地球からある天体までの距離を光年で表すことがありますが、この○○光年というのは
(a) 光が天体を出発したときの、天体と地球の距離 ( これを X とします。) をさす
それとも、
(b) 光が天体を出発してから地球に届くまでに要した時間 ( これを T とします。) をさす
あるいは
(c) それ以外
のどれなのでしょうか?
宇宙は膨張していますので、光速度を c とすると
X < c・T
になると思うのです。
比較的近い天体では X ≒ c・T と見なすことができると思いますが、100億光年とか言われる天体では、X と c・T には大きな差ができると思うのです。
「 100億光年の天体」と言った場合、やはり、
距離 X = 光速度 x 100億年
という意味でしょうか? ( この場合 T は 120億年とか?)
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
その辺だと, もう「直接距離を測る」のは不可能なので, 観測できるもの (回転速度や赤方偏移など) から適当な関係 (タリー-フィッシャー関係とかハッブルの法則など) を使って距離に換算しているだけのはずです.
従って, ここでいう「距離」そのものが便宜的なものであってあまり意味はないと思います.
それでも, 強いていえば (b) になるんじゃないかなぁ.
ご回答ありがとうございます。
なるほど、
「目安として距離に換算しているだけ」
そう考えると納得できる気がします。
例えば、ニュースで「赤方偏移 6.5 の天体を発見!」なんて言われても一般の人にはピンとこないでしょうからね。
No.16
- 回答日時:
貴方の回答は、全部デタラメだ!
私の計算では200億光年をオーバーしているはずだ!
こう言う回答を期待したのですが、
ここはモラリティが高い場所なので来ないでしょう。^^
計算方法。
現在の距離、ハッブル定数で現在のVを出す。
後退速度を出す。
1年の後退量を出す。
1年後の距離を出す。
これを125億回繰り返す。
分かりやすい本に、125億年前の光を今見ているのです。
こう記載しています。
光=物体=小宇宙です。
物を見ている事に注意します。
観測出来るのは125億年前の状態です。
125億年前=現在です。(現在観測出来る状態)
この天体は、先の公式を+125億回繰り返し、現在の仮想位置を得ます。先の公式を-125億回繰り返し、発光した時点での仮想位置を得ます
物差しとは、時計ではありません。
しかし、物差し=時計なる特例があります。
(時速60km/hの車は、1分後、1km進む。)
この物差し(光速度不変法則)を無くした時点で混乱が待っています。
自信と言う絶対概念まで消えました。
アインシュタインも、自信が無くなった時、やらかしてます。
その結果、誰も反論出来ないのです。
光が進む間に膨張は進みます。
125億年前の距離+125億年のトータル後退速度(距離)=125億光年になります。
間違い無くここにあったはずだ。
間違いなくここにあるはずだ。
こうでなくては駄目なんです。
絶対概念と、強い自信が必要です。
これには、基礎学問、理にかなった計算、概念が不可欠です。
たとえば、
ダークエナジーの勉強以前に、
恒星のエネルギー総量、質量、白色矮星の質量、中性子星の質量
宇宙のエネルギー総量、質量。
これら質量、エネルギー総量を計算で出す必要があるのです。
>、「距離=時間」ではないということでしょうか?
観測出来ている状態では、距離=時間です。
赤方偏移値も合致します。
125億年前の銀河は、観測※時、125億光年の彼方に見えます。
(絶対基準線)
この時点での
赤方偏移値、後退速度=(絶対基準速度。)
ここから計算して行きます。
恐らく、
これ以上は、人に聞く問題ではないでしょう。
少なくとも、
現在の基準線と基準時間、基準距離、
計算方法、必要情報。
時間概念(観測時間/過去/現在)
観測地(点A、点B)
この辺を曖昧にしないようにね。
この回答への補足
あなたの理論では、
現在 125 億光年の距離の天体は、125億年前には 1-v/c の距離にあったんですよね? ( v は現在の後退速度 )
あなたの理論に従って計算すると、
ハッブル定数を 71km/Mpc ( Mpc = 3.26 x 10^6光年 ) とすると、
v/c = 90.7%
になります。これから 125億年前の距離を計算すると
125 x ( 1 - 0.907 ) = 11.6 億光年
になります。つまり、11.6 億光年の距離から出た光が 125 億光年かかって地球に到達しているということになります。
同様にして、現在 12.8 億光年の距離にある天体について考えてみると、
v/c = 9.3%
になります。そして、12.8億年前の距離は
12.8 x ( 1 - 0.093 ) = 11.6 億光年
になります。
同じ 11.6 億光年の距離から出た光なのに、片方は約 13 億年で地球に到達するのに、もう片方は 125億年もかかることになります。
これが光速度不変の法則だなんて、やっぱり間違ってます。
Torsten Flieβbach 著の一般相対性理論に
赤方偏移と距離の関係式を導く過程で、
遠方の銀河からある時刻t1に発信された光を、現在toで受信したとき、
現在(to) での発信地と受信地の距離 D は
D = c x ( to - t1 ) + Ho x c x ( to - t1 )^2
( c:光速度 Ho:宇宙の膨張率 )
と書かれていました。
つまり、D ≠ c x ( to - t1 ) です。
ちなみに、Ho = 71 km/h/Mpc とすると、
to - t1 = 100億年の場合、D = 約136億光年になりました。
どんなに強い自信を持っていても、論理的な裏づけがなければただの独りよがりですね。
No.15
- 回答日時:
ちゃんと新聞を読めば理解出来る問題なので放置しておきました。
http://72.14.235.104/search?q=cache:nFKprR4ZyXsJ …
黄色で分かりやすくしました。
>100億光年離れている天体から光が届くのにかかる時間は100億年ということですよね?
また、現在を抜かしてますね。
観測地、観測時間と言う概念が見受けられません。
現在、100億年離れています。
100億年前に放たれた光は、現在届きました。
これを100億光年と言います。
これが新聞に記載されている事です。
100億光年離れた所から、今光を出したらどうなるの?
こう聞けば良いのです。
しかし、質問が全くまとまっていません。
この原因は、
現在、距離、未来、観測地がいったりきたりで
概念がめちゃくちゃなのが原因です。
数Iでの計算、
質問にまとまりが全く無い。
理解出来ていないのが明白なので回答していません。
この単純計算に、
空間がmで無い事が関係ありますか?
現在到達している光の赤方偏移が関係ありますか?
この回答への補足
>>100億光年離れている天体から光が届くのにかかる時間は100億年ということですよね?
について
>また、現在を抜かしてますね。
とのことですが、
(1) 現在、100億年光年 ( = c x 60 x 60 x 24 x 365 x 100億 ) 離れている天体から光が届くのに何年かかるか?(何年後か?)
という問題と
(2) 過去のある時点で 100億光年離れていた天体から光が届くのに何年かかったか?
という問題は、根本的には同じ問題ですよね。別に「現在」でなくてもいいと思うので、あえて「現在」とは書きませんでした。
もっとも、厳密に考えるなら「膨張率は過去~現在~未来にわたって一定」というわけではないので、いつの時点で 100億光年離れているのかも問題になるとは思いますが。
それに、「現在」と明記しなければ「現在の概念が抜けている」ことになるのなら、
あなたの
>1光年離れている天体の距離は、1光年。
>10光年離れている天体の距離は1、00光年。
>100億光年離れている天体の距離は、100億光年。
という回答も「現在」の概念が抜けていたことになりますよね・・・。
とかいうのは揚げ足取りでみっともないので、誤解が生じないように数式で表してみようと思います。
ある天体の、ある時点 ( t = 0 ) での地球からの距離を Xo、宇宙の膨張率を Ho ( ここでは膨張率は一定として考えることにします。) とすると、地球からの距離は時間 t の関数として
X(t) = Xo x exp( Ho x t )
となります。( exp( a ) は自然対数の底 e の a 乗の意味です。なぜこうなるのかは、とりあず省略します。)
>1光年離れている天体の距離は、1光年。
>10光年離れている天体の距離は1、00光年。
>100億光年離れている天体の距離は、100億光年。
というのは ( 「1、00光年」というのは10光年の間違いでしょうけど。)
t = 0 で天体を出発した光が地球に届くのにかかった時間を T としたとき、
X(T) = Xo x exp( Ho x T )
は必ず c x T に等しくなる
ということですか?
>質問にまとまりが全く無い。
そうですね、確かに。あなたに合わせて書いてたらそうなってしまいました。すみません。
>この単純計算に、
>空間がmで無い事が関係ありますか?
>現在到達している光の赤方偏移が関係ありますか?
でいう、この単純計算とは
>1光年離れている天体の距離は、1光年。
>10光年離れている天体の距離は1、00光年。
>100億光年離れている天体の距離は、100億光年。
のことでしょうか?
ヘンな誤解はやめたいので念のためお聞きしますが、
>空間がmで無い事が関係ありますか?
というのは、単位がm(メートル)かどうかが関係あるか?
ということでよいでしょうか?
だとすると、それは関係ないと思います。
ある時点での距離 X = c x 60 x 60 x 24 x 365 ...
とか書いていたので、そのように思われたのかもしれませんが、私が意図していたのは
「100億光年」と言っても、それが、「光速度 x 100億年分」のことなのか、到達に要した時間をさして言っていることなのか、定義が不明瞭だったので、あえてこのように書きました。
>現在到達している光の赤方偏移が関係ありますか?
「現在の距離」と「光が天体を出発してから地球に到達するまでの時間」の関係式については関係ないのかもしれませんが、赤方偏移から距離を求めているのですから、全く無関係というわけではないと思います。
それから、リンク先のページを見ました。
(最近は割りと天文関係のニュースは注意して見ているのですが、この頃 ( 2003年頃 ) はさほど関心がなかったので、見ていませんでした。)
しかし、
「宇宙が生まれてわずか10億年しかたっていないころにある銀河であり」
ということと
「宇宙年齢を137億歳とすると、今回発見された銀河の種は125億光年の彼方にあることになります。」
ということから
光が届くのにかかった時間:137億 - 10億 = 127億
現在の距離 = 125億光年
ということでしょうかね?
ということは、「距離=時間」ではないということでしょうか?
文章が長すぎて補足に収まらなかったのでこちらに書きます。
最初の「ある天体までの距離」の質問の書き込みをしてから私もいろいろ自分なりに調べまして、質問当初の私の認識に間違いがあったことがわかりました。
私は「赤方偏移から距離を推定する」というのは「赤方偏移はドップラー効果によるものだ」ということだと思っていました。
つまり、
(1) 赤方偏移から光源の後退速度がわかる
↓
(2) 後退速度からハッブルの法則によって距離がわかる
ということだと思っていました。
(1) は、赤方偏移パラメータを z、光源の後退速度 ( 地球との相対速度 ) を v、光速度を c とすると
v = ( ( z + 1 )^2 - 1 ) / ( ( z + 1 )^2 + 1 ) x c
( a^2 は a の 2 乗の意味です。)
(2) は、膨張率を Ho、距離を X とすると
X = v x Ho
ということです。
v は光源の相対速度ですから、「現在」のではなく「光が光源を出発した時点」の速度であり、距離も「光が光源を出発した時点」でのものだと思っていました。
しかし、いろいろ調べた結果、どうやら、「赤方偏移はドップラー効果によるもの」という解釈は正しくないようです。
上記の (1)、(2) の方法では、z < 1 では、およそ正しい距離を得ることができるそうですが、z > 5 といった場合には正しくないそうです。
No.14
- 回答日時:
現在100億光年離れていて光速度Cで後退する天体の、
距離75%地点の後退速度は、0.75Cです。
距離50%地点の後退速度は、0.5Cです。
距離25%地点の後退速度は、0.25Cです。
その計算方法で計算は出来ますか?
もう一度、基礎を固めるべきだと思っています。
基礎無くして大成はありえません。
この回答への補足
すみません、まず最初に訂正です。
天体 B について、光速度の 95% ではなく、90% の間違いでした。
光速度の 90% → 約 124 億光年
ということです。
「後退速度が 50% の天体が観測された」と言った場合、光が天体を出発した時点 ( 約 70 億年前? ) での天体の後退速度が光速度の 50% ということではないのですか?光が天体を出発した時点ではなく、「現在」の後退速度 ( それが観測されるのは 70 億年以上たってから ) のことを言うのでしょうか?
もう一つ質問です。現在、地球から 100 億光年とかの天体 ( 後退速度は光速度の 70% ほどだと思います。) が、どんどん地球から遠ざかっていって、ある時間がたって、地球から 200 億光年の距離に到達したとします。このときにこの天体の後退速度はどれくらいになっていますか?
また、200 億年の距離に到達した後、この天体からの光は、200 億年ほどたてば地球に到達すると お考えですか?( 200 億年以上未来では地球は存在していないでしょうから、正確には、「地球があった場所に到達する」、という意味になります。)
「距離=時間」ということから言えば、200 億年ほど経てば到着する、ということですよね?
なお、宇宙の膨張率は現在の値のまま変わらないと仮定して考えます。
No.13
- 回答日時:
>なにかおかしい気がするのですが・・・。
光速度不変法則が証明されているので、
間違った考え方をしている事になります。
この回答への補足
>光速度不変法則が証明されているので、
あなたがおっしゃる光速度不変法則というのは
>1光年離れている天体の距離は、1光年。
>10光年離れている天体の距離は1、00光年。
>100億光年離れている天体の距離は、100億光年。
つまり、100億光年離れている天体から光が届くのにかかる時間は100億年ということですよね?
やはり、宇宙の膨張についての認識が正しくないようですね。
これは推測ですが、もしかして「後退速度は光速を超えることはできない。」と勘違いされていませんか?
No.12
- 回答日時:
1光年離れている天体の距離は、1光年。
10光年離れている天体の距離は1、00光年。
100億光年離れている天体の距離は、100億光年。
と、丁寧にちゃんと書いてあります。
残念ながらこれが理解出来ていない状態では、
回答を差し上げる事は控えなければなりません。
>というのは、例えば、距離 X の天体からやってきた光が地球に到達するのに T 年かかったとすると~
現在と言う概念が抜けています。
面倒な事が嫌いなのは良く分かります。
しかし、
もう一度、基礎理論を勉強し直した方が良いと思います。
ご回答ありがとうございます。
例えば、赤方偏移から後退速度が光速度の 50% だと観測された天体Aと、後退速度が光速度の 95% だと観測された天体 B があったとします。すると、A は約70億光年、B は約 124 億光年くらいになると思うのですが、現在観測している光は
A:約 70 億年前に、地球から約 35億 x c x 60 x 60 x 24 x 365 の距離の地点を出発した
B:約 124 億年前に、地球から約 12 億 x c x 60 x 60 x 24 x 365 の距離の地点を出発した
ということになると思うのですが、これは間違いないでしょうか?
後退速度と、各天体を出発した時点での距離が比例していないのは、なにかおかしい気がするのですが・・・。
あと、念のため確認させていただきたいのですが、
>10光年離れている天体の距離は1、00光年。
は「10光年離れている天体の距離は10光年。」の間違いですよね?
No.10
- 回答日時:
>定義があるのか?
光速度は不変です。
光速度が不変なら、距離=時間です。
光速近い速度で後退する天体は、
100億年前には、1億光年も離れていなかったのではないでしょうか?
距離/100
(これは距離の1%)
逆に言えばV=0.99C
基準や規範持ち、
絶対に曲げない事が大成すると考えますが?
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
>光速度が不変なら、距離=時間です。
というのは、例えば、距離 X の天体からやってきた光が地球に到達するのに T 年かかったとすると、距離 2X ( X の 2 倍 ) の天体からやってくる光が地球に到達するのには、2T 年 ( T の 2 倍 ) かかる、という意味でしょうか?宇宙が膨張していなければそうだと思うのですが、私には、そうは思えません・・・(理由は No4 の補足をごらんください。)
No.9
- 回答日時:
ANo.2です。
もちろんbは正しいのですが,ではなぜわざわざ「光年」という単位を使っているか,という
観点が抜けているように思います。詰まるところ,どれ位赤方変位したかで「光が放た
れた瞬間から到着した瞬間」までの距離が分かると考えて良いと思います。確かに,知りたい
のは「現在の位置」ではなく,届くまでの時間です。そもそも,例えば150億年前には
それぞれの天体がきわめて近いところにあったはずです(10億光年とかのレベルじゃな
いはず)。膨張は3次元的なものではなく4次元的なもの。宇宙のどこを切り取っても遠
ざかっているわけですから,絶対的な距離に意味はないでしょう。
それでも,やはり「150億光年も向こうから届いた光」というのは事実であり,それ以
上でもそれ以下でもないと思います。
たびたびのご回答ありがとうございます。
もう少し頭の中を整理してみようと思います。
ところで、「膨張は3次元的なものではなく4次元的なもの」というのは、空間3次元+時間の4次元のことではなく、人間には感知できない別の次元のことでしょうか?
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