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初めまして。ふと気になったので質問させて下さい。

ユニセフとかって年間数千万もの寄付金を集めてますよね?活動費等を差し引いても貧しい国の通貨に換算したら相当な金額を毎年寄付できると思うのですが、あまり貧困問題が解決されていないように感じます。

まだまだ寄付金が足りないのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

貧困削減に必要とされる金額は生易しい桁数ではありません。


先進国からのODAは年間10兆円にまで達していますが、
それでも資金不足は極めて深刻な状況です。
国際的な目標では、必要になる金額は年間25兆円程にまでなります。
(ちなみに世界の軍事費は年間130兆円)

ただ、このような莫大な額であっても、
先進国の人々が力を合わせて拠出できたとすれば、
100円に0.7円分という範囲には収まります。
EUは率先して規模拡大の公約を打ち出しています。
しかし国民の理解を得るとなると、本当に難しい話です。

貧困の解決を蝕んできた原因はいくらでもあります。
凄まじいレベルの腐敗の蔓延、
絶えない紛争・政変による大きい損害。
最近まで続いていた農産物・天然資源の価格下落、
モノカルチャー経済の破綻による大量の失業人口の発生。
政府の機能不全、産業育成政策の失敗、
不安定な金融、非効率的な投資、情報の不完全性。
人材育成の成果が出るタイムラグの長さ、
教育環境の悪さ、児童労働の横行による教育不全、
高度な教育を受けた人材も先進国に頭脳流出すること。
女性の社会進出の困難、人口問題、
環境問題、疫病の蔓延・・・etc。
先進国の「貧しい生活」のイメージとはレベルが全然違います。
そして、貧困が解決されない事が、
人々の生活を大いに苦しめ、
これらの問題を引き起こすことで、
貧困が解決されない悪循環が起こります。

援助だって下手なプランで動かせば、
実質為替レートを動かして援助先の経済を脅かすだけになる危険性もあります。
その国で作っている物を下手にあげても、
逆にその国の産業に打撃を与えてしまいます。
食糧援助だって、干ばつなど必要になる時は本当に必要になりますが、
平時には、先進国の高価な農産物を送るよりも、
途上国自体の農業投資を促して産出高を上げなければ問題は終わりません。
先進国も自国の事じゃなくて途上国の事情を
よく考えて援助しなければ、効果を引き下げてしまいます。
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発展途上国は人口爆発状態で人口がどんどん増えています。

いくら寄付をしても追いつきません。
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寄付なんかじゃ全然足りないよ。


後進国だからって物価が安いとは限らないし。
工業化に必要な設備やインフラは後進国の技術じゃ作れないから必然的に先進国から調達することになるしね。
それに内戦とか軍政の国に援助してもこれは無意味でしょう。
ミャンマーなんてよい例。あんなとこに何百億垂れ流しても軍政がある限り発展なんてしないでしょ?
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ちょっと考えてください。


アフリカに1万人の貧しい人がいるとします。
一人頭1万円行き渡るようにするには、単純計算で
10,000人×10,000円=100,000,000
つまり1億円必要となります。
更に、他の方も仰るように、中間搾取も物凄く、ほとんど真に困っている人々には届きません。
また、お金をあげる、衣食の物資をあげる等の支援をしても、問題の完結にはなりません。
自活できるようにしないと、支援する側も先細りです。
寄付金が足りないのではなく、効率的にお金を活用する努力が足りないのです。
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寄付などは 大抵が その組織の人件費に消えますので、支払われる分は殆どありません。


行政などが支援を行い、やっと一部の金が貧困層に行く事が出来るようになっただけで
殆どが ポケットの中に入ってしまいます。
(この前のホワイトバンドなどは 全額 その組織の活動資金に当てられていますね)
※一人あたり数百万の人件費がかかり 数~数十人いれば、寄付金なんて微々たるものになってしまいます。



元々、遊んで金を貰える体勢にしたため
アフリカなどでは その金の奪い合いで 内乱が勃発しているし、・・・
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 うろ覚えですいません。


 ニュースで、ユニセフなどの国連組織への寄付は、そのうちの99パーセントが経費に消えていくと言っていたような気がします。
 運転手付きのベンツ、メイドが何人もいる豪邸、連日行われるパーティ、そもそも破格の高給。これらが経費となる訳ですね。
 このニュースの通りだとすれば、数千万円集めても、実際に相手のために使えるお金は数十万円です。圧倒的に足りません。
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物事には順序があって


まず自国での自国による衣食住の安定化が人間が生活する基本です。
工業化はその次にくるものと思います。
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寄付はタダでももらう金であり、タダ金は身に付かない上、他人に頼ってしまうというメンタリティを育てることにも繋がります。

(緊急援助など、全く不要とは言いませんが)

そのため現在では寄付よりも自立支援が援助の主体になりつつあります。つまり工業化を進め、世界経済に組み込むことで、貧困を撲滅しようということですね。

東南アジアもかつては寄付ばかり飲み込んで、なかなか貧困が解決できなかったのですが、工業化が成功してからは貧困問題はかなり解消しました。ノーベル平和賞を受賞したのも、インドの貧困層向け無担保融資micro creditでした。

今までの日本の援助は日本のゼネコンが潤うように、ハコモノが主体でしたが、これからは一人一人の経済的自立を促すような支援策が求められるでしょう。

では我々にできることは何かと言えば、一つはこのような支援に前向きな政治家や機関を支援することでしょう。もう一つは自らの技能や熱意を活かし、協力員として活躍することでしょう。もっとも現在日本の雇用システムでは、活躍に必要な長期休暇をとることが難しいので、法律面でこれを支援する必要があります。最後に、fair trade、つまり途上国の作ったものを積極的に購入することによって、彼らの自立を支援し、ひいては貧困を減らすことができるのです。
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世界中で自分達で種を蒔き収穫していくような形態を創っていくようにしていくしかありません。


戦争に加担するのではなく
お金はそうした活動に使われる方がはるかに
国際貢献になります。
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その場しのぎのお金を渡しても何の解決にもなりません。


定期的な収入が得られる仕事などがみんなにいきわたらないと貧困層の問題は解決しません。
しかし多くの貧困層の人々は難民であったり、国事態が貧困のために仕事そのものが無いという問題の中にいます。
そのため自分の度量だけでは貧困から脱出は出来ません。
かといって寄付金で集まったお金で貧困層の人々みんなにいきわたるような仕事を作ることも難しいですし、今生きるための食料や医療品も必要になります。
そのために多額の寄付金が集まっても解決しないです。
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