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宜しくお願いします。老後を考え、現在以下のことに投資しています。
株:武田製薬、アステラス製薬、など
投資信託:銀行にて ピムコハイインカム毎月分配型500万円
kabu.comにて 三菱UFJチャイナオープン100万、三菱UFJ/ドイチェ インド株式ファンド50万、グローバル3分法ファンド80万
ソニーバンクにて ニッコウマネーマーケットファンド(オーストラリアドルポートフォリオ)80万
以上です。
株については、武田6000円台ですが、購入時は4800円だったので、今のところ損失はありません。アステラスも同様です。
投資信託はピムコは毎月分配型にしており、「悪名高い毎月分配型」だそうなのを最近知りました。が500万預け、毎月24000円分配されていたので何も思っていませんでした。
一番気になっているのは最近買ってしまった投資信託4本です。
5年程度持つならと思って買ったのですが、今、いろんなものが値下がりしており、不安でしょうがありません。
出来たら大きく損をしたくなく、寝かせておいて良いお金を投資しているので、10年位持ち続けたら、またいつか良いときがくるのかなと考えたり、売り時はいつなんだろうと迷ったりしています。短期の投資でない場合
1:このまま保有していてOK(長期)
2:損失が小さいうちに売却
3:しばらく待って他に移し変える などなど、
どうか皆様、教えていただければ幸いです。

A 回答 (4件)

長期投資ではどの銘柄を保有しているかではなく、


どの投資先をどの資産クラスにどれだけ配分しているか
(アセットアロケーション)が重要になります。
投資全体のリスクとリターンはアセットアロケーションで決まります。
リスクが高い割に期待されるリターンが十分高くなければ
そのまま長期投資を続けるべきではなく、
アセットアロケーションのバランスを取り直さなければいけません。

まず152329さんのアセットアロケーションをまとめようとしたのですが、
武田製薬、アステラス製薬、などの時価評価額がどの程度なのかわかりません。
わかった部分だけを以下にまとめておきます。

投資先 金額 (資産クラス)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
武田製薬、アステラス製薬、など?万円 (国内株式)
ピムコハイインカム毎月分配型500万円 (海外先進国債券)
三菱UFJチャイナオープン100万 (新興国株式)
三菱UFJ/ドイチェ インド株式ファンド50万 (新興国株式)
グローバル財産3分法ファンド毎月決算型80万 (先進国株式1/3、先進国REIT1/3、新興国債券1/3)
ニッコウMMF(オーストラリアドルポートフォリオ)80万 (海外先進国債券)

グローバル財産3分法ファンド毎月決算型の投資先のうち
日本はほんの少しなので簡単のため無視することにします。
すると全体では

???万円 国内株式
027万円 海外先進国株式
150万円 新興国株式
???万円 国内債券
580万円 海外先進国債券
027万円 新興国債券
027万円 世界REIT

気になる点

(1) 国内株式の総額と国内債券(国債や定期預金など)の総額が
どの程度なのかわからないので株式と債券の比がわからない。

国内債券はリスクを下げるためにはもっとも重要な資産クラスです。
もちろんリスクを下げるとリターンも下がります。
海外債券への投資は株式への投資よりもリスクが低いので
株式投資へのリスクを緩和する働きがあります。
しかしその分だけ長期的リターンは小さくなってしまいます。

(2) 国内株式クラスへの投資が十分分散されているかもわからない。

これからの10年でお持ちの株式の会社がどれかが潰れても大丈夫なだけ
投資先を分散しているでしょうか?
これからの10年で絶対に潰れない会社だけに投資していると
自信を持っていれば問題ないとは思いますが。
私は個別株式だけで長期での倒産リスクを緩和するのは大変なので
TOPIX連動のETF(1306)や国内株式型投資信託を利用しています。

(3) 海外株式クラスでは新興国株式が海外先進国株式と比較してかなり多い。

世界の新興国株式市場は1997年7月から1年かけて60%も下落しています。
そしてもとの値に戻すには2005年まで待つ必要がありました。
新興国株式市場は何か大きな事件があるとものすごい大暴落を起こします。
これからの10年間で投資先の新興国にそういう大きな事件が起こらないと
いう自信があるのであればこのまま長期投資を続けても構わないと思います。
私はそういう自信はないので新興国株式には投資資金の全体の1割以下しか
投資しないことにしています。
ちなみに11年前から1年前までの十年間では新興国株式市場のリターンよりも
海外先進国株式市場のリターンの方が大きいです。
まあ海外投資の75%が債券なので全体のリスクはそう大きくはないと思います。

このまま海外投資に関して先進国債券に大きく割合を割いて
海外株式に関しては新興国株式を中心に投資を続けるというのであれば
上のアセットアロケーションのままでも良いと思います。

参考のために比較すべきアセットアロケーションは
国内株式、海外株式、国内債券、海外債券の4資産クラスへの均等分散投資です。
海外株式のうち8割が先進国、残りの2割を新興国にすれば
市場規模とほぼ同じ割合になります。
リスクを低くしたければ、株式の割合を減らして、債券の割合を増やす。
為替リスクをあまり取りたくなければ国内投資の割合を増やす。
国内債券は金利が低過ぎるので避けたければ割合を減らす。
などなどです。

以上のようなアセットアロケーションの分析は投資の基本です。
長期では具体的にどの金融商品を買ったかよりも
アセットアロケーションが重要になります。

追伸。やはり長期投資では毎月分配型は避けたいです。
分配金を出されるたびに税金が前払いされることになり、
複利効果が弱まり、長期ではかなりの損になります。
私であれば毎月分配型は売り払って他のもっとまともな投信に乗り換えます。
たとえばピムコハイインカム毎月分配型と
分配金を出していないインデックスファンドのPRU海外債券マーケット
を比較してみましょう。

http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_detail_snap …
http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_detail_snap …

ここ3年のトータルリターンではインデックスファンドと同じ程度ですが、
リスクのわりにはリターンが少なく、シャープレシオでは負けています。
ここ2年ではインデックスファンドにリターンでも負けています。
その上、毎月分配型なので長期投資家にとってこの投信の存在価値はないと思います。

この回答への補足

こんなにも専門知識をお持ちの方にお返事いただき、うれしいやら恐縮するやらです。本当にありがとうございます。さらにずうずうしく補足させていただきます。もしお時間あればまたご回答いただけたらうれしいのですが。
今現在、武田製薬200株130万円、アステラス製薬200株75万円その他25万円計230万円保有しています。
あと投資型年金プラチナライフアバンセに1000万円です。保証金額つき終身年金タイプに入っており、内容は
国内株式33%海外株式17%国内債券35%海外債券10%短期金融資産5%です。
すべてを実際の割合になおしてみますと
560万円 国内株式     28%
197万円 海外先進国株式  10%
150万円 新興国株式     7.5%
350万円 国内債券     17.5%
680万円 海外先進国債券  34%
027万円 新興国債券     1.3%
027万円 世界REIT     1.3%
となります。
国内株式、海外株式、国内債券、海外債券の4資産クラスへの均等分散投資がなされているか考えると国内債券が少ないのと、海外株式のうち新興国株式が多すぎますでしょうか?
あと定期預金と書いてらっしゃいましたが、考えたら普通の銀行での定期預金はしていません。
ピムコハイインカムについては、他の投信に変更したいと思いつつ、時期やどの投信をえらべばよいやらわからず今まで来てしまいました。
分配金を出していないインデックスファンドのPRU海外債券マーケット
のほうが賢い投資先のようですが。
もし変更時期やおすすめの投信等についてもなにかおしえていただけたらうれしいです。本当にありがとうございました。

補足日時:2007/11/17 23:33
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よくアセットアロケーションが重要で個別銘柄選びは~という話も聞きますが、これは研究発表の内容が拡大解釈されて伝えられているケースが多いので、ご注意を。



オリジナルのレポートの内容は以下の通りです。
(1) 年金プランの四半期毎リターン差異がその約9割をアセット・アロケーションの違いで説明できる
(2) アクティブ運用のバランス型ファンドでは月次毎リターン差異の7割強がアセット・アロケーションの違いで説明できる

(A)数十~数百以上の銘柄に分散された商品同士で (B) 四半期や月次とった非常に限られた期間の収益差の多くがアセット・アロケーションで説明できると言っているのであって、長期の個別株投資に当てはまる内容ではありません。どこでどう間違ったか、拡大解釈されて伝わっています。


横道に話がずれましたが、質問者様のように個別株に投資されている場合は必ずしもアセットアロケーションがリターンを支配している状況とは言えません。

武田、アステラスについては企業の将来性を考えてください。
ここをどうみるかで持ち続けるか、売るべきかが決まるのではないでしょうか?
例えば、武田の例では先日のブロックバスター候補に対するFDAコメントを
どう受け取るかが取捨選択の判断材料の1つになるのではないでしょうか。
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違った視点で見ると、その内容よりも1000兆円を超える国債(借金とみる)を抱える日本という国、右に同じで印刷だけして多くの債務を抱えているアメリカの通貨が中期的に信用できるかという点です。


現状では、商品・素材の値段が上がっており資源等が有限である以上、水素燃料等の大きな発明が無ければ紙幣は紙、円やドルも右に同じかもしれません。
従って、小生は資源の豊かなオーストラリアドルの預金、投資信託の中国とインドに重点を置いてます。ただ中国投信は過熱して4.5倍に2年間でなったので利益確定してベトナム(石炭等が豊富で勤勉な国民である)に移しました。
唯我独尊です。
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武田、アステラスは1200円も騰がっていたら利確しておいたらいいのでは


というのはサブプライム問題でまたいつ暴落するかわかりませんので
まだまだ市場は不安定です。
あとは長期保有でいいのでは
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