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 キレート滴定実験をやり、EDTAを3.742g量り、1Lメスフラスコで0.01MのEDTAを作ったのですが、これを標定しないで次にいってしまいました、なぜ標定しないで使用していいのでしょうか?
 どうか教えて下さい!

A 回答 (3件)

精度が要求される定量でしたら容量分析用標準物質亜鉛で調製した0.01mol/L亜鉛溶液で標定するのが常識です。

精度が要求されないときは、試薬特級のEDTANaは純度は99.5%以上はありますのでその程度の誤差範囲で出せるわけです。
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0.01MのEDTAは、いわば、物差しですよね、


その物差しには、誤差が秤量精度や温度等によって
生じているはず、その誤差を修正するのが標定です。
なので、標定は必ず行いましょう。
標定をしてないと、せっかくの実験も台無しですよ!。
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標定しないとぜんぜん駄目ですよ。


EDTAは湿気吸いますから。

ついでにオーブンで乾燥させても99.95%の保証しかありません。
せっかく秤で3.742g量り取っても、実際は3.7g程度の精度しか得られていないでしょう。
……学生実験等でそこまで精密な測定をしなくていいなら、話は別ですけど……。
もし研究用として測定を行われるとしたら、はっきり言って致命的なミスです。

ですので、基本的にはEDTAは大量に作って、
亜鉛の標準溶液でまとめて標定するのが普通です。
標準試薬も売ってるらしいですが、99.999%亜鉛を用いて
自分で作った方が確実です。(簡単ですし)

少なくとも、どんな濃度のEDTA溶液を作るにしろ
ファクターの有効数字は4ケタは確保しておきましょう。
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