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博物館や展示などで標本が緑色の液体に漬けられて保存されているものがありますが、
あの液体はなんという楽品なのでしょうか?
ホルマリン漬けという言葉をよく聞きますが、ホルマリンは無色透明という説明を見て
ではあの緑色の液体は何なのだろうと気になりました。

化学のほうでは回答が頂けなかったので生物のほうが良いのかなと思い、削除してこちらに変更いたしました。
ご存知の方、よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

液浸標本は,ホルマリンやアルコールで保存するものです。

形態的に変化が少ないことから大変有用な標本です。特に節足動物は酢酸を多少加えますと標本の関節まで曲げることが出来,標本の形態観察には最適です。

しかし,最大の欠点が色素が抜けることです。ホルマリンの方が抜けが少ないですが,液は蒸発して無くなります。その蒸気が部屋に広がるわけで現在はホルマリンはほとんど使用されておりません。ほとんどがアルコールです。しかしアルコールは色素がほとんど抜けてしまいます。脂肪もアルコールに溶け出しますから変化してしまいます。

ご質問の緑色はどのような色素かわかりませんが,標本から抜け出した色素と思います。液浸標本は液浸にする前に色を写真で記録し,その写真を添えて展示することが望ましいのですが残念ながら日本ではまだまだのようです。
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございます。

どうやら私が目にしたり印象に残っているものは、標本の色が抜け落ちてしまったもののようですね。
なんとなくああいう液体漬けの標本は緑とか褐色の液体のなかに入っているイメージだったのですが、その謎が解けました!

ホルマリンは劇薬に指定されているようですから、それが部屋に充満したら大変ですね。
そういう理由で現在はアルコールが主流だということも全然知りませんでした!
勉強になりました!

お礼日時:2007/06/25 02:04

緑、ですか??(@@;



漬けてある液体は、アルコールやホルマリンが主で、
なにかしら+αしてあることもあるようです。
が、最初から保存液に色が付いていては標本の価値が下がるので・・
おそらく、標本から色が抜けて保存液に色が付いたのではないでしょうか?

トカゲや蛇の入ったお酒も、
黄色いような黄緑色のような色してますし(^^;
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
保存は無色透明が最も理想的なのですね
むしろ保存液に色が付いているということは標本の価値を下げてしまうんですねー(@o@)
全然知りませんでした!勉強になります

お礼日時:2007/06/25 02:01

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