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中東にレバノンという国があります。ここ数年は戦争以外でこの国の名前を聞く事は少ないと思いますが、実はレバノン系の移民は世界経済、政治、芸能の中で非常に強大な力と影響力を持っていると聞きます。
世界の金持ちの上位にレバノン系の経営者が多数います。
ユダヤ人の結束や影響力は有名ですが、レバノン系についてはあまり聞いた事がないので、レバノン系の人々に関しての研究書などありましたがご紹介下さい。

A 回答 (4件)

1:ゴーン氏に関して



フランスのエリート育成方式に、ゴーン氏が実力で乗ったというだけです。
フランスのエリート育成方式は、少数精鋭であり、国営企業あるいは、国家が大株主の企業が多いので、官僚が若年にして天下るパターンや、最初から経営者になるために大手民間企業に入るパターンが多い。
※ 今回のフランス大統領選挙で ロワイヤル氏は ENA出身ですな。

2:レバノン
祖国喪失者、あるいは移民グループが海外で、現地人よりも成功を収めているが故に、必要以上になんらかのバイアスで見られることはよくあることです。
そういったバイアスで見れば、なんでも見えてきます。
中東で言えば、アルメニア人の在米コミュニティが有名。連合王国でいえばスコットランド人などは、イングランド人以上に、海外進出などでは影響力があります。
国富論のアダムスミスもスコットランド人。
人種や民族などエスニックグループをことさらに取り上げて、何らかの必然性を見るようになると、陰謀史観に染まりますので、ご注意された方がよろしいかと。
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この回答へのお礼

的を得たご意見ありがとうございます。

ゴーン氏はエコールでの人脈が出世の要因と聞いたことがあります。その信憑性を裏付けるような回答ありがとうございました。

レバノン財閥陰謀史とまでもいかないものの、その様なものをちょっと期待していたのもあります。
レバノンクリスティアンコミュニティの力が相当強いと思ったのは、以前海外で、レバノン系の友人にレバノンクラブのパーティに連れて行ってもらった時、メンバーがレバノン杉のバッチを持っていたのでちょっと驚いてしまいました。(フリーメイスンを想像してしまいました)
その後、様々な会社の創始者やCEOがレバノン系だったり、フォーブスのお金持ちリストの上位にレバノン系の財界人が多い事から、何か特別な強い絆があるのかな?と思った次第です。

アルバニア系やスコットランド系コミュニテイの力は全く知りませんでした。
ただ、やはり起源が一緒だと(同じ学校の卒業生でも)助けたくなる気持ちがあるので、一人成功するとその人の力で、同じコミュニティの人が上にいける可能性が強くなるのかもしれないですね。

お礼日時:2007/04/24 18:02

日産のゴーンさんが、とりあえずレバノン生まれ。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。彼が30代でミシュランの重役となったのもレバノンコミュニティの力が働いたのでしょうか?

お礼日時:2007/04/24 14:45

レバノンの国旗に描かれているレバノン杉は、古代より船の材料として用いられていた、交易の象徴です。

世界経済の中で生きていこうとする、国家意志の象徴でもあると、個人的には思います。実際、内戦以前には、国際交易の中心地の一つとして、ベイルートは「中東のパリ」と呼ばれていました。
ただし歴史的には、フェニキア人の商業覇権はアレクサンドロスの遠征によってギリシア人に奪われ、フェニキア植民市のカルタゴも、その富貴を妬んだローマに敗れます。ユダヤ人と違って、暴力によって富を奪われたままのレバノン人は、歴史を意識させることで、国民に奮起を促したのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
歴史的には覇権の変動と共に辛苦をなめた人種なので、人一倍向上心が強いのかもしれません。
海外では、レバノン系の人が思いの他多く、非常に力をもっているので驚きます。

お礼日時:2007/04/23 21:55

レバノンの富豪については知りませんので、過去の歴史からの推測です。



レバノンの地は、古くは「フェニキア」と呼ばれていました。
フェニキアの地は、農業生産に適さず、貧しい土地でした。
そのため、フェニキア人は、地中海での交易により、通商国家として生きる道を選び、地中海中をまたにかけての交易により繁栄していました。
後にローマと地中海の覇権を争ったカルタゴは、フェニキア人の造った殖民都市です。
フェニキア人は、商売のセンスが高かったため、現在でもレバノン人にその才能やノウハウが伝えられているのではないでしょうか。

イスラムがレバノンを支配しても、かなりの人がキリスト教徒に留まり、ヨーロッパとの交易に従事しましたし、イギリスがレバノンの地を支配した時は、イギリスとアラブの中継として通商を仲立ちしています。
レバノンで内戦が始まる前は、ベイルートはヨーロッパと中東を結ぶ窓口として有名でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
困難の歴史をくぐりぬけてきた中で、民族同士の連帯が強くなったのかもしれないですね。たしかアルファベットの起源もフェニキア文字でしたね。そういう面では高い知的水準を保ち続けてきたのかもしれません。
カルロス・ゴーン氏もレバノン系です。(ちなみにフォードの元CEOもそうです)レバノンクリスチャンですが・・

お礼日時:2007/04/23 21:53

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