プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめて質問します。山形で13年前に新築しましたが、寒いです。45坪の在来工法で窓はペアのアルミとリビングは2重サッシです。暖房は温水による床暖を廊下、トイレ、洗面所に施工し、リビング(16帖)はファンコンベクター、和室はエアコン、2階はパネルヒーターとしました。経年的に結露が出現しはじめ、光熱費は冬期、電気35000、灯油50000(1リットル80円)になります。これで快適ならいいのですが、やはり寒いのです。そこでFASの家に立て替えを考えているのですが、イニシャルコスト以外になにかデメリットはありますか?また、調理をIHでなくガスにした場合、酸欠になるのでしょうか?どこの家でも鍋料理はカセットコンロを使用していると思うので大丈夫だと思いますが。建築戸数が少ないせいもあるでしょうが、不評、不満点のところがネットでも検索されませんので。

A 回答 (2件)

NO1さんにほぼ同意見ですね。


普通にツーバイで充填断熱に気密シート施工が断熱性能を低コストで出来ます。

非常に多い誤解
 充填断熱より外断熱がすぐれている。嘘です、適正な施工がされていない、断熱気密に対する理解がないだけの話。それぞれにメリットデメリットがあります。
 寒いアラスカ、カナダの家で(平均は240m2ほど)冬場の暖房費用は1万円ほどです。光熱費が日本の半額ですので日本ですると2万というところ。
 北米の本当のツーバイと日本のHMが作っているツーバイやパネル工法は根本的に真似事で、断熱、気密、強度などの性能は数段落ちます。
 防湿気密シートは30年程度では劣化しません。厚さの有るものを使いましょう。プラスチックが分解しないので困るのと同じと考えていいです。
 例えば、フィルムはタッカーでとめますが穴が開きます。穴が開けば水蒸気はどんなに微細な穴でも通過して浸透圧と同じ原理で濃度を同じにしようとします。そこでタッカーで止めるところには先に硬化しないねばねばのシール材を付けてから張るのです。(車のドアの内張りを剥がすと防湿フィルムが黒いねばねばで貼り付けられています。自動車メーカーは防湿フィルムがないと結露したり寒くなる事を理解してちゃんと施工しているのです)気密用のシール材は北米では普通に売っていますが日本ではあまり見かけません。それだけ気密施工をしていないということです。プロ向けホームセンターでも断熱材は売っているのに防湿気密フィルムは売っていません。適当な施工しかしていなのです。それで充填断熱が良くないと言っているにすぎません。ちゃんとした施工を理解していない、またしたこともない業者が外断熱と言い出しただけの話です。
 気密が1%低下すると断熱性能が10%ダウンするんです。幾ら断熱材を沢山いれても気密が低下すると無意味です。コンセント、スイッチ、照明器具の穴、換気ダクト、これら全てを気密シートでふさがないといけません。外壁に接した部屋内のコンセントに手をかざすとひんやりしていませんか?
 在来工法は構造用合板を張ってパネル式にしているもの以外は、充填断熱をして気密施工をするには不向きな構造です。それで外断熱の方がいいとは思いますが、充填よりコストがかかります。外壁の仕上げに制限があります。断熱性能を上げようと思っても厚さに限界があります。躯体の強度を高めないと、フィルムのように柔軟ではないので経年変化で隙間が出来て隙間風ができて気密断熱性能は確実に低下します。RCと同じく空調の立ち上がりに時間がかかります。しかし、しっかり施工したならば、1年中空調でコントロールすれば躯体の耐久性は熱さ寒さや湿度変化が少なく格段によくなるでしょう。

 施工をちゃんとしないから性能が発揮できず問題が発生します。その点からするとウレタンの吹きつけは気密と断熱が一度に出来て、施工ミスもすくなくいいと思います。問題は高いコストです。同じ性能ならば安いに越したことはありません。

 家からの熱のロスは開口部が40%です。ペアガラスは有効ですが、アルミサッシは外の冷気を中に入れるヒートブリッジとなりますので窓回りに冷凍庫の冷凍板がついているような物です。手をかざせばサッシの回りはペアガラスの面よりひんやりしているでしょう?そのアルミサッシで冷却しているようなものなんです。木製複合サッシ、樹脂サッシ、アルミ樹脂の複合サッシ(樹脂が部屋内に付いて結露を防止するものではありません。外部と内部のアルミの間に樹脂挟んでヒートブリッジが出来ない構造にしたサッシ)以外の選択では希望はかなわないと考えてください。
 東北ですので、ペアガラスは空気層12mm以上、Low-eの遮熱をする場合は外ではなく部屋内のガラスに遮熱加工をして家の熱が外へ逃げないようにすることも必要です。

 高気密高断熱でガスが使えないとか窒息するのではなどど心配や批判がされますが、そんなことでは人間すら死にます。建築基準法で24時間換気装置の設置が義務付けられていますので(部屋の空気全てが2時間に1回入れ替わる)問題はありません。新築には義務付けですので、寒い空気をそのまま取り入れる自然吸気の第三種換気ではなく、熱交換をするタイプの第1種換気装置も必須です。ベターなのは1種換気装置がレンジの換気扇と連動して吸気を多くする機能がついているもの、又は、給排気同時に出来る換気扇を設置することです。

 高気密、高断熱、24時間熱交換換気、の3点はいずれが抜けておちたり性能が低いと、住宅性能のボトルネックになります。これに咥えて全館冷暖房の4点セットは北米では建売ですら当たり前の住宅事情です。こんなレベルの差が資産価値と住宅の寿命が短い原因です。
 
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この回答へのお礼

ありがとうがざいます。我々消費者はどこのメーカー、工務店が基準を満たす技術を持っているかどうか、判断できません。普通に充填断熱をして防湿フィルム、気流止め処置を確実にすれば、不満のない断熱性能が出ると、どこの書き込みでもでています。これを担保するには設計士さんに依頼するほうが確実かとも考え相談したこともあります。しかし、性能(寒くない家)を安心してえられるのであればコストが許容範囲であればFASでもわるくないのでしょうか?(リフォーム等はさておいて)と言いますのも知り合いで2人三井で新築しましたが坪単価にして80万円前後でした。(1人は100万円近い)。山形ではとても高級です。

お礼日時:2007/11/23 15:38

まず寒い理由をきちんとご理解ください。


リビングしか2重サッシにしていないのですから他の部分は断熱設備が乏しく、更に、断熱効果が低い部分(廊下、トイレ、洗面所)に暖房器具をつぎ込んでいるわけですから「寒くてお金のかかる」のは当然のような家です。

また「経年変化で結露」とありますが、経年変化では結露など出ません。最初から結露が出る構造でそれが明らかになるまで時間がかかった、と見るべきでしょう。

さて、FASの家ですが、普通の高気密高断熱の家と同じです。会社のHPには「何十年も研究して吹きつけ断熱施工にたどりついた」などということが書かれていますが、真相は「人件費も高いし、高断熱高気密が流行だ。施工が雑でもなんとかなるのは現場の吹きつけ施工くらいだな」ってなところでしょう。

このように「つぶしのきかない」施工を行うと、リフォームや部分的な改修の際に同じようにはできませんから「いじれない家」となります。

また、ガスにすることは想定されていませんから「ガスを使うなら家の機能は保証外」となるでしょう。FASの家だから・・という理由は見当たりません。別にFASにしても構いませんが、それほど評価に値するほどのことでもないのは建築戸数が頭打ちのことでも示されています。

●また、このような工法でフランチャイズ展開している場合、この業界では加盟店の脱退と加入が頻繁に行われます。会社が掲げている加盟店数は「延べ数」であり水増ししていることがほとんどです。「各社FCの加盟店や建築戸数を総合計すると実際の何十倍になるんじゃない?」というのは業界の常識です。

・・・というわけで「特に」という工法や会社ではありません。可も無く・不可もなく、後は値段だけです。
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この回答へのお礼

そうなんです。建築戸数が多くないのには理由があるはずで、価格以外があまり良くわかりませんでした。話は変わりますが、充填断熱の場合、室内側に貼る気密シートはひび割れや穴あきなどでいつか、だめ(機能不全)になると思うのですがどうなのですか?外張りも地震などで亀裂等断熱性の低下も危惧されます。湿度の高い日本で、暖かい家で30年以上もつ家はいまでも無理なのでしょうか?断熱しなければ100年以上持つと建築関係のひとはよく言いますが。。。。

お礼日時:2007/11/23 12:19

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