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暇つぶしの質問ですので、お時間のある時にでもお付き合い頂ければ幸いです。

前回「 もし、中学で英語の代わりに中国語を教えたら http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3308634.html」という質問を出したんですが、たとえ、中国が日本にとって外交上最も重要な国になっても、日本が中国の属国にでもならない限り、中学で英語の代わりに中国語を教えるようになる可能性はほとんどないと言えるでしょう。これはドイツの例を取ってみても、最近はアメリカと対立することが多くなり、かつては宿敵だったフランスとはEUの一番の盟友として、また良き隣国として絆を強めてもドイツでは英語が依然として第1外国語であり続けています。ただ、ドイツでは昔からフランス語も第2外国語として中等教育で広く学ばれてきました。一方、フランスでもドイツ語は英語に次ぐ重要な外国語として学ばれているので、ドイツ人とフランス人が会話する時、英語を仲介言語にすることは比較的少ないかと思います。

さて、日本では外国語と言えば英語オンリーで、大学までに英語以外の外国語に触れられるのはごく一部の生徒に限られます。アジアを例にとっても、韓国なら高校で第2外国語が選択必修ですし、タイでも大学までに2ヶ国語を履修するのが普通のようです。

日本に滞在する外国人は英語圏の人より、韓国人、中国人、中南米の人が多いのに、英語しか知らなくて歯痒い思いをした人も少なくないかと思います。

また、英語を学ぶ目的は国際的な視野を広めることも一つにあると思うんですが、地球上には日本語と英語しか存在しないような錯覚に陥れば本末顛倒だとも思います。

そこで疑問なんですが、日本でもこれだけ国際化が叫ばれているのに、なぜ、大部分の生徒は英語しか習う機会がないのでしょうか?確かに、
英語も苦手なのに、さらに他の外国語とは負担が大きいと思いますが、
中学の英語の必修は仕方ないとしても、高校では英語があまり得意でない人は英語Iのレベルで終了し、逆に意欲のある人にはもっと他の外国語を習う機会を提供することはできないのでしょうか?

A 回答 (9件)

悔しいけれど英語は世界共通語です。


私が会った中国人、韓国人、セネガル人、インドネシア人、タイ人・・・
大学出ている若い人は皆英語を話すし、書けます。
日本人が彼らとコミュニケーションするには、一からインドネシア語やタイ語を勉強するよりは、英語をさらにブラッシュアップする方が早いです。

中等教育で英語でなく他の言葉を習うというのは、自動車の運転免許をとらずにモーターボートの免許をとるようなもので、将来の進路が定まっている人を除く一般の人には薦められません。

ただ、中国語については、日本にとっての中国の重要性と、学びやすさから、中等教育で選択できるようにする価値はあると思います。漢文やめて現代中国語やればいいのにと思ったりもします。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>私が会った中国人、韓国人、セネガル人、インドネシア人、タイ人・・・
 フランス語も広い地域で使われていますが、この中でフランス語の方が得意なのはセネガル人だけですね。

>日本人が彼らとコミュニケーションするには、一からインドネシア語やタイ語を勉強するよりは、英語をさらにブラッシュアップする方が早いです。
 ただ、これは大学を出ている学識層の人と高度な会話をする場合ですね。日本と違って インドネシアやタイで大学を出ているのは、ごく一部のエリートですよ。それに、インドネシア語でもタイ語でも簡単な挨拶ぐらいは覚えて損はないでしょう。それから、日本に来ている外国人なら特に中国人や韓国人は英語よりも日本語の得意な人も多いので、わざわざ英語を話す必要がないことも多いですね。
私の場合は私の知っている外国人は kirigiriosさんの場合と違って、知識層の人は多くなく、中国人、韓国人、ブラジル人、ペルシャ人、トルコ人がおりますが、英語の苦手な人が多く、日本人の平均的な英語力さえ持ち合わせてませんでした。中国人は学校ではロシア語を習って 英語は全く分らないと言いますし、韓国人は中学で英語は習ったが、高校に入らずまっすぐ軍隊に入ったと言うし、ブラジル人はスペイン語も話せてフランス語もある程度理解できるが、英語は苦手だと言うし、ペルシャ人は小学校からアラビア語を勉強したのでよく覚えているが、英語は中学2年生から週2時間2年間習っただけなので、すっかり忘れたそうですし、トルコ人は中学では英語でなくてフランス語を習い、英語は高校の第2外国語で学習しただけなので、あんまり身についていないと言うし、英語は思ったほど世界的に浸透していない印象を受けました。

>中等教育で英語でなく他の言葉を習うというのは、自動車の運転免許をとらずにモーターボートの免許をとるようなもので、将来の進路が定まっている人を除く一般の人には薦められません。
私の知っている人に、自動車の運転免許を取らずにモーターボートの免許を取った人がおりますよ。ただ、原付の免許は持っていました。でも、モーターボートを陸上輸送する場合はどうしても車の免許が要るというので、最初に大型特殊免許を取って次に大型免許を取った変わり者です。そうすれば普通自動車も運転できます。しかし、この方法だと、普通免許をとってから大型特殊と大型の免許を取るよりも 自動車学校の教習料が少し安くなり、通学期間も短縮できるんです。話が逸れましたが、これは私も最初に書きましたように、中学での英語はむしろ時間を増やすべきだと思います。その代り、高校の英語を削って他の外国語を学ぶ機会を与えてもいいんじゃないかと思いました。

>ただ、中国語については、日本にとっての中国の重要性と、学びやすさから、中等教育で選択できるようにする価値はあると思います。漢文やめて現代中国語やればいいのにと思ったりもします。
これには賛同します。日本人がそんなに古典が好きなら、いっそ英語も止めてラテン語でも勉強しましょうか?

補足日時:2007/09/10 10:09
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高校に中国語を若干入れるということであれば、


カリキュラムに余裕があるなら、
面白い試みだとは思います。

ビジネス面では、日本と交流する国の大きい割合は
中国・韓国・台湾・東南アジアにあるでしょう。
東南アジアの華僑・華人もビジネス上よく遭遇はしますし、
アメリカにも中国系は多いですから、
好意的には伝わるかもしれません。

ヨーロッパの外国語教育も盛んですが、
韓国でも日本語や中国語を高校(・中学)で勉強していて、
大学入試にも大勢の人が受験科目に選んでいる位です。

ただ、コマ数の総計を増やせないから、
どこを削るかというのが悩みでしょうね。
中国語1コマ増やすより英語1コマ増やす方が
実用的ではないかと言われると、否定しづらいかもしれません。

外国=アメリカ=世界標準という意識が過剰になっているとは私も思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ただ、コマ数の総計を増やせないから、
どこを削るかというのが悩みでしょうね。
 これは#6さんの補足でも書いたように、中学の英語では逆にコマを増やします。あとは、理科や社会科と調整すれば何とでもなるかと思います。

お礼日時:2007/09/09 09:52

No.5, No.6 の方のご意見に興味を引かれました。

とりとめない感想を書きます。

1.確かに旧制高校ではドイツ語やフランス語を第一外国語とすることが出来たと聞いています。
2.意欲があれば、学校で習う必要はない。おっしゃる通りです。但し大都会では。私はどうしても都会に住みたい人種です。
3.第二外国語のある大学で、40年前と、現在の履修状況を調べてみました。理工系の学生は昔は90%ドイツ語、10%フランス語でした。今はドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語とばらけています。
4.EUヨーロッパ連合の雑誌(申し込めば無料で送られてきます)によれば、EUで公式言語として決められている言語数は20と大変大きいのです。各々の間の通訳翻訳費用は莫大で、頭痛の種です。例えば、英語を介してと言うのは出来ないのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>第二外国語のある大学で、40年前と、現在の履修状況を調べてみました。理工系の学生は昔は90%ドイツ語、10%フランス語でした。
文系ではフランスの履修者が多かったですよね。

>各々の間の通訳翻訳費用は莫大で、頭痛の種です。例えば、英語を介してと言うのは出来ないのです。
私はEUのような国家連合体は理想だと思います。確かにご指摘の問題は含んでいますけどね。もし、全世界がアメリカナイズされてみんなが英語を話すようになったら確かに便利にはなるでしょうけど、そういうのって絶対イヤですね。

お礼日時:2007/09/08 12:09

機会を学校で提供しなくても、本気で勉強したい人は勉強することはできる。


それに財政面等考えても、中、韓、ほかの言語を教える人員を各学校に配置するのは無理でしょう。国全体で無理して人員を増やしても、まともな教育はできないと思います。
英語が得意でなかったから別の言語を、なんて人はどれも中途半端になるだけでしょう。本当に勉強しようと思う人もいるとは思うけど。
中国人韓国人と接する機会が多いとはいえ、国際的に活動している人ならば、英語が話せる確立は高いです。日本にかかわろうとする中国人韓国人は日本語が話せる人が多いし。

>ドイツ人とフランス人が会話する時、英語を仲介言語にすることは比較的少ないかと
その実際は存じませんが、そうだとしてもそれと日本とは何の関係もなくそうゆうたとえに意味はない。ネイティブじゃない同士で話す英語には問題もあるでしょうが、それぞれが高いレベルに到達すれば大丈夫でしょう。
一学校の試みとして中国語を教えてみるとかは面白いかもしれませんが
全体として、英語教育を削って切り替えるとかは現実的にはありえない。それよりまず、量や時間ではなく充実した、まともな英語教育を考えることのほうが大事かと。別にいいじゃないですか。アメリカ中心とか言わず、共通語として捉えれば。と思いますけどね。ほかを勉強したければすればいいし、大学からでも遅くない。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>機会を学校で提供しなくても、本気で勉強したい人は勉強することはできる。
でも敷居が高すぎるのでは?

>それに財政面等考えても、中、韓、ほかの言語を教える人員を各学校に配置するのは無理でしょう。
#2さんの補足でも書いたように全国の学校で英語以外の外国語の教育を一斉に実施する必要はありません。出来るところから徐々に増やせいていけばいいだけのことです。

>英語が得意でなかったから別の言語を、なんて人はどれも中途半端になるだけでしょう。
これも端的に言えば、国語の苦手人は最初から英語なんか勉強する必要はないんですよ。これも#3さんのお礼でも書いたように英語が苦手な人は英語Iで英語は終わりにして、その代わり意欲のある人には他の外国語学習のチャンスを与えるのです。また、合理的に教えるには英語も含めて習熟度別学習も視野に入れる必要があるので、これをどう考えるかです。

>その実際は存じませんが、そうだとしてもそれと日本とは何の関係もなくそうゆうたとえに意味はない。
いや、これを日本と中国に置き換えてみて下さい。フランス人とドイツ人が英語を仲介言語にしても、それぞれ共通の文化を持っているからまだいいんです。でも日本人と中国人では英語を仲介言語にすることも多いのではないでしょうか?折角漢字や漢語を共有しているのに 英語を仲介言語にすると、「四面楚歌」とか「温故知新」という四字熟語も使えないし、お互いに紹介する時、漢字を英語で説明するのは難しいですよ。ノギヘンとかシンニョウとかどう説明します? 特に、固有名詞でてこずります。例えば中国人からしてみれば「大阪」は知っているのにOsakaってどこよ?ってなことになります。

>全体として、英語教育を削って切り替えるとかは現実的にはありえない。それよりまず、量や時間ではなく充実した、まともな英語教育を考えることのほうが大事かと。
これも#3さんのお礼で書いたんですが、私の案では中学での英語週3コマは昔の週4コマに戻すべきだと思います。更には英語教育を小学5年生から開始し、仮定法や分詞構文など、高校で習う単元も中学のうちに終わしておきます。こんなのは現在でも中学生にやたら難しい用語を使うから却って不合理なだけで、教え方を変えればそんなに難しいことだとは思いません。(私は文法と訳読を中心とした学習を通すなら、英語よりも先に中国語を学習した方が効率がいいと思いますけどね。中国語は日本語と英語の中間のような感じで屈折語でも膠着語でもないし、英語よりは文法も簡単ですので取り付きやすいかと思います。そう言えば、昔の英学者は漢文の素養がある人が多かったので、外国語を分析して解読することに慣れていました。)
そうすれば、高校の英語も少し余裕が出来るのではないでしょうか?
そして、高校の英語ももっと実用的な英語を目指し、あまりにも高度な部分こそ大学に回してもいいと思います。それから、国語の漢文を削り、社会科や理科も科目を再編すれば、いくらでも枠は作れます。

>アメリカ中心とか言わず、共通語として捉えれば。と思いますけどね。 ですから、あくまで第1外国語は英語です。ただ、高校で第2外国語の教育が普及するのも悪くないと思うんですが。

>ほかを勉強したければすればいいし、大学からでも遅くない。
いや、大学からでは遅いと思います。私は高校で始めるのがベストだと思います。英語にしても中学生に文法用語を詰め込んだところで脱落者を多く出していますよね。さっき書いたこととも関係あるんですが、
今のような英語の教え方は中学生には早いと思います。でも、第2外国語を高校で始めるのなら 文法用語や構文の理屈もかなり理解しやすくなるのではないかと思います。

補足日時:2007/09/08 11:43
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昔は指導要領では”外国語”となっていた筈ですね。

しかも、必修ではなかった筈です。ドイツ語、フランス語なども英語と同等の扱いで記載がありました。
要するにアメリカ一辺倒の国のあり方によるのではないでしょうか?しかし、それはまさに、アメリカが歩んできた世間知らずの国造りと同じ道です。従って、アメリカ英語だけが習うべき外国語であると思い込むと言うより、国民にそう思わせるような方針では?なんて思わざるを得ません。過去、ドイツ語などの検定教科書が発行されていたことがあるようですが、現在は外国語の検定教科書は英語以外には存在しておりません。ドイツの中等教育機関では、英語、フランス語、日本語、ラテン語、ギリシャ語など複数の言語を学ぶ機会があるようで、複数(2~3)は必修になっているのではないでしょうか?
大学で英語以外に、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語などの教員免許を取得できるところが結構ありますが、取っても使える場がほぼ”無”に近い現状では、とる人の数はますます減るでしょうね。私もドイツ語の教員免許の単位を40年以上前に取りましたが、使う場がないので申請しませんでした。私の息子も、実情を知って履修を止めたといっておりました。英語しか知らない英語の教師の力はどんなものなのでしょうか? 大いに疑問を持っております。英語以外の外国語教師になりたい人は、使える場さえあれば、相当数居る筈です。教師が居ないのではなく、居なくさせている日本の教育行政に問題があるのでは?

私は日本人全員が外国語を流暢に使える必要は全くないと思いますが、
英語が外国語の全てあると錯覚されるような教育は、間違って降りますす、日本にとって不幸なことだと思います。

この回答への補足

>英語が外国語の全てあると錯覚されるような教育は、間違って降りますす、日本にとって不幸なことだと思います。
高校で習う、地理、世界史、倫理社会では世界には色んな国があって文化があることを習います。でも、これに反して地球上には日本語と英語しか存在しないような錯覚に陥るのは皮肉ですね。
日本にもまだいると思うんですが、外国人を見るとみんな英語を話すものだと思って、その外国人が英語を話さないと「外人のくせ、英語も話せないなんて、変な人」という目で見る人も少なくないかもしれません。仮に英語が話せても「Are you an American?」と外国人に尋ねるのは、その外国人がアメリカ人ならいいんですが、そうでない場合は非常に失礼になる場合が多いですよね。これは中学1年生の英語で教える内容ですが、主語を動詞を倒置するとか、不定冠詞が必要だとか教えるだけで、こういう肝心なことは教えませんからね。娘の英語の副教材にも
Are you an American? ― No, I'm not. I am a French.
という文がありましたが、フランス人なら ムッとしてフランス語で答えてきますよ。

補足日時:2007/09/08 12:14
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

いつもは辛口のwy1さんもたまにはいいこと言いますね。(笑) 失礼!
ドイツ人は2,3ヶ国語も学習するのに、英語だけを取っても、英語に専念してきた日本人よりはるかに英語が上手いですからね。もっとも、日本人が英語を覚える苦労に比べたら、ドイツ人が英語とフランス語の2ヶ国語を覚えるのはずっと楽ですけどね。

お礼日時:2007/09/08 10:50

教師がいないからでしょう。

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>>日本の中等教育ではなぜ殆ど全ての生徒が英語しか習わないのか?



 「英語しか」という言い方にちょっとひっかるのですが。。。つまり、中学生に「外国語に英語・フランス語・ドイツ語・中国語があります。どれを選びますか?」と聞いたら、たぶん、親に「どの外国語がいいとおもう?」と聞きに行くと思うのです。

 結局、「金になる」のはどれか? となると思うのです。しかも、インターネットのホームページなどを読むにも、「英語」がわからないと「損」だし、また、経済的に大国であるのはどこか? となれば、最低でも、「英語くらいは」習わせないと、政府のお偉方自身が困る(?)ということで、強制的に「英語」だけにして指導する形になるために、「英語しか習えない」というのではないでしょうか?

 日本は、貿易で儲けないとお偉方は困るわけで、経済的大国の使う言語を選ぶ傾向があるのでは? たとえば、江戸幕府の鎖国が開国になったときの覚えるべき言語は、「オランダ語」だったはずなのに、それが、アメリカの言葉を知らないと、貿易に困るという理由で、「英語」に変わってしまったのではないでしょうか。

 少し前(?)のドイツ語もたぶん、当時のドイツが「医学」などで先進国だったからではないでしょうか。戦争に負けた日本は、ドイツ語を将来性のない言語として捉えたとしたら、日本にとっては、「得になる」言語はどれか?という観点から選ぶことが多いのではないでしょうか。

 英語以外の言語を習わせたいと思っても、「何のための**(たとえば、韓国語など)語の習得か?」と初めて外国語を習うような中学生に納得させることができなければ、また、親の立場から、そういうマイナー(?)言語を習わせるかどうか迷う事態も出てくるのではないでしょうか。

 このように、建前として「国際化」がどのように、叫ばれても、「金にならなければ」、親の立場から言うと、英語以外に習わせようかという気持ちにならないのではないでしょうか。 仮に、中学生が「アラビア語をやってみたい」と言ったら、親の気持ちとして、迷うのでないですか。また、教科書はどうするか? それを教える教員はどこから連れてくるのか? そして、給料は? と考え込むことが多くなるのではないでしょうか。

 経済的理由で、「英語」一本に絞った方が、教本や教員を準備する上で、なにかと得(節約できる意味)であるために、「英語しか習わない」というより、「英語しか習えない」というのが実際であるような気が。。。

 なんと言っても、英語が一種の「記号」になっているために、教える側からも都合がいい面がありますね。たとえば、ドイツ語だと、冠詞も名詞の性に合わせて変えないといけないし、また、動詞の語尾もそれぞれ変化させて覚えないといけないし、英語だと、第3人称のみ、語尾に-sをつけるだけ、という記号みたいな言語になっている。

 同じヨーロッパ言語を見ても、「性」というわずらわしい文法形式を捨てたのは、英語のみだし、動詞も語尾変化(曲用)もあまり無いと来ている。。。とにかく、意思疎通だけの言語のようになっているから、インターネットの普及もあって、せめて「英語くらい」はと思う親が多いとあれば、子供には、「英語をまず覚えてほしい」と思うから、「英語しか習わない」という状況になっているのではないでしょうか。

 とにかく、人間は「経済的理由」だけで動くとしたら、「英語しか習わない」というより、「英語しか習わせられない」というのが真実の気が。。。

 念のために書くと、私は英語教育界といったものに関わりもなく、また英語教師資格も持っていない素人なので、見当違いの意見もあるかと思いますが、その点では、大目にみてもらえたらうれしいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

わー、最初から誤解を与えてしまったようです。一応、私の案ですが、
中学での英語必修は変えませんが、現在の週3コマを昔の週4コマに戻します。そして、高校から第2外国語を導入します。それで、高校2年からは英語を習いたくない人は他の教科を学習することも出来るし、英語以外の外国語を選択するチャンスも与えるということです。つまり、最初の外国語は英語なので、中学生がアラビア語することはありません。

>とにかく、人間は「経済的理由」だけで動くとしたら、「英語しか習わない」というより、「英語しか習わせられない」というのが真実の気が。。。
これが最近では事情が少し変わってきています。英語だけよりも英語の他に中国語が出来れば強みだという考えも徐々に浸透してきているし。

お礼日時:2007/09/07 10:37

英語とその他の言語の違いを考えると答えが分かると思います。


英語は全世界共通の公用語です。国際会議などで使われる言葉です。
まずは英語をマスターすることが国際化において重要なのです。

中国語、朝鮮語などが必要になるかというと私はそうは思いません。
日本語もそうですが、ただの地方言語です。
中国語は中国、朝鮮語は韓国、北朝鮮でしか通じません。

一部地域でしか使えない言語を必修化する、選択で履修科目にするというのは
あまりにも費用だけかかってメリットがないです。
その言語の教師を英語教師と同数くらい配置する必要がありますよね。
必要のある人が勉強すればいいだけですので英語以外は自己の意欲で。

この回答への補足

ご回答お疲れ様でした。

>英語は全世界共通の公用語です。
折角ですが、これは少し語弊があります。確かに英語は外交上世界で最も重要な言語ですが、残念ながら「全世界共通の公用語」までは達していません。例えば国連では、英語の他にフランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語も、中国語も公用語として認められています。そして オリンピックの開会式の入場行進のプラカードは国名がフランス語で書かれていて、アナウンスは開催国の言語、フランス語、英語の順に流れます。それから、ユネスコの業務言語は英語とフランス語です。そして、EUの公用語は加盟国それぞれの言語が公用語になっています。政治的な問題もあって英語に統一することは無理なようです。あと、日本は加盟していませんが、NATOの公用語は英語ですが、フランスなんかは加盟はしているものの、アメリカ主導の同盟に難色を示しています。それから、国際会議でも代表者が英語を流暢に話せないことが多いので通訳が大活躍しています。サミットなんかは日本も参加する重要な国際会議ですが、勿論、首相も英語が話せることに越したことはありませんが、下手に英語を話してアメリカに媚びるんだったら、堂々と日本の主張を押し通したいものです。

>中国語、朝鮮語などが必要になるかというと私はそうは思いません。
日本語もそうですが、ただの地方言語です。
なんか、アメリカ覇権主義を感じますね。私の住んでいる地域は中国人や韓国人の観光客が多いのに、純日本人で中国語や韓国語を話せる人が非常に少なく、在日の中国人や韓国人の力を借りています。確かに、中国語や韓国語は使われている地域が限られていますが、外国語を学ぶ目的にコミュニケーションの幅を広げるというのがありますが、それって身近な外国人と草の根レベルで交流することから始まるのではないでしょうか?

>一部地域でしか使えない言語を必修化する、選択で履修科目にするというのはあまりにも費用だけかかってメリットがないです。
これは何も全部の学校で導入する必要はないんですよ。人員確保や予算上余裕のあるところから徐々に始めればいいだけです。メリットがないと仰いますが、gundai44さんの仰るメリットって何ですか? 日本人がアメリカやイギリスの旧植民地の国の人みたいに英語が得意になればそれでいいんですか?

> 必要のある人が勉強すればいいだけですので英語以外は自己の意欲で。
現状だと、大学に入るまではごく一部の人しか習う機会がないんですよね。私は高校くらいからもっと機会を与えてもいいんじゃないかと思います。

補足日時:2007/09/07 10:16
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少し政治的な思想が入るので回答しようかどうしようか迷ったのですが・・・



おそらく、アメリカとの外交の手段として、英語(米語)教育を義務教育に取り入れているというのが『政府の本音』ではないでしょうか。

私はアメリカという国を好きではありませんので、押しつけられる英語教育にはずっと反発していました。
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この回答へのお礼

回答がありがとうございます。

>おそらく、アメリカとの外交の手段として、英語(米語)教育を義務教育に取り入れているというのが『政府の本音』ではないでしょうか。
私が言いたいのは、中学での英語必修は変わりありませんが、高校では英語以外の外国語を学習してみたい人にもチャンスを提供したらどうでしょうということで、maruoujiさんがご指摘の点には支障がないと思うんですが、、、

お礼日時:2007/09/07 09:33

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