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以前から不思議に思っていたのですが、日本のIT系ベンチャー企業(楽天・Mixi・Livedoor・サイバーエージェント・GMOなど)は海外進出にとても消極的に見えます。

アメリカのIT系ベンチャー企業(Google・Yahoo・Amazonなど)は設立後すぐに海外でも事業を展開するのに比較すると、対照的です。

日本の電機系企業(ソニー・パナソニック・東芝)や自動車会社(トヨタ・ホンダなど)が技術的に未熟な時期(1960年代)から果敢にアメリカ市場に進出していった事と比較しても、IT系ベンチャー企業はやはり海外進出に消極的です。

いくつか原因があると思いますが、理由を教えていただけますか?

A 回答 (7件)

質問の中で「日本のIT系ベンチャー企業」と書かれている企業は、基本的にアメリカなどにあったサービスを日本風にアレンジして国内展開して成功した企業に思えます。

このOKWaveもそうですね。
検索分野でのGoogleとYahooのシェアが日米で逆ですが、ソフトバンクの和風味付けが勝因だと思います(まあ、駅前でモデムの箱を並べて、「ヤフー、ヤフー」と叫んでいた人たちのおかげもあるでしょうけど)。

現地企業を買収という形での進出ならあり得るでしょうけど、すでに同様のサービスがある他国へ、他国の文化を学びながら進出する意味自体が無いと思います。

自動車は海外発の技術を日本人の勤勉さや生産管理技術で、海外進出を果たしましたが、ソフト開発の分野ではまだ日本の生産技術が海外を圧倒するという事態にはなっていません(今後もならないかも)。また、質問にあるサービスでは、ソフトの品質自体より、アイデアやスピードが勝負です。

他国が全くやってないアイデアでのサービスを行っているところなら、海外展開はあり得ると思います。ただ、シリコンバレーに比べると日本では新規ベンチャーがアイデアだけで資金を得るのが難しく、なかなか数が出ません。同じ成功率だとしても、分母が小さい分だけ、成功者が少なくなってしまいます。
「はてな」の社長がシリコンバレーに移りましたね。期待しています。
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この回答へのお礼

ご回答して頂いた皆様、ありがとうございます。
今後の参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/01/05 17:36

IT関係の海外進出の雑用にすこし関わったものです。



結論から言うと、儲からない、の一言に限ります。

その(1)
アメリカ・スウェーデン・オーストラリアなど先進国に進出しましたが、とてつもなく人件費がかさみ、まともに仕事もなく、しまいにはソフトウェアを和訳して輸入するはめになりました。これでもマシなほうです。一太郎花子ありましたが、あっというまに消えましたね。おそらくのところパソコンにインストールしているソフトウェアはOSからOFFICEまで、ほとんどないでしょう。売るものがないと言う状態です。

その(2)
日本のソフトウェア産業の人材のレベルがとてつもなく低い。海外では大学院出てからプログラマになれますが、日本では「学歴不問、派遣先のOJT」と・・・日本で二年かかるシステムをインドでなんと半年でできてしまったことがあり、あっぱれです。

その(3)
日本人が作ったシステムは信用性が高いということで、輸出しようとしたら、特に後進国などは法整備・インフラ整備すら整ってない状態で、輸出のしようがないです。ライセンス料2億ねと言っても、1円も払ってもらえません。

その(4)
最近中国に進出する国が多いです。しかしこれ今に始まったことではなく、10年20年前からやってますが、8割失敗。linux・mixi・googleなど、コピー大国の中国ではとっくにマネされて、仰天です。中国関連会社に渡した仕様書もあっというまに、他社に出回り、中訳して日系企業の真髄の巻みたいに、それを売り飛ばす人までいる、これもあっぱれです。
その(5)
OkWebみたいなサービス関係の企業が二三海外に進出したのをみましたが、開発費は日本の三倍、収益率は日本の三割、一年でやめました。

以上、個人的な意見ではありますが、私なら絶対に海外に進出しません。
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海外進出頑張ってください。


ネガティブな理由を挙げればきりがありませんが、でも日本は世界の中で頑張らないといけない。各国にはそれぞれ、個性があります。だから活躍する場が違うと思います。インドがソフトで成功したり、アメリカはマーケティングが得意だったり。日本は品質の良い部品を作るのが得意です。ネット社会で世界がフラットになった今世界的分業を考えることが大事かと思います。マイクロソフトのOSがそこそこ安定して動くのが日本のデバイスとドライバが安定して動くからだと考えるとイメージが沸くでしょうか。スポーツや音楽は言葉が不自由でも世界で戦えます。同じように良質な部品を持って世界に行けば成功は間違いないと思うのですが。だらだらとした文ですが、お正月だと思ってご勘弁を。
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思ったことを少しばかり。



>以前から不思議に思っていたのですが、日本のIT系ベンチャー企業(楽天・Mixi・Livedoor・サイバーエージェント・GMOなど)は海外進出にとても消極的に見えます。

海外に出れば英語が必須となりますからね。それだけでいろいろと敷居は高くなると思います。

>アメリカのIT系ベンチャー企業(Google・Yahoo・Amazonなど)は設立後すぐに海外でも事業を展開するのに比較すると、対照的です。

単に、英語圏の企業が他の英語圏に進出しているだけだと思われます。

>日本の電機系企業(ソニー・パナソニック・東芝)や自動車会社(トヨタ・ホンダなど)が技術的に未熟な時期(1960年代)から果敢にアメリカ市場に進出していった事と比較しても、IT系ベンチャー企業はやはり海外進出に消極的です。

ハード屋さんの場合は、主に「製造」や「販売」の為だからだと思います(北米のマーケットを利用するのなら、向こうの工場を利用した方が利にかなうわけで)。ただし、ハイブリッド車の設計、開発などまでは、海外に移転していないですよね。(この辺りは、もしかしたら「知ったか」があるかも?)

ソフト屋さんの場合は、ソフトそのものの製造、いわゆる「コピー」はハードウェアとは比べものにならないくらい楽ですよね(ただし、品質面についてはややこしくなるので割愛)。それに加えて、インターネットを利用すれば今でもすぐにグローバル展開は可能ですし、商品の配送なども箱に入った物を物理的に届けてくれる物から、ダウンロードで完了するものまでいろいろです。

中国・インドでの人口プールを背景に、国内でもそんなにうかうかしてはいられないのですが、余程の抜本的な政策などでもない限り(メリットが見出せるまでは)、現状では変わらないでしょう。
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ベンチャーというのを抜きにして「日本のIT企業の海外進出=海外での売上」っていう面では、質問者さんのご指摘のとおりだと思います。

昔は、パソコンで使うワープロやデータベースなども、日本製ソフトが結構がんばっていましたが、Windowsの広がりと同時に、日本では、輸入超過状態ですね。OSになると、ほとんど輸入でしょう。

日本のソフトで輸出でがんばっているのは、ゲーム系です。

そして、この輸出不振で輸入超過・出不精(海外進出が乏しい)状況を解消しようということで、MIJS(Made In Japan Software)って組織が作られたわけですからね。

ここの主催するセミナーで言われていたのは、日本人は

1.戦略的発想ができない。部分最適、戦術レベルで留まっている。
2.当たり前ですが、英語が苦手。自己主張が苦手。
3.世界標準を検討する委員会等に人材を出さない(金にならないから)。出しても、一流どころじゃない人材を出す。
 ->世界の流れ(空気)がわからなくなる。日本に(意図的で無いにしろ)不利な標準が決まる。

こういった理由で海外進出が難しい、とまあ誰もが予想する?ようなことでした。

なんにしても、海外を狙うには、オンリーワン的な製品・技術が必要なわけで、それができる人がじっくりと研究・開発できる時間が、成果主義で短期決戦しか考えない経営者の元では、無いってことかもしれません。また(IT産業=人材派遣)の図式が強くて「研究開発」って文字は無いのかも?

あの、爆発的にヒットしている「初音ミク」のボーカロイドのプロジェクトって、「儲かるかどうかわからないが、しばらくやってみてくれ」っていいかげん?な雰囲気で2000年から始めたみたいですからね。

また、「日本人の米国留学生が減っている」っていうニュースもありました。「苦労するだろうけど、海外でがんばって儲けてやるぞ!」っていう会社が減っているのかも。
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楽天は既に海外展開してるし、mixiはコミュニケーションの場、Livedoorは吸収合併で何する会社か判らないし、Amazonが海外出展したのは設立してから10年後、YahooとGoogleが海外展開し出したのも10年後でなんら早く無い



業種が違うんだからIT系と一まとめにして考えると矛盾が出てきておかしくなるよー(^_^;
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この回答へのお礼

いくつかの会社のサービス開始(会社設立)の年を調べてみました。

Yahoo(アメリカ):1995年に会社設立(サービス開始は1994年)
Yahoo(日本):1996年
その他、世界30カ国以上でサービスを展開中。

Google(アメリカ):1998年
Google(日本):2001年

>YahooとGoogleが海外展開し出したのも10年後でなんら早く無い
あなたの情報は明らかに間違っているようですが、どこから入手したものですか?

楽天(日本):1997年
楽天(アメリカ):2005年にアフィリエイト大手の米LinkShareを100%子会社化し海外進出

サイバーエージェント(日本):1998年
サイバーエージェント(海外):中国で子会社が事業展開しているのみ

これだけの事例で、全体に当てはめるのは無理があるのは承知ですが、やはり日本のIT企業は海外進出に消極的だと思います。

「日本のIT企業も海外進出している」「業種が違う」という反論も結構ですが、それなら「どのような指標を使って比較すれば公正になるのか」代替案をしっかり出してください。よろしく。

お礼日時:2008/01/03 17:48

SOX法に対応することになると大変だから。


海外進出にメリットがあるとは考えていないから。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。

海外進出にメリットがないんですね。日本のIT企業も、海外でのビジネスに興味があると思っていたので、新たな発見でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/03 17:51

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