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海王星の軌道は摂動計算から求められたそうですが、どうやったのでしょうか。海王星の質量と軌道を独立変数として計算したんですよね。古典力学の円運動の知識から導けると思えますが、具体的なイメージがわきません。詳しい説明のあるサイトや本をしりませんか。

A 回答 (2件)

こんにちは。


海王星軌道の計算については、No.1さんお勧めの本には出ていません。
あくまでも、球面天文学に基づいて軌道計算を行う方法について記載されています。例を挙げると、新発見の彗星の仮軌道や小惑星の仮軌道です。

摂動計算の場合には、長年にわたる観測から、軌道のふらつきを求め、そのふらつきのパラメータを、別の天体の影響にあるものと推定して求めます。

そのため、摂動計算に必要な要素として、最低でも公転軌道の1/4に相当する観測データが必要です。このような観測は、天王星がハーシェルによって発見されて後、観測データが蓄積され、ルベリエとガレによって独立して計算が求められたものです。丁度、ニュートンが古典力学を確立し、その後、ラグランジュによって、古典力学解析が確立した時期の後のことです。この研究成果をまとめたのが、ハミルトンで、ハミルトニアンという数学の演算子に名を残しています。

参考になる本としては、天体力学入門や天体力学講義をお勧めします。そこから、No.1さんお勧めの本を読み解かれると良いでしょう。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。摂動だからとうぜん測定データが必要ですよね。

お礼日時:2007/12/11 23:16

確か「天体と軌道の力学」にはそんな話があったと。


http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E4%BD%93%E3%81 …
無いかもしれませんが、軌道計算のやり方のイメージはつかめると思います。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/11 23:15

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