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86歳の母ですが、3か月前に腸閉そくを起こして入院しました。約1週間の入院で良くなりました。ところが先日また腸閉そくが起こり、検査の結果肛門から10センチのところが捻じれていて手術をしたほうがよいが人工肛門になる、と言われています。
手術をせずに済ませられませんでしょうか。
どうしても手術をしなければならないとすれば、兵庫県、大阪府ではどの病院のどの先生が安心でしょうか?教えてください。
また、手術をするとしても、人工肛門にならない方法がありますか。

A 回答 (1件)

消化器内科医です。



お祖母様、S状結腸の捻転による腸閉塞を繰り返されているのでしょうか?
この場合、内視鏡をお尻から入れて元に戻す事も可能ですが、繰り返される方もいらっしゃいますね。処置が早ければいいのですが、発見が遅れると腸の血流が悪くなって、壊死といって腸が腐ってしまう事があります。こうなると、腸に穴があいたり、腹膜炎やショック状態になり、救命できない事があります。特に、お年寄りの場合は症状も出にくい事が多く、発見が遅くなる事があります。主治医はこの点を懸念していると思います。また、内視鏡自体も、いついかなる時も100%安全であるとは言えないです。

ただ、86歳とご高齢である事を考えると手術はリスクを伴います。これは、どんな名医といわれる外科医でも同じです。今回のような手術であれば、施設間の差はあまりないと思います。

人工肛門にすると、そのケアーもありますし、お祖母様自身がそれを受け入れる事が出来るかという点もあり、判断は難しいですね。

「リスクを承知で手術をしない。万が一の時は仕方がないと、覚悟を決める。」もしくは、「捻転によるリスクを回避するために手術をする。結果としての人工肛門は、お祖母様に我慢してもらう。」になるかと思います。お祖母様の人生観もあるでしょうから、ご家族でよくご相談下さい。どんな答えを選ぶにせよ、間違いではないと思います。選んだ答えが最善のものだと思います。

あまり解決につながらない回答になってしまいましたね。申し訳ないです。
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