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独居。子どもなし。認知症中程度-まだらボケ状態。町内にあまり関係のよくない親戚3件。民生委員関り良好。「権利擁護制度」は契約済。
親戚は「死後の財産相続」のことが心配のようであるが、本人は「法律のしたがってすればよい」といっている。入所に関しても「いずれは入らないとと思っているがまだ入りたくはない」と。要介護1状態。
精神科医からは、「今後を考え成年後見を勧めるよう」といわれ説明もしたが、最近この人にとて成年後見を契約するメリットは何があるのかと考えてしまう。少し前であれば、在宅生活が難しいとなれば民生委員などと相談し、親戚と話をしたりして入所にもっていったりしたが、現在、そのようなことは出来ないことなのか。この人にとって「成年後見」を契約するメリットが私には理解ができずに考えてしまいます。教えて下さい。

A 回答 (3件)

成年後見制度は、本人の権利保護のための制度です。


後見人がつくと、財産状況や環境を鑑み、本人の意思を尊重し、適切な在宅介護サービスや施設を選んで、どうする事が本人にとって一番良いのかということを考えて対応します。
民生委員が親切に介入してくれるのはとても良い事だと思いますが、例えば入所の手続きや財産管理など行うに当たっては、限界があるのではないでしょうか。
後見人は本人の財産のすべてを管理し、裁判所の監督のもと職務を遂行するので安心できます。
本人が遺言を残し、後見人を遺言執行者とする契約をしておけば死後の遺産処理も行いますし、また、後見人と死後事務契約まで結んでいると、お葬式から納骨まですべて後見人がします。(たいていの場合報酬が発生します。)

地域の無料法律相談などで一度相談をしてみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

無料相談に親戚に行ってもらうことにしました。親戚の人は「財産相続」のことをあまり言うもので、そのための制度でない気がして・・・私も勉強不足でなんと説明してよいやら悩んでいましたので、無料相談なら親戚も納得のいく説明を聞けるかと思います。 ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/18 23:04

母が認知症です。

私(次女)が母の後見(補佐)をしております。

1 「騙されて金銭取引をさせられた場合の用心」
母は自宅で独居でしたので、訪問販売に高額なものを売りつけられたり
借金の保証人になったりという場合が心配でした。
成年後見の手続きをしておけば、悪質な取引があった場合、裁判によって
取引の無効を訴える事が出来ると伺いましたので念のために手続きをしました。

2 「銀行取引の代理行為」
本人が銀行に行かなくても、必要な金銭の取引を代理人が行う事ができます。
母が施設に入居した後も、施設の指定銀行で母名義の口座開設をする必要が生じましたし
その時には母は署名ができる状況ではありませんでした。
今後、銀行も本人確認が厳しくなるにつけ、この代理権を付与して頂くことは必要かと思いました。


以上の理由で手続きしましたが、実は意外なメリットがもうひとつ。
この制度を申請する際に、母の財産の全てを家庭裁判所に報告し
その後も毎年口座の動き・金銭の使い道を正確に記録する義務が生じたことです。
私には姉が居ますが、次女の私が母の金銭を全て預かっておりますので
扱いの透明性をきちんと示せる状態にあることは大事な事と感じています。
家庭裁判所が監督して下さる事は、こういう方向からも大きい意味があります。絶対に勝手なことできませんから(^^;)

しかし、主なメリットは「騙された時の用心」と「誰かが財産の管理を変わって差し上げられる」ということではないでしょうか?
今は自分で署名捺印出来る方でも、先々の事は解らないものです
後見という立場がある事は重要かもしれません
経験不足で未熟者ですが、ご参考になりましたら・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「騙された時の用心」と「入所の判断やてつづき」と私も考えていました。親戚が「死後の財産相続」に重きを置いて考えているようで、現在の本人を支援するための制度であるということに再度説明してみます。判り易い説明をありがとうございます。

お礼日時:2007/05/18 22:54

以前の高齢者の施設入所は行政の判断によるいわゆる措置によるもので、入所時の本人の判断能力の有無については必ずしも必要なものでは無かった為、質問者様のおっしゃる民生委員との相談というのは有効でした。


現在の高齢者の入所に当たっては、施設と入所申込者による契約となっている為、本人に契約能力があるか若しくは身元引受人など契約能力のある人物の存在が必要となっています。権利擁護は本人の意見の代弁であり、意思表示ができることが前提の為、契約判断については難しいと思います。
本人が不利益を被らないための制度なので、メリットと言われると苦しいですが予後の権利関係を整理しておくことは将来の紛争を防ぐごとになります。
相談先としては、権利擁護の引き受け先にはいづれにせよ話をする必要があります。後は法テラス辺りがよいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。入所申し込みにやはり「契約」が必要なのですね。この点がはっきりすればやはり、成年後見制度の利用も必要かと考えます。今は、まだらボケ状態ながら在宅生活を望んでいるので、出来る限り在宅生活を支援したいとは考えています。少しでも安心して暮らせるのならと思います。

お礼日時:2007/05/18 23:01

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