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4月から処方箋のジェネリック医薬品に関するコメントが、
“後発医薬品への変更可”から“後発医薬品への変更不可”に変わり、積極的にジェネリック医薬品を使用することを推奨するようになると聞きました。

そこで、質問なのですが、
医者が“変更不可”と判断するのはどのような理由があってのことなのでしょうか?
ジェネリックを推奨するのに、わざわざ変更不可にする必要性が分かりません。
同成分である薬剤ならば、変更不可にすることもないと思うのですが…

副作用や飲み合せなどで不都合が生じるようであっても、その辺は薬剤師さんの方が詳しいでしょうから、間違った判断はしなだろうと思ってます。

素人の質問ですので、くだらないことかと思われるでしょうが、
今後もどんどん変わっていく医療制度について、診察を受けるにあたって不安のないよう、できる限りのことは知っておきたいと思っています。
ご存知の方、ご回答のほどよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

内科医です。


大体意見が出尽くしていますが、はっきり言ってジェネリックと先発品はまったく同じではないです。ビタミン剤や消化酵素のように効き目が2,3割違っても別にかまわない薬は良いのですが、降圧剤や糖尿病の薬は困ります。ゆっくり解けていくタイプの薬を徐放剤といいますが、ある有名な降圧剤はジェネリックにしたら明らかに効き目が違いました。同じ成分で他のジェネリックのメーカーにかえたところ効き目は先発品と同等でした。薬局の仕入れの都合などで先月はA,今月はBという風に薬が変わると治療は難しくなります。また、シップではジェネリックにしたとたんすぐはがれると苦情が殺到したことがあります。
ただ、高脂血症の薬とかは別にジェネリックでよいと思ってます。
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この回答へのお礼

具体的なご意見、非常に参考になりました。
皆様の意見を総合すると、先発薬=後発薬と一様に考えるのは危険であると、改めて感じました。
制度が一般になってからまだ間もないので、普通に生活していく上では情報が不足しているうえ、偏った知識しか得られない現状ではありますが、自己で安全な判断ができる程度の知識を身につけていきたいと思っています。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:36

くだらないどころか重要な問題です



「ジェネリックと先発品の品質は同じ」
と 政府も朝日新聞も文芸春秋も言ってます
それじゃあ 世間の普通の人は信じますわな
ところが薬理学者がいくつかの薬剤について
先発品とジェネリックを解析すると
(大手製薬会社2社程度のジェネリックを除いて)
先発品に無い物質がジェネリックに含まれている
という話を複数の医師・研究者から聞きましたし

有効成分が同じでも 徐放(体内での放出)の速度が違う例は
ザラにある.降圧剤などでは重要な問題です.

こういう問題がどの程度のものなのか
実は害を来たさない程度の違いかもしれないけどデータが無い
すくなくとも国やマスコミの方が誤認又は誤報虚報をしていることは
間違いの無い事実です.

有効成分の量は間違いなく同等なんでしょうけど
それ以外の成分がどうでもいいわけでもないのです
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この回答へのお礼

例え情報に誤りや虚偽があっても、私のような一般の者にはそれを判断する術がなかなかないという事は怖いことですね。
すべての人が共通した正しい知識を持てるよう、情報を提供していただける場があるといいんですが…難しいですね
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:12

>医者が“変更不可”と判断するのはどのような理由があってのことな


>のでしょうか?
 ジェネリック医薬品には、成分は同じでも、臨床効果が異なる(劣ると感じられる)医薬品が存在します。
 パソコンだって、同じメーカーの同番の機種でも、同規格として採用されているHDDやキーボードの製造メーカーにより、品質や性能に微妙な差が出るそうです。
 ジェネリック医薬品の使用を国が推奨するのは、医療費抑制が一番の目的と言われますが、薬剤の品質、安全性を考えると、ジェネリック医薬品への変更を躊躇する製剤もあります。
 
 
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この回答へのお礼

ジェネリックだからとどの製薬会社の品物も一様に考えてはいけないということですね。
パソコンに例えでしっくりきました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:14

かんじゃさんの薬箱(日本ジェネリック医薬品学会)


http://www.generic.gr.jp/
をご紹介いたします。
このサイトでは、ジェネリック医薬品について相談に乗ってくれる
医療機関と薬局を紹介しています。
この運営団体は、ジェネリック推進の立場で情報提供していますので、協力機関に行って聞けば、
一般の方にも納得のいく説明をしてくれるのではないでしょうか。
医療機関や薬局のそれぞれの立場で、ジェネリックに対する見解の相違があるのは、
制度が解禁されてからまだ間もないので仕方ないでしょう。
医薬品の効果は、長期にわたって研究・評価されるべきものだからです。
質問者様のご質問に直接の回答ではないのですが、参考になさって下さい。
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この回答へのお礼

HP拝見いたしました。
ジェネリック推進側の意見ですので、皆様にご回答いただいた逆の意見として、比較してジェネリックに対する見解を深められそうです。
患者は、ただ医師や薬剤師の意見をそのまま受け入れるのではなく、ジェネリックの良いところ、怖いところを見極めてある程度自己判断できるような知識が必要だと改めて感じました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:19

> ジェネリックを推奨するのに、わざわざ変更不可にする必要性



今までは、医師がわざわざチェックを付けなければ薬剤師が勝手に
ジェネリックに変更出来なかったんです。それをこれからは、医師
がわざわざチェックを付けなければ薬剤師が勝手に変更しちゃうこ
とが出来るようにしたんです。薬価差益で薬剤師を誘導すれば、十
分ジェネリック使用の推進になりますよね。

手作り餃子と中国製冷凍餃子で表示成分に差はありません。だから
安い方がいいに決まっているのか、品質は保証されているのか、な
どなど、他人に依存せず医師や薬剤師と相談の上最終的には自分で
判断して下さい。
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この回答へのお礼

4月からは薬剤師の判断でジェネリックへ変更可能な上、医師への連絡も不要であるとの旨を聞いております。
医師の判断で処方した薬剤を、別の薬事に変更し、それを医師が知らないという状態もどうでしょうかね?
おっしゃる通り、自己の判断能力をつけることが重要だと思っています。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:31

薬剤師をしております。


適応症の違いがあることがあります。
例えば脳梗塞予防に使用する「プレタール」という薬ですが、もともとは慢性動脈閉塞症の適応のみでしたが、2.3年前に「脳梗塞予防」に適応を取りました。実は特許というのはその適応症ごとにあるのです。このため、患者が「脳梗塞予防」にプレタールを処方されたのに、プレタールのジェネリックにしてしまうことはできないのです。
そういうケースは結構あります。メーカーもジェネリックにされたくないため、後から効能・効果を追加するというケースが増えています。

あとは、正直医師の偏見でジェネリックを否定している方もいます。そのときでも不可をしてくる医師はいるかと思います
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この回答へのお礼

適応症にも特許があることを初めて知りました。
患者に付けた病名がその薬剤のみ使用できる適応症で、同じ薬であっても特許がある為にジェネリックでは未対応なので、結果使用できないという認識でよろしいでしょうか?
なかなか複雑ですね 難しいです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:26

リンク先は開業医さんのブログですが、おそらく質問者さんの疑問に対しての回答になると思います。


私も同意見ですので、リンクを張るだけに代えさせていただきますね。

参考URL:http://blog.livedoor.jp/mochimut/archives/504108 …
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この回答へのお礼

ブログは非常に分かりやすい内容でした。
医師の方によってご意見は異なると思いますが、このようにご説明いただければ納得です。
ジェネリック=同成分の安価なものと考えるのは危険ですね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/10 10:00

ジェネリック医薬品の中には効果が異なるものがあります。


成分は同じでも溶ける速度など、細かい違いがあるためだと聞いていますが。

私の場合「ユニフィルLA錠400mg」がいささか最初に効きすぎて、最後が弱すぎると感じていたのですが「テオフルマートL錠400」は、最初がやや穏やかで、最後まで効果が実感できました。
この薬は徐放製剤(長時間効く)ですから作る上での違いが出たのかもしれません。
これはあくまで私の体験談であり、上記の薬自体をどうこう言うものではありません。

このような違いを実感している医師や薬剤師の方の中には知らない薬を出すの心配と思われる方もいるかもしれませんね。

参考URL:http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_yaka_list_ …
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この回答へのお礼

成分は同じでも細かいの違いがあるものなんですね。
参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/10 10:20

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