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お忙しいところすみません。どうしても不思議に思うことがあるので質問させていただきます。
今、大学の講義で光通信について習っているのですが、先生に以下のような質問をされて答えられず困りました。

「波長多重通信方式では、波長間隔は100GHzに国際基準で決められているが、なぜ波長間隔を表すのに波長の単位nm(ナノメートル)じゃなく、周波数Hzの単位を用いるのか?」

波長間隔を表すためには[m]を使用したほうがわかりやすいのではないかと思うのですが、[Hz]を用いるのには何か理由があるのでしょうか。教えてください。

A 回答 (3件)

波長多重(WDM)通信方式では、どの波長チャネルを使ったとしても、単位時間あたり同じ量のデータを送受信できなければなりませんし、また、隣接波長チャネル間でクロストークがあってもいけません。


そのため、同じ量のデータを送受信するには、実は周波数を単位に等間隔に波長間隔を決めた方がいいのですが、その理由を考えるヒントはNo.2さんが書いておられる通りです。
光の波長と周波数の関係は、f=c/λですね。周波数を等間隔にすると、波長は等間隔にならないのはご存じですよね。

ついでに…
WDMのシステムではDFB LD使っていると思いますよ…
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この回答へのお礼

なんとなくわかってきました。ありがとうございます◎

お礼日時:2007/10/22 13:25

レーザーの共振器はファブリペロー共振器である。


ファブリペロー共振器を透過するスペクトルの間隔(Δf[Hz])は、垂直入射を考えると、

Δf=c/2nd [Hz]

(c:光速度、n:屈折率、d:間隔)

になります。
波長にするとややこしくなり等間隔になりません。
波長多重したものを分離するときにもやはりファブリペローを使えば同じ状況です。

ちなみに、ある波長の光を周波数Δν変調した場合、いまその波長の周波数をfとすると、

f+Δν
f-Δν

のサイドバンドが生じます。

これらがヒントになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。サイドバンドをヒントに考えてみます。

お礼日時:2007/10/18 19:45

波長は、ファイバーの材質、温度等で伝播速度が変化するので、これらに影響されない周波数[Hz]を用いているのではないでしょうか?

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/10/18 19:46

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