ショボ短歌会

三相ポンプの電流値を盤内端子台にて、クランプメーターで実値測定しましたが、制御盤据付の電流計と8Aも誤差がありました。
(電流計指示24A クランプ指示16A)
稼動ポンプ3台すべてに同じ現象が見えます。(3台とも同一制御盤にて制御、電流計は1つのみ)
私の測定ミスでしょうか?
測定箇所は、端子台2次側(負荷モーターからの配線UVWのV線)
教えてください。

A 回答 (1件)

クランプメータには平均値整流実効値換算型と真の実効値型とがあります。



平均値整流実効値換算型は安価です。
平均電流を測定したあと、係数を掛けて実効値に換算して表示しています。
この係数は正確な正弦波の係数です。
測定する電流が正弦波なら正確に表示されますが、乱れていると誤差が大きくなります。

特に多様な負荷がつながっている動力ラインは、通常の正弦波とは全然違う波形になりますから、
誤差が数十パーセントにもなることもあります。

相対値が分かれば良いのであれば一般的なクランプメータでも使えますが、
値を正確に測定する必要がある場合は、高価ですが、真の実効値形を使うしか方法はありません。

電流指示計も誤差があります。
単純な電流指示計(可動鉄心型など)の値は、あくまで目安程度のものです。
また、計器用変成器を経由していると、誤差はさらに大きくなります。
インバータなどであれば尚更。
電源の品質によって値は変わってしまいます。
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