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震度係数K=0.12で設計された建物があるのですが、
(1)震度係数とはどういう意味(定義)ですか
(2)K=0.12はどの程度の値ですか(どの程度(震度)まで耐えられるか)
教えてください。

A 回答 (1件)

こんばんは。



少し難しい言葉を使うかも知れませんが、ご容赦願います。

(1)地震に対する構造物の耐震に対する評価を行う上で、「震度法」と呼ばれるものがあります。これは、重量にある係数をかけた力が構造物に横方向に作用するとして、どのような力が部材に(建物の場合、柱や梁、基礎など)発生するか計算し、これが耐力におさまるか否かを検討するものです。この係数を、(設計水平)震度係数といいます。つまり、100トン(重)のものがあった場合に、横方向には100×0.12=12トン(重)の力が作用する、というものです。いわゆる、気象庁が発表するあの震度とはまったくことなります。

(2)さて、私は建築の専門化ではないので、「どの程度(震度)まで耐えられるか」の「耐えられるか」の定義が不明なので、(たとえば、補修がまったくいらない、とか、少々の補修は必要となる、とか、使用には支障があるが、崩壊までにはいたらない、とかイロイロな耐震レベルがあると考えられるので・・・)、そこはとりあえずおいておくとして、設計震度係数は、地盤の固さや、構造物の柔軟性(木造と鉄筋コンクリートの違いとかイロイロ)とかいった要因で決められるので、なんともいえないのですが、k=0.12ならばいわゆる震度3とか4とかなら何の問題もないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
今日、いろいろ調べてみましたが、全く分からず困っていました。大変助かりました。

お礼日時:2002/08/07 23:07

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