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√ε=nの関係がありますが、極性分子では成り立たないのは、どうしてですか?

A 回答 (1件)

可視光程度の交番電場であれば,極性分子でも成り立ちます.そのような領域で測定される誘電率は光学的誘電率といいますが,光学的誘電率=屈折率の2乗という関係は,基本的には極性の有無に関係なく成立します.


これは,この条件では双極子モーメントの電場配向が電場の交番に追いつくことができず,誘電率に対する双極子モーメントの寄与がなくなるからです.
逆にいうと,低周波での交番電場については,極性分子の誘電率には双極子モーメントの電場配向の寄与が重要であり,光の振動数領域での応答である屈折率とは直接に結びつかなくなるわけです.
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