は、いつでも引けるように、手許に置きなさい。」と文章でいいたいので、

Keep this dictionary ready to consult whenever needed.

としてみましたが、どうもしっくりしません。this dictionary がto consultの意味上の主語になってしまうような気がするのです。

あらためて調べると、ランダムハウス英語辞典ready(adj.)の項に、The pears are ready to eat.(ナシは熟して食べごろだ。)という例文がありました。

また、OALDには、ready(adj.)の例文でThe contract will be ready to sign in two weeks.(拙訳:その契約は2週間で調印にこぎつけることになろう。)というのが載っています。

これらからすると、to eatの主語はpearsではなく、また、to signの主語はcontractではないことも分ります。つまり、冒頭の英文で、this dictionary はto consultの意味上の主語にはならない、と判断できそうです。

OALDではready (to do sth)を、completed and available to be usedと解説しています。したがい、冒頭の英文は和文の趣旨に対応しており、意味上の主語の食違い問題はない、となりそうですが、よいのでしょうか。

考え方についてアドバイスお願いします。

A 回答 (4件)

アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

readyと言う単語は「変化を感じさせる」と言うフィーリングが底に流れているのです。 この変化があるからこそ日本語では「一旦停止的」なフィーリングの「準備ができている」と言う意味合いになるわけです。

そうでなければ、現在完了形などを使ってその前に変化のフィーリングを出そうとしているわけですね。 つまり、最近の変化でなくかなり昔であっても現在完了形がちゃんとhave been read FOR A LONG TIMEと言う表現で出せるわけですね。 変化をしてからかなりなる、と言うフィーリングを違う日本語の表現で表すと「長い間準備ができている」と言う事になるのが「普通」である為に現在完了には変化を感じる事が少なくなってしまうわけです。

だからこそ、果実が食べごろに「なる」、がThe pears are (now) ready to eat. 食べられなかったけど食べられるようになった、わけですね。

I'm ready to eat. 食べたくなかったか、食べる時間がなかったか、とにかく何かの理由で「食べられない状態にいた」のが変化したわけですね。

>The contract will be ready to sign in two weeks.
の文章で変化を感じることができますね。

では、
>Keep this dictionary ready to consult whenever needed.
の文章ではどうでしょうか。

変化を感じますか? 感じませんね。 keepがかろうじて、keepしていないと思うからしなさい、と言う変化をアドバイスしているのを感じるだけです。

では本題です。

I'm ready to eat.
The pear is ready to eat.

何か矛盾を感じますか? それともそのままフィーリングを感じる事が出来ますか?

では、The fish is ready to eat.はどうでしょうか。

文章と言うものはその文章ひとつで全てを語らないと言う事実と誤解を防ぐ必要性を感じないといけない、と言う事なのです。

I'm ready to eat.
The pear is ready to eat.

の主語には「動詞の主語になるか目的語になるか二つに一つ」しかフィーリングがないと言う事に気がついてください。 だからこそ、どちらの使い方も全くと言って良いほど問題なくそのフィーリングが伝わるのです。 確かに、The pear is ready to be eaten.の方が分かりやすいかもしれませんね。 でも、梨が食べるはずがない、と言う事は生まれてから今まで自分で作り上げてきた自己文法の中にちゃんとあるわけですね。 だれも、時間をかけてこのことを教えたことなんてありませんね。 自分で作ってきたわけです。

しかし、The fish is ready to eat.はどうですか? 私が何を言いたいのかお分かりですね。 その魚は食べる(えさをやる必要がある)し食べられてしまう(料理され終わった)ときもあるわけです。

よって、動詞と主語のつながりを感じ取ることによってready to doであるのが主語なのか、そういう言い方をしているけど主語はto be doneの主語だ、と言う事が分かるわけです。

言葉とは文章ではない、と何度もこのカテで言ってきました。 学校では、文章が言葉、とまで教えていますね。 だから、この文章は「誤解が起きる」と、英語を使うことのできる先生なら、少なくとも言うわけです。

しかし本当に使える人であれば、どこに誤解の問題点があるんだ、と反論するわけです。

この文章が使われる状況は二つに一つなのです。 そしてその時のフィーリングは99%問題なくこの文章で伝わるのです。 つまり、もうひとつのフィーリングは伝わる可能性(つまり誤解される可能性)はないのですね。

その状況とは、魚料理を待っている、えさを上げる時間だ、魚がおなかを減っているように見える、その逆のふっくらしている(食べごろ)などであり、二つに一つの選択しかないわけです。

と言う事で、readyと言う単語には「変化があることを示したいフィーリングがある」と言う事に気がつき、この単語の主語をどうやって感じ取るのか、そして、動詞によっては非常に気をつけて表現方法さえも変えたほうがいい時もある、と言う事なのです。

なお、ご質問の中の英文は

Keep your dictionary handy/available so you can use it whenever you need one.

というような表現ができるわけでreadyと言う単語はこの場合は使いにくい単語であるわけです。

使いにくいと言うことは使えないと言うことではないですね。

Make sure your dictionary is always next to you and ready to be used whenever needed.と言う風に辞書を主語にして最初に来る表現(be next to you)を自然な文章の形にし、次の問題の部分を「同じ形のままで」書くことで無理なく理解されやすくできるわけですね。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

ご丁寧なアドバイス有難うございます。

●「文法は後付けの理屈であり、それにガチガチ縛られた範囲でしか考えないのは、現実的とはいえない。」と私自身も思っております。

●しかし、英語が外国語である私にとっては、明かな文法違反は犯すべきではない、と考えています。このため、ready to consultかready to be consultedか、辞書の例文をみると、意味上の主語につきしっくりこなくなってしまった訳です。

●The fish is ready to eatの例文は、大変参考になりました。

有難うございまた。

お礼日時:2007/02/18 13:03

文法のことはわかりませんが、私なら次のようにreadyの代わりにhandyを使う方が好きです。


*Keep this dictionary handy to look up words
whenever needed.
あるいは
*Keep this dictionary to look up words whenever needed.
*Always have this dictionary with you.

少しずつ意味が違ってきますが。
最近この相談箱を見始めたのですが、この種の
質問がすごく多いですね。何でなのでしょうか。
あなとの書いた文でも間違いではないのに。
自分で言いやすい言葉で話したり、書けばいいと
思うのですが。それとも日本ではあなたの書いた
文ではペケになるのでしょうか。

ご質問の趣旨と外れて申し訳ありません。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。

●「文法的には・・・となるべきであるが、(原英文でも)意味は意図通り伝わる。慣用上問題ない。」のような切口でのアドバイスが一番欲しいところでした。

●質問の文が、間違いではないとのアドバイス、有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 12:48

「用意が出来ている」のは誰(何)でしょうか。

辞書? それとも辞書を使う人? 冒頭の日本語によると、後者ですよね。でも英語は、consult するのが辞書になっています。辞書は人間じゃないので、調べものなんかできません。つまり、あなたの不安は当たっています。

Keep this dictionary with you, and be ready to consult it at any time.

もしどうしても、辞書が ready というのなら、辞書は consult される側ですから、受身になります。

Keep this dictionary ready to be consulted at any time.

でもこれは何だか回りくどい言い方です。やっぱり ready の意味上の主語は、辞書を使う人(あなた)にしたほうが良いでしょう。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。

●The pears are ready to eat.という、ランダムハウス辞書の例文からすると、梨が自分を食べる訳はないので、ready to be eatenでなくともよいとも思われます。この辺りがしっくりこない原因です。

●ready to be consultedは確かにまわりくどいですね。

有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 12:34

ready to は外交用語でよく使う「~する用意がある(整っている)」という意味です。


果物でも調印でも、その準備が整っているということです。
なので、問題の文とはしっくり来ないような気がします。
単純に、
Keep this dictionary with you around for consulting whenever you need.
とかでいかがでしょうか。

この回答への補足

早速のアドバイス有難うございます。また別文も示していただき恐縮しております。

しっくりしない点は、ready to doとした時の意味上の主語をどう考えればよいのか、ということです。

辞書例文の、ready to eatやready to signは、to doではないのだ、ということなのでしょうか。

なお、質問字数の制約で省略したのですが、研究社大英和「てもと」の例文で、keep (a thing) handy (or at hand)というもの、「てじか」の例文でbe ready to handがあます。これらを使ってもおなじ趣旨の文章は作れますが、「ready to do」を使ったらどうなるのか、という疑問を解消したいと思っておりました。

質問の文章での意味上の主語につきアドバイス頂ければ、幸いに思います。

補足日時:2007/02/15 15:29
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この回答へのお礼

keepとreadyに拘泥しすぎたのかも知れません。アドバイス有難うございました。

お礼日時:2007/02/18 12:19

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