名古屋城 金の鯱について

有名な話しかも知れませんが、ご教示くださいませ。

(1)名古屋城の金のシャチほこ・・・一体誰が何のために
金箔にしたんでしょうか？

(2)金シャチは、他の城でも採用されているのでしょうか？

(3)シャチを屋根上に飾る由来とは？

以上宜しくお願い致します。

No.1 回答者： Tacosan 回答日時： 2008/04/01 18:34

(3) だけ:

確か「防火」だったはず... 「シャチ」は水を司るので.
名古屋城以外にも, のってる城はあるはずです.

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
初耳でした、鯱が水を司るというのは。
確かに、色んな天守や仏閣などには奉ってありますね。

お礼日時：2008/04/04 10:51

No.2 ベストアンサー 回答者： oska 回答日時： 2008/04/01 22:10

＞名古屋城の金のシャチほこ・・・一体誰が何のために金箔にしたんでしょうか？

天下普請の城＋東海道中山道分岐点＋徳川家康の孫との理由で、徳川幕府の権威を示す目的で、幕府直轄で工事を行なっています。
遠くからでも見える様に、鯱は若干「頭でっかち」の体型ですよ。

＞金シャチは、他の城でも採用されているのでしょうか？

安土城・大坂城・伏見城・江戸城に金の鯱がありました。
安土城・大坂城・伏見城は落城、江戸城天守閣も落雷で炎上後は再建していません。
結局、名古屋城だけに金の鯱が残ったのです。

＞シャチを屋根上に飾る由来とは？

当時の天守閣は、一般の建物（櫓）に比べて高さがあります。
つまり、落雷の可能性が高いわけですね。
落雷で火災が発生しても、当時は消火の手立てがありません。
そこで、「水の神」を建物の上にのせたのです。
一種の「おまじない」ですね。

余談ですが、今でも地方の民家にも「おまじない」が残っています。
「雨」の字を瓦に描いたり、屋根下に「青（水）」「白（雲）」でライン（波線）を引いています。

この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございました。
やはりいつの時代も、「金」は栄華の
象徴なんですね。時の権力者の居城は
ほとんどが金鯱だったんですね。

火災予防に水の神・・・日本家屋の
伝統なんですね。我が家の瓦も変えたくなりました。

お礼日時：2008/04/04 10:56

No.3 回答者： nemosan 回答日時： 2008/04/01 22:42

(2)　岡山城が金鯱です

http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%B6%E2%F2% …

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご教示いただいたＵＲＬはとても参考になりました。
岡山城も採用していたんですね。
他にも意外と多いのには驚きました。

お礼日時：2008/04/04 10:57