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大学受験を控えた受験生の保護者です。理科系で人間を相手にし免許の取れる学科とゆうことで医学科は手が届かないので歯学部を希望しております。歯学関係にはまったく面識がなく現状がわかりません。そこで質問したいことは(1)世襲制のない学生でも卒業時進路に困ることはないですか。(2)開業しないでも一生仕事はできますか。(3)大企業のサラリーマンや公務員に比べ生活水準(所得)はどうですか。(4)歯科医過剰といわれておりますがこれから参入する学生に活躍できる分野はありますか。また最後に(5)前述の条件の学科は歯学部系以外にどんな学科ありますか。以上歯学部関係者や受験指導者のかたにお聞きしたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 ご実家が開業医でないのなら、歯学部は避けたほうがいいでしょう。


いまや歯医者はコンビにより多いのはご存知ですか? 1000 万円超の
借金をして歯科医院を開業しても、客の取り合いでまったく儲かりません。

1) 進路には困りまくりです。歯科医では勤務医や研修医の道は狭いです。
これから積極的に歯医者を目指してもいいのは、人気の高い開業医の子息に
限定されると思います。彼らは若いうちに留学してインプラントの技術などを
身に付けて、親の歯科医院で矯正を専門に担当したりします。

2) ほぼ無理です。大きな歯科医院の雇われ医では明日も見えません。
歯科医から麻酔医に転進する道もあるようですが、現実的ではありません。

3)歯科医師会加入者の平均年収は 800 万円です。このなかから、
2000~3000万円といわれる開業資金を返済しなければなりません。
これなら大企業に務めたほうが絶対に儲かります。

4) 審美歯科やインプラントといった技術でしょうね。矯正は今後
もっと市場が広がるので、ここは過当競争になってくるでしょう。

5) 理学療法士あたりでしょうか。人間相手という定義次第ですが
薬剤師でもいいのではないかと思います。とくに薬学部が6年制に
なるのに従い、薬剤師の地位は向上しますから、悪くないと思います。
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No.1さんのおっしゃるとおり、歯科医師の業界は医療界の中でも厳しいのは確かです。

歯科医師過剰のために、国家試験も難化しており年々全体の合格率が下がり気味の傾向です。無論、医師国家試験よりも合格率は低いです。

開業しなければ、医療法人(総合病院の歯科口腔外科)や大学病院で働くことになりますが、ポストが少なく大学病院での勤務も条件はあまりよくないことが多いようです。

あと、No.1さんのおっしゃる歯科医から麻酔医への転向というのは厳密に言うと歯科麻酔医ですね。「麻酔科」を標榜するためには医師免許を取得した上で、麻酔科での一定期間の研修が必要です。歯科医師が麻酔を専門とする場合は「歯科麻酔医」となります。歯科に関する麻酔のスペシャリストです。

偏差値的に医科が無理だから妥協して歯科という考えでは今後厳しいのではないかと思います。よっぽど「どうしても矯正歯科を専門にやりたい!!」とかいうような、歯科特有の分野(医師が手を出せない分野)に興味や情熱がないと大変だと思います。そもそも医師と歯科医師って日本では似て非なるものですよ。学問的には根本的に同じですが。
歯科医師って基本的に外科系ですからね。内科的な治療も行うのですが、医師ができる内科治療に比べればできることはかなり限られます。

少なくとも医師になることが第一希望なのでしたら、それを最後まで諦めないことでしょう。
他には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などリハビリに関わる分野でしょうか。これらの資格はまだまだ働き口がたくさんあるはずです。理学療法士などは病院内でも活躍する場面はたくさんあります。病院によってはICUや病棟専属の理学療法士を置いているところもあります。また、薬剤師の地位が今後向上するのは間違いありません。より臨床的な分野に進出してきます。
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(1)親が開業歯科医でなく、かつ自分でも開業する意志のない場合は公や個人の病院・医院や歯科診療所など。

あと出身大学の医局に残るという方法もあるでしょう。但し、これらは全て狭き門で縁故(コネ)等(特に私立)、もかなりある?と思いますのでそのあたりのことはとにかく、先ずは大学に無事入学・卒業して国家試験にパスしてから考えればよいと思います。(その間に大学の教授や歯科医関係者に卒後の就職について上手くコネクションを見つけるという手もあるかと思えます)

(2) (1)の場合、一応就職出来ればそこで給料をもらいながら仕事は出来るでしょう。

(3)或いは大企業や公務員の方が給料はいい場合もあります。
しかし、彼らは職場を離れればただの人(極端な話、退職や定年後において顕著です)ですが、歯科医(医師・弁護士等)はその人自身が職業人(業務独占)ですのでどこにいても一生、資格で仕事が出来ます。勿論、名刺にも肩書き(資格)をはっきりとつけることが出来ます。

(4) 歯科は医科と違い、技術が端的にものを言う世界です。
ある程度、持って生まれた手先の器用さや造形的なセンスも必要です。
大学でしっかりと技術的なものを習得し卒後、自分に自信がつけばおのずと道は開けると思います。これは何の職業でも同じでしょう。
資格は最低限、その分野で仕事をするためのものでしかありませんのであとは本人のやる気がやはり第一ではないでしょうか?
特にこれからはインプラントがこれまでの義歯に変り主流化していくと思いますし、大学に残れるならばその方面の研究や論文発表などで出世していく方法もあります。

(5)病気の時には誰からもありがたられ(病気や痛みの苦しさから解放されるのは古今から万人共通の願いです。合わせて歯科分野はものを食べる(咀嚼)・発音・全身への健康の面で多大な影響や審美的な面(きれいな白い歯といった他人に対する好印象や見栄えの面)でとても重要です)、尊敬され、一目もニ目も置かれます。その分、社会的な責任や使命感は当然重いものもあるでしょう。ステータスから見てもあらゆる職業の中でトップだと思います。
下世話な言い方ですが、一旦医者・歯医者を3日やると(一般人にはとても分からないし、あえて教えもしないけれど旨味・面白みも十分あり、日々最高の優越感に浸ることが出来る)止められないと言いますから・・・
親も世間や親戚では鼻が高いし、一生自慢出来ます。
一般世間のイメージとして社会的地位は高いし、収入もいいだろう?女の子には肩書きだけで確実にモテる?し、やはり最高ではないでしょうか?薬学部、獣医学部、他のパラ・メディカルやコ・スタッフにははっきり言って医学部・歯学部(医者・歯医者)の条件を満たすものは残念ながらありません。
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この回答へのお礼

いろいろ詳しいコメントありがとうございます。これを参考に今後のことを考えたいと思います。

お礼日時:2007/08/29 23:35

悪いことは言わん。


親が歯科の開業医でないなら、歯科医なるのだけはやめとけ。
歯科医になにがなんでもなりたいと言う特別強い意思があるなら、
話は別だけど(1)~(5)のような質問をするようなら
歯科医になるのはやめとけ。
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 とりあえず、自身の専門に関係する所についてだけ補足させていただきます。


 歯科麻酔科の先生も、その立場については難しいところがあるようです。医学部の麻酔科医と異なり、業務の範囲に制限(能力のではなく、単純に法律上の)があり、職場も(口腔外科が手術を行うような一部の病院に)限定され、せっかく歯科麻酔科医として経験を積まれても結局一般歯科で開業しないといけないなどの話も良く耳にします。歯科麻酔科医になることはできても、それを一生続けるのは狭き門だと思います。

 また、「医学部は手が届かないので歯学部」というのは、歯科の先生に対して失礼でしょう。私の職場は歯学部も併設されており、学生時代から歯科の先生と交流がありますが、医学部と歯学部は専門性が全く異なります。私のような手先の不器用な人間などは、学生時代先輩や同級生の話を聞くにつけ「歯学部でなくて良かった」と思う事が多々ありました。

 以上、先ずはご参考まで。
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