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簿記2級でわからない事がありましたのでご質問させてください。
問題と答えを書いてみます。


■直接材料費差異分析を行いなさい。■

1、直接材料費:@1500円 × 3kg = 4500円

2、月初仕掛品  500個
  当月投入   1500
  合計      2000個
  月末仕掛品   600
  完成品    1400個


3、直接材料費実際消費額:7,285,000円(@1550円)


===============================================================

直接材料費差異  (借)535,000円
価格差異      (借)235,000円
数量差異      (借)300,000円
 

です。
===============================================================

直接材料費差異は
4500円 × 1500 - 7,285,000円 = △535,000

これはわかります。



価格差異の求め方と数量差異の求め方がよくわかりません。

答えには
価格差異 : (1500円-1550円) × 4700kg = △235,000円

4700kgはなぜ4500kgではダメなのですか?


数量差異:1500円 × (4500kg-4700kg) = △300,000円

1500円はなぜ1550円ではダメなのですか?

この2点です。
お願い致します。

A 回答 (1件)

標準原価による材料消費額の差異分析では、


価格差異は、(標準価格-実際価格)×実際数量←【A式】
数量差異は、(標準数量-実際数量)×標準価格←【B式】
と決められています。

テキストや問題の解説にBOX図があると思いますので
そちらを見て下さい。
 価格差異の発生原因は標準価格が1500円であるにも関わらず、
実際の価格は1550円だった(原材料を50円高く仕入れた)ことに起因します。

 数量差異の発生原因は標準消費量4500kgのところを
製造現場では200kg多く4700kgも消費してしまったことに起因します。

◎標準原価を使った差異分析の目的は、原価管理にあり、
製造原価から発生する様々な差異を把握し、その原因(責任)を明確にすることです。

 価格差異の原因は原料の仕入れ価格の値上がりと考えれば、
製造現場の責任ではありません。←『管理不能差異』

 一方、数量差異の原因は現場作業員が200kg多く消費したので、
製造現場の責任になります。←『管理可能差異』

 ですから、数量差異を求める公式は上記【B式】になり、
残りの差異(総差異から数量差異を除いた部分)は、
価格差異として【A式】で求めることになります。
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 >価格差異 : (1500円-1550円) × 4700kg = △235,000円
4700kgはなぜ4500kgではダメなのですか?

回答:)価格差異は管理不能の差異のため、実際消費量4700kgを掛ける。 または、
総差異△535,000から数量差異△300,000を控除した残りを価格差異とする。


数量差異:1500円 × (4500kg-4700kg) = △300,000円
1500円はなぜ1550円ではダメなのですか?

 回答:)数量差異は管理可能の差異のため、標準単価1500円を掛ける。
----------------------------------------------------------------

労務費(賃金)の差異分析でも上記と同じように管理可能か管理不能かで
賃率差異、作業時間差異の各公式が成り立っています。

  
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この回答へのお礼

>> 価格差異の原因は原料の仕入れ価格の値上がりと考えれば、
>>製造現場の責任ではありません。←『管理不能差異』

>> 一方、数量差異の原因は現場作業員が200kg多く消費したので、
>>製造現場の責任になります。←『管理可能差異』

わかりました!有難う御座います。

お礼日時:2007/07/29 11:38

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