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総資本は負債+株主資本+評価・換算差額+新株予約権+少数株主持分なんでしょうか?自己資本は株主資本+評価・換算差額なんでしょうか?

おしえてください。

A 回答 (2件)

>総資本は負債+株主資本+評価・換算差額+新株予約権+少数株主持分なんでしょうか?



正しいです。

総資産は貸借対照表の借方合計ですが、貸借対照表の借方合計=貸方合計ですから、総資産は貸借対照表の貸方合計でもあります。総資産の別名を総資本とも言いますから、結局、総資本は貸借対照表の貸方合計であると言えます。

>自己資本は株主資本+評価・換算差額なんでしょうか?

総資本は他人資本と自己資本の合計です。総資本のうち、負債のみが他人資本であり、他は自己資本です。よって自己資本は、株主資本+評価・換算差額+新株予約権+少数株主持分です。
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この回答へのお礼

ご回答たいへん有難うございます。

お礼日時:2007/10/02 22:33

基本的にNo.1様のご回答で構いません。

ただ、若干補足しますと、平成18年5月の会社法施行に伴い、貸借対照表の考え方が若干変わりました。

そもそも「資本」というのは「調達」という意味なんです。
従来は、負債・資本は資金調達を、資産は調達した資金の使途を意味していました。資金調達のうち、自己調達(社内調達)を資本、他人調達(社外調達)を負債と分類していたのです。

しかし、現行の会社法では、資産性のあるものを「資産」、負債性のあるものを「負債」、資産性・負債性のいずれも判別がつかないものを、「純資産」として分類しています。

この「資産性」「負債性」という意味合いが難しいのです。

ざっくり説明すると、「取得『原価』」や「『元金』返済」というのがキーワードです。前者が資産性で後者が負債性。いずれも「元々の価額」というのが資産性・負債性のポイントであり、「時価」や「市場価格」による変動部分の評価、となると資産性・負債性のいずれにも該当しないということです。「名目」と「実質」とでもいいましょうか。

会社法では、従来の「資本」を「純資産」に改称し、「株主資本」と「評価・換算差額等」と「新株予約権」の3つに分類しました。
このうち、「株主資本」というのは、従来の「資本」(自己調達)のことです。
そして、「資産性・負債性」のいずれにも該当しないものを分類する項目が、「評価・換算差額等」や「新株予約権」です。

よって、自己資本の定義としては、単純に「純資産合計」でもいいですが、業界によっては、あくまで「自己調達」という意味で、「株主資本合計」とするところもあります。

この「資産性」「負債性」については、過去に私は質問したことがありまして、これを理解すると、自己資本についての理解が深まると思います。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2467427.html
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この回答へのお礼

ご回答たいへん有難うございます。

お礼日時:2007/10/02 22:34

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