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なぜ「仮払金」が資産勘定なのかしっくりきません。どのような感覚で受け止めればいいのでしょうか?どちらかというと費用勘定の様な気がして混乱してます。

こんな問題がありました。
「従業員の出張に際し、旅費として現金50000円を概算で支払った」
解答
(借)仮払金 50000  (貸)現金 50000

現金(資産)の減少による貸方勘定はわかりますが、仮払金(資産)
の増加による借方勘定って・・・。

A 回答 (5件)

>>どのような感覚で受け止めればいいのでしょうか?



「金庫ではなく、社員のふところに預けたお金」
いくら金庫から出て行ったからといっても、
社員がまだ持っているのなら、やっぱり会社のお金であることには
かわりありません。

>>旅費として現金50000円を概算で支払った

これは使途の予定に過ぎないので、費用の確定にはならず、
本当に使って(領収書等の証憑をもってきた)
はじめて費用として認識できるのです。
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この回答へのお礼

「社員のふところに預けたお金」。痒い所に手が届くいい解答でした!ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/23 09:47

資産の考えかたって資産(換金性がある通常の意味で言う資産)


だけじゃないんです。資産って将来の収益獲得に使うものって考え方があります。
収益を上げるには費用が必要。ってことは将来の費用は財産なんだ。
といった考え方です。

だから、換金できるできないに関係なく将来の収益獲得に必要なものは資産になります。仮払い金も将来精算したら換金性のある資産になるとしても収益獲得の為の費用になるとしても資産扱いになります。

おそらく最初の資産で考えてるから違和感があるのかなと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/23 09:44

>どのような感覚で受け止めればいいのでしょうか?



未だ、費用で落ちてないと言うことです。
ひょっとして、出張は取り止めになって、旅費は返金される可能性もある、
なので、未だ資産は減ってませんよと言う感覚です。
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この回答へのお礼

なるほど!簡潔明快ですね!ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/23 09:43

私も勉強していた当初、若干違和感がありました。

ただ、直接の答えにはなっていませんが、仮払金は必ずしも最終的に費用(旅費交通費や交際費)に振り返られるわけではありません。

たとえば、出張先で従業員が買掛金の清算をしたが、その時点では何に現金を支出したか判らないという場合、はじめに
(仮払金) ××× (現金預金) ×××
という仕訳を切り、出張後の清算で
(買掛金) ××× (仮払金)  ×××
という仕訳になります。この場合、この仮払金に建てた金額は、最終的に費用発生ではなく、負債減少になります。

したがって、負債減少か費用発生か認識できない時点で費用計上というのも、若干おかしいのかなと思います。
また、1の方が回答されているように暫定的な勘定で決算までには他勘定に振り返るのが原則なので、B/Sに仮払金勘定を多く計上することにより資産が実体以上に多く見えるおそれもありません。

あまり、まとまっていませんが、以上のことを勘案すると、仮払金を資産としても問題ないのかなと思うようになりました。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございました!

お礼日時:2007/09/23 10:31

最終的に旅費の額が決定したときは


例えば3万円で済んで、2万円おつりが出たとします。
(借)旅費交通費 30000  (貸)仮払金 50000
   現金    20000
となります。
仮払金は資産勘定に入りますが、あくまでも仮の勘定科目なので
最終的には残高が0(ゼロ)にならないといけない科目なんですね。
ただ、実際には現金が出金されていますし、その相手科目の旅費交通費の額も出金時に決定されていないので暫定的に利用したにすぎません。
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この回答へのお礼

なるほど、暫定的なんですね。ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/23 09:45

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