プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

次の2文は両方とも正しいですか?
5時までにここにいるつもりです。
5時までここにいるつもりです。

A 回答 (3件)

「5時までにここにいるつもりです」


 口語的(話し言葉)には意味は通じますが、文法的には正しくありません。
 →「5時までに ここに【来て】いるつもりです」あるいは
  「5時までに ここに【到着して】いるつもりです」 
 (「までに」は、「そのリミット以降」こうなっている予定、
  つまり「リミットを過ぎたらこうなっている」を指す)

「5時までここにいるつもりです」
 正しいです。これは「までは」の略です。
 →「5時まで【は】ここにいるつもりです」でも同じ。
 (「そのリミット以前」にはこうしている予定、を指す)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
「まで」が「までは」の略だということを知りませんでした。
5時までここにいるつもりです。
5時まで【は】ここにいるつもりです。
は同じなのでしょうか? 少し違うような気もするのですが。

お礼日時:2007/06/18 22:47

こんにちは。



5時までにここにいるつもりです(X)
5時までここにいるつもりです(O)
となります。

1.「まで」と「までに」

(1)まで:
ここでの用法は、時の流れによって、至り及ぶ限界点を示す副助詞です。動作・状態の継続を示唆します。

例:明日まで待つ
「待つ」という動作が、今から明日まで続きます。

(2)に:
時を示す格助詞です。この場合、この助詞の前にくる時を表す副詞句は、一点の時間を表します。従って、動作は「その時点においての動作」となり、継続の意味はありません。

例:5時に帰る
5時という時間の一時点において、「帰る」動作が行われます。

(3)までに(まで+に):
ある時間の限界点となる一点を定め、その時には継続していた動作・状態が終わることを示します。従って、この助詞が修飾する動詞は、一時点の動作でなくてはなりません。継続の動詞は使えません。

例:
5時までに帰る(O)
*一時点の動作を示す動詞「帰る」は使えます。
5時までに待つ(X)
*継続を示唆する動詞「待つ」は使えません。


2.ご質問文のケース:

(1)5時までにここにいるつもりです。:

「いる」という動詞が、継続を示唆する動詞です。従って、上記1-(3)の理由により、ここでは不適切となります。動詞を換える場合は、
例:5時までにここを去るつもりです
と、一時点の動作を表す動詞「去る」などを使うと、意味が通じます。

(2)5時までここにいるつもりです。:

一方、ここでは、一時点の動作を表す動詞を使うと、意味が通じなくなります。
例:「5時までここを去るつもりです」
「まで」は継続になるからです。


3.までは:

これは、また別の助詞の複合になります。
(1)まで:
1-(1)と同

(2)は:
物・事を他と区別して、取り立てて示すのに使われる係助詞です。ここでは、一種の強調に使われます。

(3)までは:
例:5時まではここにいるつもりです。
「5時までここにいる」に比べて、動作の継続を強調しています。話し手の決意が感じられる、主観を強調する助詞の用法です。ちょうど英語の、until節内の現在形に対する、現在完了形の用法と同じです。

以上ご参考までに。
    • good
    • 0

(1) 状況はそれぞれ異なりますが、どちらも正しいです。

「5時までにここにいる」は「5時までにここに来ている」の意味でしょうが、話し言葉として「誤り」といえるほどの瑕疵はありません。

(2) 英語で説明してはヘンですが、それぞれ「by」と「until」がよく当てはまります。

(3) 「まで」が「までは」の略であるという解釈には賛成しません。この「は」は、強調の「は」であって「5時より後にいることは保証されない」ことを特に暗示しています。「ぼくは行くよ」が「たとえ他の人が行かなくても」を暗示するのと同じです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。よくわかりました。

お礼日時:2007/06/20 10:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!